マデイラ激走で思った「そろそろ走るかも」という勘の重要性

今週の重賞は函館記念2015のみ。あまりブログに書くネタがないので(笑)、先週の最低人気マデイラの激走で思ったことについて少し書いておきます。

「マデイラはなぜ激走したのか」

レース後、そう考えることはもちろん大切です。

自分が注目していなかった馬が好走し、「こんなの買えないよー」ではなく、「どうして走ったのかしっかりと分析」したほうが次につながるでしょう。

しかし、私は今、現代競馬は「そろそろ走りそう」という勘が非常に重要かもしれない…と思っています。

なぜなら競馬を知れば知るほど、勘に頼らなくなるからです。現代はレースVTRやデータなど、様々な情報が簡単に手に入ります。つまりコアな競馬ファンほど、勘以外の部分で馬券を買っているわけです。

競馬はみんなと同じことをしていては勝てない

改めてここに立ち返ると、普通に分析するだけでは勝てない。むしろコアな競馬ファンほど、アテにしていない勘こそ、現代競馬において大切なのでは?ということです。

勘といっても、全くの当てずっぽうではなく、経験をもとにした直感(なんとなく穴っぽい)といったほうがいいかもしれません。言葉に説明するのは難しいけど、過去の経験的になんとなく怪しいという直感。

具体的にいうと、私はマデイラについて「そろそろ走りそうだった」感を受けます(予想では理論的に切ってしまいましたが)。7戦連続で馬券圏外に敗れていましたが、逆に捉えるとそろそろ順番が来そうだと。特にハンデ戦においてはJRAのハンデキャッパーが「各馬が横一線にゴールする」ように調整しているため、ここでその順番が来る可能性は高かったかもしれません。

凡走続きの馬が激走して穴を開ける。たとえば6月以降の重賞を振り返ると、このパターンで穴を開けた馬は結構多いんですよね。たとえば3戦以上馬券圏外だった馬が好走した例を見ていくと…

七夕賞
8番人気2着ステラウインド(3戦連続馬券圏外)
16番人気3着マデイラ(7戦連続馬券圏外)

プロキオンステークス
8番人気3着キョウワダッフィー(5戦連続馬券圏外)

宝塚記念
11番人気3着ショウナンパンドラ(3戦連続馬券圏外)

函館SS
12番人気3着レンイングランド(4戦連続馬券圏外)

安田記念
12番人気3着クラレント(4戦連続馬券圏外)

鳴尾記念
8番人気2着マジェスティハーツ(6戦連続馬券圏外)

決して「3戦以上、馬券圏外の馬を狙え」というわけではありませんが、どの馬も「そろそろ順番だったよなー」的な印象があります。

凡走続きの馬には常に勘を働かせて、「そろそろ走りそう」なのかどうか見抜いていく。そういったことが今後は重要なのでは!?と思っています。

ということで…今週から毎週「ゆたぽんの第六感馬」(「ゆたぽんのそろそろ走りそうだよー」とどっちにするか迷っています・笑)を挙げていきたいと思います。

一発目となる函館記念の「ゆたぽんの第六感馬」はコチラ!

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理由はもちろん「なんとなくそろそろ走りそう」だからです(笑)。馬券的にも妙味のある1頭になるでしょう。