@h_r_p_studio さんの写真。)

シリウスステークス2018の予想です。

シリウスステークス2018の出走馬は、グレイトパール、サンライズソア、オメガパフューム、ヒラボクラターシュ、クインズサターン、ラインルーフなど16頭。阪神競馬場ダート2000mで行われるハンデ・G3戦です。

9月29日(土)の平場の勝負レースはこちらから(当日の9時ごろに掲載します)。

秋の中山、阪神開催もいよいよ最終週。秋に入って調子が上向いているので、最終週もいい形で締めて4連勝と行きたいところです。今週は天気が心配ですが、来週が3日間開催なのでできれば、無事に開催されて欲しいですね><

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シリウスステークス2018の予想です

シリウスステークスは、タフな持久力戦になり、惰性で粘り込める馬が活躍するレース。昨年こそメイショウスミトモの差し切りが決まったものの、16年マスクゾロのように前々でバテずに長く脚を使える馬が好走しやすい。今年は台風の影響で馬場が不良まで悪化しそうだが、だからといって差しがズバズバと決まるとは思えず、傾向通り前々で粘り込みを図れそうな馬を狙いたい。

本命は本格化した可能性が高いラインルーフを狙う

16年伊丹ステークス勝ち後、二ケタ着順が続いてスランプに陥っていたが、昨秋の観月橋ステークス以降のダート戦は1、2、3、1着と安定した走り。ただ復調しただけではなく、前走名鉄杯が一皮むけたとしか思えない異次元の強さで、ここに来て本格化したと見ていいのではないか。しかも鞍上の森騎手はレース後に「直線はソラを使ってまだ余裕があった」と述べており、全力で走ってのパフォーマンスでもなかった。

何度か書いていることだが、フレンチデピュティの血が入っているとサンドトゥルー、テイエムジンソク、エイシンデピュティ、オヤコダカなど一気にG1、重賞を勝ち上がるパターンが多く、本馬も前走で本格化したのであれば、ここは一気に重賞ウィナーの仲間入りをしてもいいだろう。1~3枠【1.0.0.5】に対し、6~8枠は【4.2.0.2】。被されずに運べれば強い面があり、8枠15番は本馬にとって大きなプラス。重賞で経験の浅い鞍上は不安だが、この枠やらやることはひとつ。人馬ともに(平地)重賞初制覇に期待したい。

相手はグレイトパールが巻き返してくるはず

前走平安ステークスで連勝が止まってしまったが、過去最高の馬体重(554キロ)で動きが明らかに鈍く、力を出し切っての敗戦ではなかったはず。平安ステークス→アンタレスステークスの連勝を見ても、低レベルな現ダート路線なら頂点に立てる逸材。中内田厩舎なら前走と同じ失敗はしないはずで、ここは見直しの余地ありだろう。休み明けの一戦になるが、馬体重は540キロ台以下に戻したいところ。

3番手は人気こそないが、コスモカナディアンの一撃があってもいい

前走平安ステークスは8-8-13-11の通過順を見ても流れに乗れずの敗戦。早め早めに動いてスタミナ、持久力を生かしてこそのタイプなので、馬群の後ろで我慢し、仕掛けが遅れたのは見た目以上に痛かった。17年仁川ステークスではグレイトパール、18年東海ステークスではテイエムジンソクと一騎打ちを演じている馬。能力の絶対値はこのメンバーに入っても見劣らず、スムーズに運べれば、あっと驚く激走があっても不思議ではない。ロージズインメイ産駒はローズプリンスダム、マイネルバイカ、サブノクロヒョウなどスタミナ勝負に強い。

レパードステークスで本命に推したヒラボクラターシュはまだまだ成長の余地がある。前走ラジオ日本賞は人気薄激走→激走が支持されて人気を集めるという嫌なパターンだったが、お構いなしの完勝劇。着差こそ僅かだったものの、見た目以上に強い内容だった。同じ3歳ではオメガパフュームのほうが人気を集めるかもしれないが、成長度を加味するとこちらほうが強いのではないか。ただ過去に馬券圏外に敗れた2戦がともに重馬場。ゴリゴリのダート馬らしくスピード能力にやや欠ける面があるので、不良で時計の速い決着になってしまうと力を出し切れずに敗れるかもしれない。

サンライズソアは前走平安ステークスがマイペースの逃げを打てての勝利。名古屋大賞典もハナを奪っての逃げ切り勝ちだったので、本質的に自分でレースを作る形があっているのかもしれない。しかし、今回は明確に逃げたい馬(コパノチャーリー)がいるので、控える形に回りそう。逃げなくても力を発揮できるが、買い時としては前走だった気がする。

オメガパフュームは現3歳ダート路線を引っ張る1頭。休み明け、古馬初対戦でもハンデ戦で斤量53キロならいきなり通用してもいいだろう。スウェプトオーヴァーボード産駒らしくスピード能力が高いので、道悪で時計が出やすい馬場になるのは本馬にとってプラスかもしれない。

クインズサターンは前走ラジオ日本賞で1番人気に支持されながら4着に敗れたが、自分でレースを作れない弱みが出た感じ。頭数が増えてタフなレースになったほうが持ち味が生きるので、今回はパフォーマンスを上げてくるはずだ。

ミキノトランペットはここに来て1000万下→1600万下と連勝して本格化。前走白川郷ステークスの勝ち時計は同条件の名鉄杯を勝利したラインルーフに見劣るが、序盤のペースがそこまで速くなかったので時計が出なかったのはそこまで気にしなくてもいい。レースセンスが高く、前々で運べるのは大きな強み。ラインルールの先行粘り込みに賭ける以上、能力では見通ると見ても同脚質の本馬は押さえておきたい。

最後にウェスタ―ルンド。ダートに替わってから1000万下→1600万下と2連勝。今回はメンバーレベルが一気に上がるので厳しい戦いになりそうだが、まだ底を見せていないのは事実で押さえておいて損はないか。

シリウスステークス2018の印です

◎⑮ラインルーフ
○⑧グレイトパール
▲⑬コスモカナディアン<次走注目>
△⑤ヒラボクラターシュ
△⑭サンライズソア
△③オメガパフューム
×⑥クインズサターン
×①ミキノトランペット
×⑯ウェスタ―ルンド

以上、シリウスステークス2018の予想でした。