エルムステークス2018の予想です。
エルムステークス2018の出走馬は、ハイランドピーク、ミツバ、ドリームキラリ、リッカルド、ロンドンタウンなど14頭。札幌競馬場ダート1700mで行われるG3戦です。
土曜日は午前中に好発進できたのですが、午後に入ってから貯金を徐々に溶かす形に。札幌最終の3連単で盛り返したものの、トントンくらいで終了。日曜日は蟹がたくさん食べられるくらい勝ちたいと思います。
なおジャックルマロワ賞は夜に掲載いたします。
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エルムステークス2018の予想です
昨今のダート中距離路線は主役馬不在の状況が続いており、このエルムステークスも混戦ムード。能力差がないのであれば、カギを握るのは展開だろう。
逃げるはドリームキラリ。最近は一時期よりも行き脚がつくようになっており、2枠2番の絶好の枠順、鞍上の藤岡祐介騎手の姿勢を考えてもここは行き切る可能性が高い。
直後を追走するのはハイランドピーク。前走マリーンステークスはラストダンサーと競い合った分、最後に失速してしまったので、今回は逃げるドリームキラリを前に見ながら4コーナー付近から並びかけるイメージで乗ってくるだろう。隊列は意外とすんなり決まり、逃げ、先行勢有利に流れるのではないか。人気のリッカルド、ミツバは内目の枠に入ったことで、自分から動けない可能性がある。ここはベタに前残りに賭けてみたい。
本命はハイランドピークの押し切りに期待
前走マリーンステークスは大逃げを打ったラストダンサーと競い合ってしまい、本来なら大敗しても不思議ではないレース。小回りダート1700m戦は基本的に前傾ラップになりやすいが、度を超えた前傾ラップで進んでおり、2着に踏ん張ったことが評価できる内容だった。今回は前走の敗戦+ドリームキラリが是が非でもハナを叩くので、すんなりと2番手に収まりそう。自分のリズムで運んで4コーナーからドリームキラリに並びかければ、直線入り口で先頭に立ってそのまま押し切れると見た。
相手はドリームキラリに好走条件がそろった
近走の行きっぷり、2枠2番の枠順、鞍上の藤岡祐介騎手のキャラクターを考えると、ここは自分の形に持ち込める可能性が高い。行き切ればとにかくしぶといので、昨年のエルムステークス同様、上位争いには加わってくるのではないか。ただ後続勢の目標になる分、逃げ切るよりも何かに差されて2、3着に敗れるほうがイメージしやすい。
3番手はアルタイルの一撃があっても良さそう
3走前のポルックスステークスでは名鉄杯を圧勝したラインルーフを鮮やかに差し切った馬。ややムラ掛けのイメージはあるが、能力の絶対値ならこのメンバーに入ってもヒケを取らない。前走アンタレスステークスは勝負どころで位置を押し上げられなかった上、直線で前が壁になってしまい、参考外の一戦。スムーズに運べていれば、2着ミツバとも差はなかっただろう。そのミツバが上位人気に推されるなら本馬は人気的に狙い目といっていい。
ディアデルレイは近走やや苦戦しているが、昨年の師走ステークスではサンライズノヴァに完勝しており、能力は重賞でも通用していいはず。前走マリーンステークスは2着ハイランドピークから0.2秒差の6着。着順ほどレース内容は悪くなく、外目の枠から気分よく運べれば、前走以上のパフォーマンスを発揮してくるかもしれない。
人気はないが、ブラゾンドゥリスも怖い存在。やや揉まれ弱い面があるため、外枠からスムーズな先行策を打てるかが重要で、今回は枠順的に力を発揮できる番。前走プロキオンステークスは勝ち馬が強過ぎただけで、2着インカンテーションから0.2秒差の5着。能力通りに走れば、上位争いしても不思議ではない。小回りダート1700mも【1.2.0.1】と結果を残している。
リーゼントロックは前走マリーンステークスがやや上手く行き過ぎた印象。ラストダンサーとハイランドピークが玉砕気味のペースで飛ばしたことで展開の恩恵を受けたのは間違いなく、見た目的には脚を余した形だが、内容はハイランドピーク>リーゼントロックと判断していいだろう。再現性の低い競馬で、今回も同じパフォーマンスを発揮できるかは分からない。
ロンドンタウンは復調気配を見せているが、蛯名騎手への乗り替わりがマイナスに働きそう。昨年のエルムステークスは岩田騎手がロスなく立ち回っていた分、最後に弾けた印象。今回は自分から動く蛯名騎手なので、3~4コーナーから早めにドリームキラリ、ハイランドピークを捕まえに行き、直線で脚がなくなっているかもしれない。
ミツバは能力上位もコース替わり、枠順で割引が必要。内目の3枠3番だと近走のようなロングスパートを打てるか微妙で、仮に打てたとしてもドリームキラリ、ハイランドピークの2頭をマクり切るのは難しいだろう。脚を余すか、中途半端に脚を使って伸び切れずに敗れそうだ。
アンジュデジールはドリームキラリ、ハイランドピークを見ながらロスなく立ち回れそうだが、能力的に通用するかどうか。牝馬限定のダートグレードは1000万下レベルなので、近2走の勝利をそこまで評価できない。
モルトベーネは能力的に通用していいが、長期休養明けがさすがに割り引き。前走東海ステークスのように内目の枠からロスなく運んだほうがいいタイプで、8枠13番も歓迎とはいえない。
リッカルドは南関東に転厩後、息を吹き返したように活躍。復活の要因は黛騎手が下手だったこともあるが、地方に水が合っていた面もあり、再びJRAに戻って近走通りのパフォーマンスを出せるかは未知数。ルメール騎手騎乗で人気を集めるのであれば、押さえ評価に留めておきたい。
エルムステークス2018の印です
◎⑧ハイランドピーク
○②ドリームキラリ
▲⑦アルタイル
△⑪ディアデルレイ
△⑫ブラゾンドゥリス
△⑥リーゼントロック
×⑨ロンドンタウン
×③ミツバ
×④アンジュデジール
×⑬モルトベーネ
×①リッカルド
以上、エルムステークス2018の予想でした。