川田騎手と福永騎手の勝ちパターン・特徴とは

先週の七夕賞は川田騎手のグランデッツァ、プロキオンステークスは福永騎手のベストウォーリアが勝利しましたが、レースが終わって真っ先に思ったことが1つ。それは

やっぱり騎手は重要だなー

ということ。私は馬券生活協同組合(レギュラーコース)の予想配信において(特に展開や隊列を考える場合)、騎手のキャラや性格も考えてますが、今回は騎手のキャラを少し見落としていた部分が正直ありました。

川田将雅騎手の特徴とは!?

まず川田将雅騎手。彼は

「外目の枠から先行する」

のがとにかく上手い。

直近ではやはり宝塚記念。大外枠を引いたラブリーデイでしたが、スッと好位につけると、ペースも味方につけて押し切り勝ち。「馬自身の立ち回りセンス+騎手の立ち回りセンス」で勝利をつかんだといってもいいレースでした。

13年エリザベス女王杯も象徴的。当日、川田騎手が騎乗していたのは、1000万下を勝ち上がったばかりの伏兵ラキシス。18頭立ての18番ゲートでしたが、スッと好位を確保するとそのまま2着に粘り込みました。

七夕賞のグランデッツァは馬自身の能力もありますが、騎手の巧みな誘導が勝利をもたらしたといってもいいでしょう。

福永祐一騎手の特徴とは!?

そして福永祐一騎手。ネット界ではいろいろ言われていますが(笑)、私はハッキリいって上手い騎手だと思います(なにより騎乗が読みやすい。あと昨年より少し成長している気も)。どうも勝負弱い印象はありますが、それを補うほどの“ある点”においては秀でています。それは川田騎手とは対照的なのですが、

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することです。

プロキオンステークスのベストウォーリアはまさにその典型的な騎乗でした。共同通信杯のリアルスティールも完璧で、ドゥラメンテを負かすことができたのは福永騎手のサポートあってのものでしょう。

あとは阪神牝馬ステークスのカフェブリリアント。2着でしたが、日経賞のウインバリアシオンもまさに福永騎手の良さが前面に出たレースでしたね。

おそらく世間的にはインパクトが薄い騎乗なんでしょうね(笑)。確かにあまり目立つ騎乗ではないのですが、それをすんなりとやってしまうのが福永騎手の良いところだなと思います。