安田記念2024の予想です。
安田記念2024の出走馬は、ロマンチックウォリアー、ソウルラッシュ、ナミュール、セリフォス、ガイアフォース、ヴォイッジバブルなど18頭。東京芝1600mで行われるG1戦です。
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安田記念2024の予想です
今年の安田記念は香港馬の取捨がカギになりそうな一戦。香港のスプリント~マイル路線が強いのは周知の事実で、トップマイラー不在の今年の日本勢が相手ならロマンチックウォリアー、ヴォイッジバブルともに好走のチャンスはあると見ていいだろう。また馬場もポイントのひとつで、当日は朝から雨予報。安田記念が行われる頃には稍重~重まで悪化している可能性が高く、道悪への対応力が求められるのではないか。
本命は過小評価されているヴォイッジバブル
出走馬の今年のレーティングではロマンチックウォリアーに次ぐ2位の119をマークしている実力馬。昨年の香港マイルでは勝ち馬ゴールデンシックスティから0.2秒差の2着に好走。前走チャンピオンズマイルでは3着に終わったが、極端な前残り決着の中、4番手以下の馬には先着を許しておらず、改めてポテンシャルの高さを示した一戦だった。唯一の海外遠征だった2走前のドバイターフでは13着に大敗しているが、直線で前にスペースがなかった上、隣の馬が落馬した影響で鞍上が手綱を引いており、度外視していいだろう。問題はコース替わりで本来の力を発揮できるかだが、2010年以降、香港勢が日本国内のG1に参戦し、馬場が稍重~不良だった時は【1.1.1.2】と高確率で馬券に絡んでおり(以下参照)、馬場悪化は香港馬にとって追い風になる可能性が高い。外目の15番ゲートならレース運びはしやすく、馬自身もレースセンスが高いので、ここでも堅実な走りを見せてくれるのではないか。
◆2010年以降の香港馬の日本国内G1成績(稍重~不良)
相手は同じく香港勢のロマンチックウォリアー
香港中距離路線のトップホースで、前走クイーンエリザベス2世カップではプログノーシスを抑えて勝利。今回はマイルへの距離短縮がカギも、昨年にはシャティン芝1600mで行われたスチュワーズカップでゴールデンシックスティの2着に入っており、マイルでもパフォーマンスが大きく落ちることはないはず。ヴォイッジバブル同様、タフな馬場は歓迎だろう。
3番手にはナミュールを挙げたい
前走ヴィクトリアマイルでは8着に終わるも、スタートで2馬身近い出遅れがあった上、直線は馬群の後ろで進路を確保できず、明らかに消化不良の競馬だった。今回は道悪の影響で直線で馬群がバラける可能性があり、前走以上に力を発揮しやすいのではないか。
セリフォスは前走マイラーズカップで勝ち馬ソウルラッシュから0.3秒差の2着に終わるも、内枠で包まれたことで後手後手の競馬になってしまった。今回は外目をスムーズに追走できそうで、ソウルラッシュに先着しても何ら不思議ではない。
ソウルラッシュは昨秋からレースぶりが安定。2走前の香港マイルでは2着ヴォイッジバブルから0.2秒差の4着に入っており、ヴォイッジバブルに本命を打つならするなら本馬も上位に評価すべきだろう。
ステラヴェローチェは良ならスピード負けする可能性大だったが、稍重以上で【3.0.1.0】と結果を残しており、道悪を味方につけられそう。バゴ産駒らしくやや乗り難しい面があるので、横山典弘騎手への乗り替わりは魅力。2週連続でアッと言わせるシーンがあってもいい。
エルトンバローズは近2走がやや物足りないものの、昨年のマイルチャンピオンシップでは勝ち馬ナミュールから0.2秒差の4着に健闘。このメンバーなら能力的に大きな差はなく、人気落ちの今回は押さえておいて損はない。
ガイアフォースは昨年の安田記念で4着に健闘。東京のワンターンコースは合っており、当初は上位に評価する予定だったが、外から被されると良くない面があり、2番ゲートでは割引が必要。道悪も決してプラスではないだろう。
安田記念2024の印です
◎⑮ヴォイッジバブル
〇⑦ロマンチックウォリアー
▲⑤ナミュール
△⑰セリフォス
△⑩ソウルラッシュ
△⑬ステラヴェローチェ
×⑯エルトンバローズ
×②ガイアフォース
以上、安田記念2024の予想でした。