【皐月賞2018予想考察】ワグネリアンら出走予定

（@h_r_p_studio さんの写真。）

皐月賞2018の予想考察です。

皐月賞2018の出走予定馬は、ワグネリアン、ステルヴィオ、キタノコマンドール、オウケンムーン、タイムフライヤーなど。中山競馬場芝2000mで行われる３歳限定のＧ１戦。牡馬クラシック第一弾です。

今朝は大谷翔平の２戦目の登板を朝５時に起きて見ていました。途中まで完全試合があるのでは…と思うほどのピッチングでしたが、７回途中で初ヒットを許しちゃいまいたね。それにしても朝から凄いピッチングを見さしてもらいました。イチローも今年で最後かもしれないですし、エンジェルスとマリナーズが対戦する試合を一度くらいは見に行きたいなと思いました。

先週は土曜日こそ調子が良かったのですが、日曜日に失速する残念な結果に。今週が春の中山、阪神開催の最終週。皐月賞、中山グランドジャンプと楽しみなＧ１もありますし、いい形で終われるように頑張ります！

平場の勝負レースなどはメルマガで配信しています。ご登録は以下からお願いいたします。詳細はメルマガ『ゆたぽんの馬券生活協同組合』に加入するをご覧ください。

メルマガを購読する

皐月賞2018の予想のポイント

三冠で最もポテンシャルが要求されるレース

これは毎年書いていることかもしれませんが、

皐月賞はポテンシャル勝負になりやすいレース

です。

コーナー４回の中山芝2000m＝立ち回り、器用さが問われると思うかもしれませんが、皐月賞が行われるのは開催最終週のタフな馬場。距離が本質的に長い馬の参戦もあるため、ペースは基本的に緩みません。実際に過去５年の前後半の1000mを見ると、

17年59.0-58.8
16年58.4-59.5
15年59.2-59.0
14年60.2-59.4
13年58.0-60.0

とハイペースになることはあっても極端なスローペースになることはなく、総合力（ポテンシャル）が問われています。今年の中山芝は例年以上にタフなイメージですし、逃げ、先行勢もそれなりに揃っているので、皐月賞らしいポテンシャル勝負になるのは間違いないでしょう。

距離延長組が圧倒的に優位

以下にまとめたのは過去５年の皐月賞の前走距離別成績です。

◆過去５年の皐月賞の前走距離別成績（13～17年）

同距離、今回延長（距離延長）、今回短縮（距離短縮）で分けると、

距離延長組が圧倒的に優位

という結果に。

なぜ距離延長組が好結果を残しているのかですが、「皐月賞は道中のラップが緩まない」ことが大きく関係しているといえそう。この時期の３歳限定の芝2000m以上のレースはほとんどがスローペースなので、道中のペースが緩みにくい芝1800m以下のレースのほうが皐月賞に直結しやすいのでしょう。また皐月賞は高速馬場で行われるので、１ハロン長いような馬でも惰性で粘り込みやすいのだと思います。

昨年の勝ち馬アルアインは前走毎日杯で、２着ペルシアンナイトは前走アーリントンカップ。中長距離向きで日本ダービーでワンツーを果たすレイデオロは５着、スワーヴリチャードは６着に敗れていました。芝2000m以上を中心にクラシックの王道ローテを歩んでいる馬についてはむしろ疑って見たほうがいいでしょう。

皐月賞2018の予想オッズ

予想オッズも書いていきます。

１番人気はワグネリアン。「ダノンプレミアムがいなければ」と仮定すれば、４戦４勝と無傷の馬。なんだかんだ弥生賞組は評価されますし、弥生賞最先着の本馬が１番人気に推されるでしょう。単勝は２倍台後半と予想します。

２番人気はステルヴィオ。本馬も「ダノンプレミアムがいなければ」と仮定すれば、５戦５勝と無傷。前哨戦のスプリングステークスを制し、鞍上がルメール騎手ですし、上位人気の１頭には推されるはず。単勝は３倍台前半と見ます。

３番人気はキタノコマンドール。新馬はそこまでインパクトがなかったものの、前走すみれステークスが時計、レース内容ともに優秀。鞍上がＭ・デムーロ騎手なら期待込みで上位人気に推されるでしょう。単勝は４倍前後でしょうか。

以下、オウケンムーン、ジャンダルム、タイムフライヤー、エポカドーロ、ジェネラーレウーノ、ケイティクレバー、グレイルと続くでしょう。

皐月賞2018のイチオシ馬は…

高松宮記念～桜花賞では、

高松宮記念　ファインニードル（２番人気１着）
大阪杯　アルアイン（２番人気３着）
桜花賞　リリーノーブル（３番人気３着）

とここで推した馬がすべて３着以内に好走。今週も続きたいところです。現時点での本命候補は、

エポカドーロ

です。スプリングステークスが自分から勝ちに行って２着と負けて強しの競馬。昨年のアルアイン、ペルシアンナイトは芝1600mで勝ち鞍がありましたが、本馬も芝1600mの未勝利を勝ち上がっており、明らかに皐月賞向きの馬でしょう。今回、逃げ、先行勢がそろいましたが、スプリングステークスの走りを見ても控えても心配はいらないでしょう。極端な内枠さえ引かなければ（大阪杯も皐月賞も詰まっいる戸崎騎手なので枠だけが心配）、人気は控え目気味ですが、堅実に走ってくると見ています。

以上、皐月賞2018の予想考察でした。