優駿スプリント2023の予想です。

優駿スプリント2023の出走馬は、リベイクフルシティ、フジコチャン、メンコイボクチャン、シロイトイキら16頭。大井競馬場1200mで行われる3歳限定のSII戦です。このレースは勝負度D(自信度★☆☆☆☆ 妙味度★★★★☆)を予定しています。

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優駿スプリント2023の予想です

帝王賞の前日に行われる3歳限定のスプリント重賞・優駿スプリント。

毎年、一筋縄にはいかないレースで、過去5年の3連複配当は、

22年 20,700円
21年 7,900円
20年 35,510円
19年 52,770円
18年 141,390円

で波乱含みの一戦と言っていいだろう。

波乱の要因を生み出しているのは、中距離路線組の存在。

毎年、短距離路線組が上位人気に推されるも、中距離路線から転戦してきた馬が活躍しており、過去5年を振り返っても、

22年2番人気1着プライルード(羽田盃13着)

21年5番人気1着ワールドリング(東京ダービー8着)
21年6番人気3着ジョーロノ(東京湾カップ12着)

20年9番人気2着ブロンディーヴァ(東京プリンセス賞13着)
20年10番人気3着キングキャヴィア(若駒特別1着)

19年10番人気3着トーセンボルガ(若竹賞2着)

18年11番人気1着クルセイズスピリツ(若竹賞3着)
18年8番人気2着シングンレガシイ(東京プリンセス賞5着)

毎年、距離短縮組が3着以内に好走している。

この時期の素質ある3歳馬は基本的にクラシックを目指すので、層の厚さは圧倒的に中距離路線>短距離路線。それゆえに中距離路線から転じてくる馬はたとえ短距離実績がなくても、能力でカバーしてしまうケースが往々にしてあるのだろう。

今年はウインドフレイバー、リベイクフルシティ、ポーチュラカ、クラティアラ、マテリアルガールが距離短縮組。過去2年は距離短縮組から勝ち馬が出ているが、今年も距離短縮組に軍配が上がるのだろうか。早速、占っていきたい。本命は距離短縮組の…

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ポーチュラカの逃走劇に期待したい

ハイライトはなんと言っても前走浦和1400mで行われた早苗月特別。久しぶりに先手を主張すると、そのまま後続を寄せ付けずの圧勝。稍重で楽々とマークした1分27秒6は、同週に重馬場で行われたダートグレードのさきたま杯でも8着に入れるレベルで、3歳限定なら明らかに重賞レベルのパフォーマンスだった。今回はコースが大井1200mに変わり、内に同型のラヴラブクロフネがいるので、前走並みのパフォーマンスを発揮できるかは未知数も、人気がないなら狙う価値は十分にあるのではないか。

相手はシロイトイキが堅実に走ってくるはず

前走優駿スプリントトラアイルは中団からしぶとく伸びて差し切り勝ち。とにかくテン良し、中良し、終い良しのイメージで、どんな展開になっても崩れないのが最大の強み。大外枠は決して歓迎ではないものの、前走では若潮スプリント5着スタードラマーに完勝しており、このメンバーに入っても能力的に見劣ることはないだろう。

3番手はリベイクフルシティの巻き返しが怖い

必ずしもスプリントでこそというタイプではないが、2歳時には大井1200mで行われたゴールドジュニアで勝利を挙げている馬。近走はややピリッとしない走りが続いているものの、実績のある大井1200mでガラリ一変しても良さそう。優駿スプリントの距離短縮組はクラシック組からの好走が最も多い。

フジコチャンは前走若潮スプリントで2着に好走し、スプリントでも十分に対応できることを証明。今回は実績のある大井コースに変わり、前走で先着を許したメンコイボクチャンとの逆転は十分にありそうだ。

スタードラマーは戦績が示す通りの安定型。大井1200mでも【2.1.0.0】が実績があり、ここも堅実に走ってくるだろう。対シロイトイキでは分が悪くても、ほかの馬とは差がないはず。

メンコイボクチャンは前走若潮スプリントで勝利を挙げるも、スタートを決めて2番手で流れに乗れたのが大きかった。今回は内に本馬より速い馬がいるので、いかにポジションを落とさずに運べるかがカギになりそう。

クラティアラは前走早苗月特別でポーチュラカに完敗したが、勝ち馬が走り過ぎた。2走前の若潮スプリントでは3着に好走しており、このメンバーなら上位争いに加わる資格はある。

マテリアルガールは前走でJRAとの交流戦を圧勝。走破時計的には早苗月特別>ツインベスト特別になるが、キャリアが浅い分、まだ上積みがありそうだ。

最後にウインドフレイバー。近2走は大井1800mで結果が出なかったものの、単純に距離が長かった可能性がありそう。マクフィ産駒なら距離短縮で変わり身があるかもしれない。

優駿スプリント2023の印です

◎⑦ポーチュラカ
○⑯シロイトイキ
▲⑤リベイクフルシティ
△⑬フジコチャン
△⑨スタードラマー
△⑮メンコイボクチャン
×⑧クラティアラ
×⑭マテリアルガール
×②ウインドフレイバー

1番ボルドートロギル…前走優駿スプリントトライアルでは勝ち馬シロイトイキから0.6秒差の3着に敗退。今回は相手がさらに強化されるので、上位争いに加わるまでは難しいだろう。

3番ラヴラブクロフネ…大井1200mで3勝を挙げるも、3走前には特別戦のマーガレット特別で5着に敗退。重賞では明らかに分が悪い。

4番デザートウインド…前走優駿スプリントトライアルでは勝ち馬シロイトイキから1.0秒差の8着に敗退。同条件の重賞ではさすがに荷が重いのでは。

6番グリーリー…短距離路線で安定した走りを見せていたが、近2走は若潮スプリント7着、優駿スプリントトライアル13着と完敗。重賞では力不足だろう。

10番パクスロマーナ…川崎の短距離戦中心に安定した走りを見せているが、今回は大井の重賞で相手関係が大幅に強化。ここは経験を積む舞台だろう。

11番サグアロ…前走優駿スプリントトライアルでは前々で流れに乗るも、勝ち馬シロイトイキから0.6秒差の4着と完敗だった。ヘニーヒューズ産駒だが、距離はもっとあった方がいいタイプなのでは。

12番ハーンドルフ…前走若潮スプリントは1番ゲートからハナを奪うも、直線入口で早々と後退。今回は【1.1.0.0】と実績のある大井1200mに変わるが、コース替わりだけで一変するとは思えず。

優駿スプリント2023の買い目です

ここは◎ポーチュラカから相手に○シロイトイキ▲リベイクフルシティを置いて勝負します。

【参考買い目】

ワイド:◎ー○▲(2点)…本線はシロイトイキ絡み

馬連:◎ー○▲(2点)…同上

馬単:◎→○▲(2点)…同上

3連複:◎ー○▲ー○▲△△△×××(13点)…同上

馬券はワイド&馬連&馬単でポーチュラカからシロイトイキ、リベイクフルシティに流しつつ、3連複で印を打った馬へ。○シロイトイキは馬券圏内に加わってくる可能性が高いと見ているので、本線はシロイトイキ絡みです。

以上、優駿スプリント2023の予想でした。