川崎マイラーズ2018(川崎)の予想です。
川崎マイラーズ2018の出走馬は、オメガヴェンデッタ、ウェイトアンドシー、ポイントブランク、セイスコーピオン、ラインハートなど14頭。川崎競馬場1600mで行われるSIII戦。このレースは勝負度C(自信度★★★☆☆ 妙味度★★★☆☆)を予定しています。
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先週の羽田盃&東京プリンセス賞は…
●羽田盃(【羽田盃2018予想】大井1800mのSI戦です)
1着◎ハセノパイロ(1番人気)
2着○リコーワルサー(7番人気)
3着▲ハセノパイロ(4番人気)
●東京プリンセス賞(【東京プリンセス賞2018予想】大井1800mのSI戦です)
1着○グラヴィオーラ(2番人気)
2着◎プロミストリープ(1番人気)
3着△ゴールドパテック(7番人気)
とダブル的中!
特に羽田盃は現地観戦でのブチかましとなりました(^^)/
勝負度Cの羽田盃ですが、、
1着◎ヤマノファイト(1番人気)
2着◯リコーワルサー(7番人気)
3着▲ハセノパイロ(4番人気)の大本線的中(^^)/
いやー森さんを信頼して良かった。そしてこの世代で好きなリコーワルサーもハセノパイロも復活して嬉しい(T_T) pic.twitter.com/PWlFMtjycu
— ゆたぽん (@yutapony) 2018年5月9日
この調子で今週の川崎マイラーズも当てたいところです。
川崎マイラーズ2018の予想と見解です
今月に入って昨年のUAEダービーで2着に好走したエピカリスが大井に移籍するというビッグニュース。最近の南関東はJRAで壁にぶつかった馬がよく移籍するようになり、ケイアイレオーネ、リッカルド、ロワジャルダンなど、ダートグレード勝ち馬の移籍も珍しくなくなった。
川崎マイラーズではダートグレード勝ち馬こそいないものの、出走馬14頭のうち9頭が元JRA所属、3頭がオープンクラスに在籍していた(以下参照)。
●川崎マイラーズに出走する元JRA所属馬
ヨヨギマック…JRAで5勝。オープン在籍(ベデルギウスS3着)。
ジョーオリオン…JRAで4勝(うち3勝は芝)。1600万下在籍。
ウェイトアンドシー…JRAで3勝。1000万下在籍。
ポイントブランク…JRAで5勝。オープン在籍(オアシスS3着)。
タイムズアロー…JRAで5勝。オープン在籍(BSN賞2着)。
オメガヴェンデッタ…JRAで5勝(うち3勝は芝)。
ラインハート…JRAで5勝(うち4勝は芝)。
バルダッサーレ…JRAで2勝(ともに3歳時)。
セイスコーピオン…JRAで4勝。1600万下在籍。
南関東に移籍してからの実績はもちろん重視すべきだが、先週のケンタウルス賞◎ナンヨーマークではないが、この中に“JRA時代の実績の割りに”人気の盲点になっている馬がいるかもしれない。それでは予想にいきましょう。本命は…
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叩き3走目でポイントブランクがさらに前進する
転入初戦の弥生特別ではJRA1000万下在籍のウェイトアンドシーに敗れたが、休み明け、馬体重+24キロではさすがに走れる状態ではなかった感じ。本馬はJRAで5勝、オープンクラスまで出世して、昨春のオアシスステークスではアルタイル、センチュリオンに次ぐ3着に好走した馬。JRA時代の実績から能力の絶対値はポイントブランク>ウェイトアンドシーと判断していいだろう。
叩き2走目の陽春賞では馬体重が-9キロと絞れたことでパフォーマンスが一変。4コーナーまで馬群の後ろでじっと我慢すると、直線では空いたスペースから力強く抜け出して完勝。勝ち時計1分41秒0は翌日に行われたマリーンカップで勝ち馬アンジュデジールがマークした時計(1分41秒2)よりも速かった。
JRA時代の馬体重の推移からベストは540キロ前後。前走の馬体重は551キロ。まだ良化の余地を残しており、叩き3走目でさらに絞れてくれば、パフォーマンスをさらに上げてくるだろう。今度はJRAで1000万下止まりだったウェイトアンドシーに先着できると見た。
相手は地方でレースセンスの良さが生きているウェイトアンドシー
JRAでは1000万下止まりだったが、地方に移籍してからはレースセンスとスピードを武器に目下3連勝。2走前にはJRA1600万下在籍のラブミークンを下しており、JRAよりも地方の水が合っているのだろう。
