(元画像はコチラです。@lunapark0531さん)
エリザベス女王杯2015の予想考察です。
エリザベス女王杯2015の出走馬は、ヌーヴォレコルト、ラキシス、ルージュバック、タッチングスピーチなど18頭。京都競馬場芝2200mで行われる牝馬限定のG1戦です。
今回は「今年の古馬牝馬限定重賞の傾向」と「ラキシスとヌーヴォレコルトで決まる可能性が低いこと」の2点についてお話いたします。
波乱が続く古馬牝馬限定重賞
今年の古馬牝馬限定重賞。
突然ですが、「いい思いをしたなー」って人は少ないのではないでしょうか。
なぜなら年明けから波乱の連続だからです。
以下にまとめたのは今年の古馬牝馬限定重賞の結果と3連複の配当です。
3連複の配当で見ると、8レース中5レースで万馬券決着。
ほかのレースも平穏な決着とはいえず、クイーンステークスは3連複配当こそ安いですが、10頭立ての7番人気メイショウスザンナが勝利しました。
ここまで波乱の連続だと「なぜ荒れているのか」を考える必要がありますが、1つは4歳世代の低迷でしょう(以下参照)。
本来なら路線の底上げを図る4歳世代がご覧の通り、低調な成績。重賞を勝利したのは、中山牝馬ステークスを制したバウンスシャッセのみです。
エリザベス女王杯では4歳ヌーヴォレコルトの1番人気が濃厚。単純に「世代レベルが低いから消し」とはいえませんが、ヌーヴォレコルト自身のキャラ(立ち回り系人気馬は取りこぼすことが多い)を考えても、勝ち切るイメージはあまり湧きません。
また「ラキシス、ヌーヴォレコルトvs3歳世代」みたいな構図になっていますが、今年の古馬牝馬限定重賞の流れを考えると、思わぬ伏兵が好走する可能性も十分にあるはずです。
G1で2年連続同じ馬のワンツーはない
今年のエリザベス女王杯は昨年の1、2着馬であるラキシスとヌーヴォレコルトが1、2番人気に支持されそうな雰囲気。そこで1986年以降、G1で2年連続同じ馬のワンツーはあるのか調べてみたのですが、ほとんどありませんでした。
「ほとんど」と書いたのは1回だけあるからです。
それは00年、01年の宝塚記念。テイエムオペラオーとメイショウドトウのワンツーです。2年目の宝塚記念を振り返ると、テイエムオペラオーが単勝1.5倍、メイショウドトウが単勝3.4倍、3番人気のエアシャカールが単勝13.4倍と完全なる一騎打ちムードでした。
そもそも前年の1、2着馬が1、2番人気に支持されるケース自体が非常に珍しいです。
直近では04年マイルチャンピオンシップ。前年の勝ち馬デュランダルが1番人気、2着ファインモーションが2番人気。結果はデュランダルが見事に連覇を達成するものの、ファインモーションは9着に敗れました。
基本的に前年の1、2着馬がワンツーを果たすことはほぼありません。1、2番人気に支持されてもです。ましてラキシスとヌーヴォレコルトは牝馬。一般的に牝馬は牡馬より好不調の波がありますし、2年連続でワンツーを果たすことにかけるメリットはゼロといっていいでしょう。
ギャンブル的にはこのワンツーはないと割り切り、そこから馬券をどう組み立てるかだと思っています。
以上、エリザベス女王杯2015の予想考察でした。
やっぱりラキシスと、ヌーヴォは一緒には来ませんでしたね(^^)
おかげで、ラキシス切る勇気がでましたwお見事です\(^^)/
やっぱり二択でしたね笑!これからも使えそうなデータなので覚えておこうと思います(^^)