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紫苑ステークス2017の予想です。

紫苑ステークス2017の出走馬は、ディアドラ、ホウオウパフューム、サロニカ、ルヴォワール、ポールヴァンドルら18頭。中山競馬場芝2000mで行われる3歳牝馬限定のG3重賞。上位3着までに秋華賞への優先出走権が与えられます。

水曜日から韓国のソウルに滞在しています。といっても日本と全く変わらない生活をしているので海外に来た実感がほとんどありません(笑)。Wi-Fi環境も日本より遥かにいいですし(というか日本のWi-Fi環境はアジアの途上国よりも遅れています)、ホテルもカフェもネットがサクサクで快適です。

今週末からいよいよ秋競馬が開幕。JRAでブチかましつつ、コリアカップ&スプリントもしっかりと当てていいスタートを切りたいですね。

コリアカッププロジェクトは9月8日(金)の23時59分に締め切ります。コリアカップ&スプリント展望から予想などを知りたい方、現地のお土産(単勝馬券、レープロ、グッズなど)が欲しい方などはご参加お待ちしております。

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紫苑ステークス2017の予想です

紫苑ステークスを考える上で重要なのはレースの性質だろう。このレースはご存知の通り、上位3着までに秋華賞への優先出走権が与えられるトライアル戦。そして出走馬の大半は賞金的に秋華賞への出走が難しいため、このレースで権利を取れるかどうかがすべてになる。つまり権利取りのため、前々への意識が働きやすく、実際に過去を振り返ってもスローペースの立ち回り戦になったことはほとんどない。しかも近年の秋の中山開催は開幕週から差し、追い込みが利きがち。昨年のビッシュとヴィブロスのワンツーを見ても単純に能力上位で追い比べに強さそうな馬を買えばいいレースだろう。

本命はディアドラ

「オークス4着」+「HTB賞でラヴィエベールを下して勝利を挙げたこと」の2点から能力上位は明らか。近4走はすべて上り最速をマークしており、追い比べは望むところだろう。8枠16番と外目の枠に入ったが、立ち回りが生きるレースにはならないので、外枠でも心配はいらないはず。前走HTB賞で減り過ぎた馬体重だけが心配だが、近走通りの走りができれば、上位争いは間違いない。

相手はプリンセスルーラー

前走三面川特別はディープインパクト産駒が1~3着に入った典型的な加速力勝負。ルーラーシップ産駒の本馬にとっては厳しい展開で決して力負けではない。しかも前走は上位が1着レッドアヴァンセ、2着カワキタエンカ、3着ラヴアンドドラゴンと強豪ぞろい。あのメンバーで展開不向きの中、5着に粘ったのだから決して弱い馬ではないだろう。これまでのレースを見ても長くいい脚を使うタイプ。ロングスパート戦からの追い比べになる紫苑ステークスは合っているのではないか。

3番手はカリビアンゴールド

ステイゴールド産駒の牝馬でいえば、アルコセニョーラのようなタイプでコーナーでギアを入れて追い込んでくる馬。そのアルコセニョーラは紫苑ステークスの勝ち馬で、本馬もこのレースは向いていそう。前走かもめ特別は前半1000m通過62.0秒のスローペースで展開に泣かされただけ。追い比べになりやすい紫苑ステークスならポールヴァンドルとの着順は入れ替わるはずだ。

ホウオウパフュームはフローラステークスで1番人気、オークスで穴人気していたほどで、玄人層に評価されていた馬。実際、寒竹賞は強いの一言で、能力は間違いない重賞級と見ていい。ただ近2走は展開不向きとはいえ、案外すぎる内容。ひと息入ったのは好感だが、本来の走りを取り戻せるかがカギになる。

ポールヴァンドルはカリビアンゴールドを評価する以上、抑えておくべきか。立ち回り力の高いダイワメジャー産駒なので紫苑ステークス向きではないが、1000万下勝ちは素直に評価していいはず。

ルヴォワールはミモザ賞をほぼ馬なりのまま勝利。いくら相手が弱かったとはいえ、圧巻の内容だった。ただミモザ賞で522キロもあった大型の牝馬。常識的にこれだけの大型牝馬を長期休養明けでは買いづらい。

以下、500万下が好内容のナムラムラサキ、オークスは展開不向きの中、それなりに伸びていたマナローラ、中山巧者のライジングリーズンまで挙げておきたい。

紫苑ステークス2017の印です

◎⑯ディアドラ
○⑨プリンセスルーラー
▲⑪カリビアンゴールド
△⑧ホウオウパフューム
△⑦ポールヴァンドル
△⑮ルヴォワール
×⑭ナムラムラサキ
×⑫マナローラ
×③ライジングリーズン

以上、紫苑ステークス2017の予想でした。