前走川崎1600mで行われたスパーキングナイトチャレンジを1分42秒0で勝利。過去3年の川崎マイラーズの勝ち時計は15年1分42秒3、16年1分41秒8、17年1分42秒1と1分42秒前後なので、同レースを勝てるだけの力があると判断していいだろう。同型オメガヴェンデッタの存在はカギだが、コース適性、距離実績を考えると、オメガヴェンデッタにマークされても簡単には止まらないのではないか。
3番手は人気落ちのムサシキングオーが狙い目だろう
近走左回りの1600mで行われた重賞では17年京成盃グランドマイラーズ2着、17年スパーキングサマーカップ3着と連続して馬券圏内に好走。大井で走ることが多いため、大井巧者のイメージはあるが、近走のパフォーマンスを比較すると、左回り1600mがこの馬のベスト条件といってよさそう(先週の◎ブラゾンドゥリスではないが、隠れ左回り巧者)。前走ブリリアントカップはリッカルド、タービランスを追いかけての失速で仕方なし。結果を残してる条件に変われば、巻き返しがあってもいいだろう。
インフォーマーは重賞実績に乏しいものの、ここに来て一時期の不振を脱した感があり、前走陽春賞では勝ち馬ポイントブランクから0.5秒差の3着。2着ソッサスブレイは次走かしわ記念で8着とそれなりに走っており、同程度のパフォーマンスを見せた本馬なら南関東重賞で力が足りないことはないはず。ペースがやや速くなりそうな中、内で上手く脚を溜められそうなのも魅力だ。
ラインハートは人気のウェイトアンドシー、オメガヴェンデッタが前々でやり合えば、展開の恩恵を受けるはず。ただ牝馬限定のダートグレードはJRA1000万下レベルの馬が勝てるレースなので、ダートグレード実績があるからといってここで能力上位とは思わないほうがいいだろう。
オメガヴェンデッタは前走フジノウェーブ記念で勝ち馬リッカルドに早めに交わされながら2着に好走。南関東でもうひと花咲かせそうな走りだったが、今回は実績のない1600m(コーナー4回の競馬も初めて)。JRA時代、1600m以上では【0.0.1.3】と結果を残せておらず、コース替わりが決してプラスではないだろう。1、2番人気に推されるのであれば、やや疑った目で見たい。
ジャーニーマンは川崎1600mが得意な馬。南関東に移籍してからの5勝のうち4勝は川崎1500~1600mで挙げている。ただ重賞では苦戦気味で、昨年の川崎マイラーズでは2番人気に推されながら9着と敗退。スムーズな先行策を打てないとやや脆い面があり、強力な先行馬(ウェイトアンドシー、オメガヴェンデッタ)がいる今回は力を出し切れないかもしれない。
タイムズアローは人気がないなら押さえておく。前走皐月盃の走りを見るとさすがに年齢による衰えを感じるが、3走前の報知グランプリカップでは2着ロワジャルダンから0.3秒差の6着とそこまで負けておらず、当時のパフォーマンスを出せれば、通用しても不思議ではないだろう。
最後に転入2戦目のヨヨギマック。転入初戦の卯月杯は見せ場なく8着に敗れたが、「JRA5勝、オープンクラス在籍」はポイントブランクと同じ。大型馬なのでひと叩きされて一変する可能性はありそうで、人気がないなら押さえておきたい。
川崎マイラーズ2018の印
◎⑥ポイントブランク
○⑤ウェイトアンドシー
▲⑫ムサシキングオー
△③インフォーマー
△⑩ラインハート
△⑨オメガヴェンデッタ
×④ジャーニーマン
×⑧タイムズアロー
×①ヨヨギマック
川崎マイラーズ2018の予想ファイル
川崎マイラーズ2018の買い目
夕方現在のオッズを見ると、ウェイトアンドシー、オメガヴェンデッタ、ポイントブランクの三つ巴状態。ウェイトアンドシーは相手強化、オメガヴェンデッタは距離に少し不安があるので、その3頭で決まらない組み合わせに期待したいところ。ポイントブランクは馬体重がさらに絞れて欲しいですね。あと10キロくらい減るのが理想でしょう。あと勝負度Cの予定でしたが、オッズ妙味があまりないので勝負度D(自信度★★★☆☆ 妙味度★★☆☆☆)に変更します。
【本線】
3連複:6-5、12-1、3、4、5、8、9、10、12(13点)
3連複で1列目にポイントブランク、2列目にウェイトアンドシー、ムサシキングオー、3列目に印を打った馬への組み合わせ(ワイド2点でもOK)。本線は2列目がウェイトアンドシー、3列目がオメガヴェンデッタまでです。
【ボーナス】
3連単:6→5⇔3、9、10、12(8点)
3連単ボーナスを絞って買うとすれば、ポイントブランクが勝ち、ウェイトアンドシーが2、3着に走り、相手にオメガヴェンデッタまでが入る組み合わせでしょうか。
以上、川崎マイラーズ2018の予想でした。