東京記念2018(大井)の予想です。
東京記念2018の出走馬は、地元南関東勢からシュテルングランツ、ユーロビート、クラージュドール、サブノクロヒョウ、ウマノジョーらが出走。他地区勢からは、ステージインパクト(北海道)、カツゲキキトキト(愛知)、ストロングサウザー(岩手)らが参戦します。大井競馬場2400mで行われるSI戦。このレースは勝負度D(自信度★★★☆☆ 妙味度★★☆☆☆)を予定しています。
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9月最初の地方重賞は…
●戸塚記念(勝負度C)
1着チャイヤプーン(5番人気)
2着○トキノパイレーツ(1番人気)
3着△クレイジーアクセル(4番人気)
6着◎ムシカリ(6番人気)
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前日のイレギュラーで予想した地方重賞は4戦3勝と好調でしたが、メインの戸塚記念が残念ながらハズレ。前哨戦の芙蓉賞と同じくムシカリとトキノパイレーツの2頭軸で攻めましたが、ムシカリの力がやや及びませんでした。
今月は地方重賞が少なく、残り2つ(東京記念とオーバルスプリント)。どちらかはしっかりと当てて9月もいい形で終わりたいと思います!
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東京記念2018の予想と見解です
大井の名物長距離重賞・東京記念。昨年まではSIIの格付けだったが、今年からSIに昇格。1着賞金も2200万→3200万にアップし、今年は例年以上に多士済々なメンバーがそろったといえる。
長距離重賞のポイントは、とにかくリピーター色が強いこと。JRAでいえば、トウカイトリック、デスペラード、アルバートなどが同一重賞でたびたび好走。この東京記念でもウエノマルクン、ルースリンド、マズルブラストらが複数年に渡って好走しており、同一重賞の好走歴はもちろん、過去に長距離重賞で結果を残していれば、それは大きなアドバンテージになる。
今年も過去の好走歴or長距離実績を重視しつつ、全体的に能力差がそこまでないので、展開に恵まれそうな馬から入っていきたい。それでは予想にいきましょう。本命は…
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クラージュドールが堅実駆けのはず
戦績を振り返れば、長距離重賞では常に安定した成績を残している馬。特に評価したいのは今年の金盃のパフォーマンス。鞍上の森騎手が上手く誘導したとはいえ、早めに抜け出すと2着ウマノジョー以下を寄せ付けずの完勝。南関東勢に関していえば、今回は当時と似たり寄ったりのメンバーなので、能力+長距離適性で一歩リードしているといっていいだろう。
問題は金盃のように前と離され過ぎずかつロスなく立ち回れるかだが、枠順の並びを見ると、本馬より内に前に行きたい馬(シュテルングランツ、キングニミッツ、カツゲキキトキト)がいるので、最初のホームストレッチまでには内に切り込めている可能性が高そう。まさに金盃と同じようなレース運びができそうなので、能力+長距離適性を素直に信頼したい。
相手は昨年の東京記念2着馬カツゲキキトキト
その昨年は逃げて他馬の目標になる厳しい競馬。鞍上の大畑騎手の経験のなさが出たようなレースで、ダートグレードでたびたび好走しているのだから決して力負けではないだろう。今回はシュテルングランツが行くことで自動的に控える形になりそう。帝王賞の走りを見ても大井コースは合っており、能力通りの走りができれば、先行押し切りがあってもいい。ロスなく立ち回れる枠順も魅力的だ。
3番手は昨年の東京記念覇者サブノクロヒョウ
その昨年は15頭立ての12番人気、単勝123.2倍での激走だったが、今振り返れば、長距離への適性が非常に高く、決してフロックではなかった感じ。被されずにスムーズな先行策を打てるかどうかが重要なので、外目の枠を引けたのはこの馬にとってプラスだろう。ロージズインメイ産駒らしくスタミナ豊富なイメージで、ほかの先行馬がバテてもこの馬だけは残るようなシーンは十分に考えられる。
ウマノジョーは今年の金盃の内容から能力的にはクラージュドールと五分五分。問題は16番ゲートからどう捌くか。大井2400mはスタート後にすぐコーナーがあるので、この枠だとほぼ最後方に近い位置取りになりそう。いくら能力、長距離適性で評価できても外々を回らされるロスは大きいだろう。
キングニミッツは馬群の内から捌いてこそのタイプで、内目の枠を引けたのは大きなプラス。昨年の東京記念3着、今年の金盃3着の走りを見ると、さすがに勝ち負けは難しいかもしれないが、自分の能力を出し切れる条件は整ったので、馬券圏内のチャンスなら十分にあるだろう。
ユーロビートは17年ダイオライト記念2着以降、馬券圏内に加われていないが、2走前の大井記念ではリッカルド、サブノクロヒョウ、ヒガシウィルウィンに次ぐ4着に健闘。ピーク時と比べると、やや物足りなさは残るものの、得意の長距離戦で地方馬同士のレースなら馬券圏内に加わっても不思議ではないか。昨年の同レースでは1番人気に支持されており、1年経っただけで人気を大きく落とすなら怖い存在かもしれない。
ステージインパクトは昨年の道営記念勝ち馬でいかにもスタミナ豊富なイメージ。門別のこの路線はモズオトコマエ@イヌワシ賞の勝ちっぷりを見てもレベルが高い。人気は意外となさそうだが、ストロングサウザーよりは人気を考えても面白いのではないか。
ストロングサウザーの前走立秋特別はストレスが全くなく、調教のようなレースだったので、今回のレースに向けて参考にはならないが、クラージュドールやシュテルングランツの活躍を見る限り、本馬が南関東重賞で好走しても驚けないか。
最後にシュテルングランツ。前走東京記念トライアルは鮮やかな逃げ切り勝ちだったが、鞍上の的場騎手も述べている通り、すべてが上手くいった印象。今回は逃げても4コーナーで外から被される形になるはずで、易々と逃がしてもらえないだろう。中途半端に売れるなら評価を下げたい。
東京記念2018の印
◎⑧クラージュドール
○⑥カツゲキキトキト
▲⑭サブノクロヒョウ
△⑯ウマノジョー
△⑤キングニミッツ
△⑦ユーロビート
×⑨ストロングサウザー
×②ステージインパクト
×④シュテルングランツ
東京記念2018の予想ファイル
東京記念2018の買い目
予想通り人気が割れて混戦ムードですね。◎クラージュドール○カツゲキキトキトの2頭軸を予定していましたが、無理に絞らなくてもそれなりにリターンがありそうなので、サブノクロヒョウも置くことにします。
【本線】
3連複:8-6、14-2、4、5、6、7、9、14、16(13点)
3連複で1列目にクラージュドール、2列目にカツゲキキトキト、サブノクロヒョウ、3列目に印を打った馬へ(ワイド2点でもOK)。本線は2列目がカツゲキキトキト、3列目がユーロビートまでです。
【ボーナス】
3連単:6、8→6、8→5、7、14、16(8点)
ボーナスは買いづらいですが、絞って買うとすれば、クラージュドールとカツゲキキトキトのワンツーで決まり、3着に本線までの馬が入る組み合わせでしょうか。
以上、東京記念2018の予想でした。