エーデルワイス賞2017(門別)の予想です。

エーデルワイス賞2017の出走馬は、JRAからラインギャラント、シャインカメリア、ジュンドリーム、ウインジェルベーラが出走。地方勢は、ストロングハート、ボーダーレスガール、グラヴィオーラ(以上、北海道)らが迎え撃ちます。門別競馬場1200mで行われるJpnIII戦。このレースは、勝負度D(自信度★★★☆☆ 妙味度★★☆☆☆)を予定しています(オッズ次第ではCにするかもしれません)。

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失意の南部杯から悔しさをバネに予想した鎌倉記念。結果は…

1着◎リコーワルサー(7番人気)
2着○マッドドッグ(2番人気)
3着×ゴールドパテック(5番人気)

予想記事⇒【鎌倉記念2017予想】川崎1600mのSIII戦です

◎リコーワルサー○マッドドッグの大本線でした。

大本線でドカンとハマったのは8月のクラスターカップ以来ですかね。

通常、南関東重賞の勝負度Cは1万円くらいの時が多いのですが、どう考えても妙味があると思ったのと、なんとなく直感めいたものが働いたので(笑)、勝負してみました。

いずれにせよ、南部杯の悔しさをぶつけた一戦だっただけに結果が出て良かったです。

的中された方、おめでとうございます(^^)/

この調子で10月後半も行きましょう!

エーデルワイス賞2017の予想と見解です

エーデルワイス賞は地方ダートグレードの中でも地方勢が強い珍しいレース(過去5年の3着以内馬の内訳は、地方勢9頭、JRA勢6頭)。

昨年はJRA勢から4頭が遠征。その結果は…

リエノテソーロ(1番人気1着
アイルキャッチユー(3番人気12着)
デスティニーソング(4番人気9着)
スノードーナツ(8番人気16着)

で馬券に絡んだのはリエノテソーロのみだった。

JRA勢が苦戦している理由は2つある。

1つはそもそもダート適性のない馬が出走してくるから。JRAの2歳戦はダート路線が整備されておらず、芝路線が中心。そのため、エーデルワイス賞で初ダートというパターンが多く、蓋を開けてみれば、ダート適性がなかったよね、という結末になりがち。14年2番人気12着ノットフォーマル、16年4番人気9着デスティニーソングはまさにいい例だろう。

そしてもう1つはこの時期だと単純に道営勢の能力が高いから。リエノテソーロのようにG1を勝ってしまうような馬は別格だが、JRAの水準の新馬、未勝利を勝ち上がったレベルの馬なら道営の重賞で勝ち負けしている馬の方が強いのは過去の結果が証明している。単純な能力面の差だけではなく、コース経験、ナイター経験の差も大きいだろう。

今年は例年以上にJRA勢が小粒。今年も道営勢同士の取捨がカギを握るレースになるだろう。それでは予想にいきましょう。本命は…

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ストロングハート

昨年の同レース2着アップトゥユーの全妹で、厩舎も騎手も全く同じ。2戦目のフルールカップは外を回って届かなかったが(距離も短かった)、3戦目のリリーカップで重賞初制覇。直線は外のグラヴィオーラに差されそうになったが、並ばれてからがしぶとく、なかなか味のある勝ちっぷりだった。

フルールカップではボーダレスガールに敗れているが、当時はコース取りの差、距離適性の差が出た感じ。同枠に入って1200mなら着順が入れ替わっても不思議ではないだろう。昨年の◎アップトゥユーに続いて今年も角川厩舎&阿部龍騎手のコンビに期待したい。

相手はグラヴィオーラ

3代前の母がダイナアクトレスで近親にスクリーンヒーローらがいる血統。前走リリーカップでは勝ち馬ストロングハートから0.1秒差の2着。どこまでいっても逆転できないような印象を受けたが、ストロングハートを除いた馬の中では能力上位と見ていいか。内に人気のストロングハートがいるのでレース運びはしやすいだろう。

