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フェアリーステークス2016の予想参考です。
フェアリーステークス2016の出走馬は、クードラパン、リセエンヌ、アルジャンテ、シーブリーズラブ、ダイワダッチェスなど16頭。中山競馬場芝1600mで行われる3歳牝馬限定のGIII戦です。
昨日のニューイヤーカップでは多数の的中報告を頂きまして、改めてありがとうございました!最近の地方での大きな当たりは、浦和記念、名古屋グランプリ、そしてニューイヤーカップで2週間に1回くらいはデカい配当が飛び出している感じですね。今後ともよろしくお願いいたします。
さて今週はJRAが3日間開催!
JRAの重賞でも大きな当たりが欲しいですし、そろそろ出る予感がしています。なおサイトではシンザン記念を公開する予定です。
そこで今回はフェアリーステークス2016に注目。予想の上で意識したいことを書いておきます(シンザン記念の予想でも大切なことです)。
フェアリーステークスは真の予想力が問われる
最近、JRA競馬を見ていて強く感じることがあります。それはレースに合わせて予想へのアプローチを変える必要があるということです(ただ基本的なことをいうと、現代競馬は展開・隊列重視の予想が正解だと思っています)。
おそらく多くの人は1つの材料(データ、血統など)を基にレースを予想しているかと思いますが、それはお手軽である一方、その時のレースに合っていない場合が多々あります。芝には芝の、ダートにはダートの予想法が確かにあるわけです。
昨日、アメトークを少し見ていて、誰かが「にんにくバターはなんでも合う!」と言ってましたが、基本的には和食には和食に、中華には中華に合った食材があるわけです。競馬も同じでしょう。
では2歳戦や3歳限定戦に合う予想法とは何でしょうか?
答えはものすごくシンプルで「いかに強い馬を見抜けるかどうか」です(ある意味で地方のレースと似ている)。たまに言われることですが、この時期の3歳戦ではオープンクラスといえど、一年後に500万下でも勝てない馬とG1の舞台に進む馬が混じっています。
たとえば昨年のフェアリーステークスで上位に入った馬の現在のクラスを見ていくと、
1着ノットフォーマル(オープン)
2着ローデッド(1600万下)
3着テンダリーヴォイス(1600万下)
4着コートシャルマン(1000万下)
5着メイショウメイゲツ(1000万下)
6着アドマイヤピンク(500万下)
と500万下~オープンクラスまでさまざま。正直、フェアリーステークスが能力通りに決まるレースだとは思いませんが、それでも個別の馬のポテンシャルを見抜けるかどうかが重要なカギを握っているのは間違いありません。
朝日杯フューチュリティステークスのリオンディーズ、ホープフルステークスのハートレーなどを見てもわかる通り、この時期の2歳、3歳限定戦は展開度外視で能力だけで勝利する馬がザラにいます。
フェアリーステークス2016でも強い馬をしっかりと見抜くことができれば、的中にグッと近づくはずです。
能力高そうな新馬・未勝利組をご紹介!
ではフェアリーステークス2016で能力が高そうな馬をご紹介しましょう。ここでは馬券的にも取捨選択が重要になりそうな新馬、未勝利組について見ていきます。
アルジャンテ
未勝利戦を好タイムで優勝。母系はやや微妙も、父ディープインパクトでまだ奥の深さがありそう。今回のメンバーならポテンシャルは上位だろう。ただ新馬戦、未勝利戦ともにスタートで出遅れ。ゲートがカギ。
シーブリーズラブ
中山金杯で3着に好走したフルーキーの半妹。未勝利戦の勝ち時計は水準以上。かなり前向きな気性で、間隔を少し空けたのはプラスだろう。現時点の能力はメンバー中上位に入りそうだが、将来を考えるといかにも条件馬止まりで終わりそう。
ダイワダッチェス
未勝利勝ちに5戦を要したが、やや不運なレースが続いただけ。未勝利戦の勝ち時計は相当優秀で、クラスが上がっても即通用するレベルだろう。テン乗りの柴田善騎手は不安も、前々で強気に乗ればここも好勝負だろう。
ラブリーアモン
こちらも未勝利勝ちに5戦を要したが、1戦ごとにレース内容が良化しており、未勝利戦がレベルの高いパフォーマンス。負かした2着ウムブルフは次走未勝利戦を圧勝しており、本馬の能力も相当高そう。ダイワダッチェスと同じく騎手が不安も(武士沢騎手)、こちらも強気に乗ればチャンスはありそう。
ざっと見た感じ、上記の4頭が高いポテンシャルを秘めていそうですね。特にラブリーアモンは人気もなさそうなので要注意な存在。血統的にも穴の匂いがプンプンします。ただ鞍上が武士沢騎手なんですよね。昨年は黛騎手が勝ったレースと思えば、割り切っても良さそうですが、個人的にはあまり買いたくない騎手なだけに悩みどころです(苦笑)。