3番手はボーダレスガール

母マサノミネルバはエーデルワイス賞勝ち馬で、全姉に快速のスアデラがいる血統。前走フルールカップではストロングハート、グラヴィオーラを下しての勝利。終わってみれば、「この馬が一番強かった」という結果もなくはないが、フルールカップは1枠からコースロスなく運んでおり、枠順の恩恵が生きたレースだった。今回はストロングハートと同枠、距離も1ハロン伸びるので前走から前進するよりも後退する要素のほうが多い気がする。

穴で面白そうなのはハナザカリ。前走キズナ・プレミアムは前残り決着の中、追われてからグイグイと伸びて2着を確保。ルーラーシップ×スペシャルウィークの血統なら1000mは短いはずで、1200mに変わってさらにパフォーマンスを上げてきそう。2走前は全く走っていない。

フォローユアハートは前走フローラルカップをダントツの上りで追い込んで3着。能力だけでいえば、ストロングハートにもヒケを取らないだろう。ただ今回は1200m戦。スズカマンボ×シンボリクリスエスというポテンシャル型で、マイルのフローラルカップでパフォーマンスを上げたのを見ても、1200mへの距離短縮はマイナスに捉えたほうがいいか。

JRA勢ではベタにダート実績のあるシャインカメリアを上位に評価。2走前の未勝利をタイムランクCで勝利。そこまでレベルが低いレースではなかったので、能力通りに走れれば、大敗することはないだろう。

リコーデリンジャーはボーダレスガール、ストロングハートらと勝負付けが済んでいるものの、初ダートのJRA勢を買うなら人気を落としそうな本馬を買いたい。相手なりに走りそうな印象があり、ここまで挙げた道営勢が崩れれば、自ずと本馬が着順を上げてくるはずだ。

パキラパワーは人気ほど強いかは微妙だが、JRA勢の初ダート組を評価するなら本馬のほうを上位に評価すべきか。桑村騎手&角川厩舎のコンビならノーマークにするのは怖い。

あとはJRA勢で血統的にダート適性ありそうなスウェプトオーヴァーボード産駒のラインギャラント、アイルハヴアナザー産駒のウインジェルベーラを押さえたい。

エーデルワイス賞2017の印

◎⑨ストロングハート
○⑪グラヴィオーラ
▲⑩ボーダレスガール
△②ハナザカリ
△⑤フォローユアハート
△⑥シャインカメリア
×⑫リコーデリンジャー
×⑬パキラパワー
×①ラインギャラント
×⑭ウインジェルベーラ

エーデルワイス賞2017の予想ファイル

エーデルワイス賞2017の買い目

1番人気◎ストロングハートを覚悟していたのですが、どうやら1番人気はJRAのシャインカメリアで落ち着きそう。確かに未勝利は強い勝ちっぷりでしたし、JRA勢の中では一番買えるとは思いますが、重賞で逃げたことしかなく、鞍上・吉田豊のアポロキングダム産駒を重賞で買うのはどう考えてもハイリスクローリターンでしょう。今年は道営勢の上位独占もあるという判断のもと、馬券を組み立てていきます。

あと印の最後に×④コスモウーノ、×③マサノスマイル、×⑦ジュンドリームまで加えておきます。考えれば考えるほど波乱含みな一戦なので中途半端にかっこつけて絞らず、手広く流して高め待ちのスタンスを徹底させます。

勝負度Dのつもりでしたが、予想以上に妙味がありそうなので勝負度Cでいきます。

【本線】
3連複:9-10、11-1、2、3、4、5、6、7、10、11、12、13、14(21点)

3連複で1列目にストロングハート、2列目にボーダレスガール、グラヴィオーラ、3列目に印を打った馬への組み合わせ(ワイド2点でもOK)。本線は2列目がグラヴィオーラ絡み。ワイドを本線にするにしても、シャインカメリアが飛べば3連複の配当は跳ねるのでストロングハート、グラヴィオーラからの3連複流しは押さえておいていいかもしれません。

【ボーナス】
3連単:9→2、10、11→2、10、11(6点)

相手が絞りづらいのでボーナスは買いづらいのですが、少点数で絞るとすれば、◎ストロングハートが勝利して印上位4頭で決まる組み合わせでしょうか。ハナザカリなんか来たら大変なことになりそうですね(笑)

以上、エーデルワイス賞2017の予想でした。