(@h_r_p_studio さんの写真。)
ヴィクトリアマイル2018の予想考察です。
ヴィクトリアマイル2018の出走予定馬は、リスグラシュー、ミスパンテール、アエロリット、レッツゴードンキ、ソウルスターリングなど。東京競馬場芝1600mで行われる牝馬限定のG1戦です。
5月1週目は土日を通してそこまで良くなかったのですが、
日曜日の京都メイン・鞍馬ステークスで競馬の女神が微笑んでくれました。
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≪京都11レース 鞍馬ステークス 勝負度C(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★★☆)≫
(※妙味度がメルマガの配信と開催中のすべての本日の勝負レースで星の数が1つ違ってましたが、勝負度の通り本日の勝負レースで記載したのが正解です)
◎⑤カラクレナイ(2番人気3着)
○⑦アレスバローズ
▲⑪ティーハーフ(12番人気1着)
△⑥グレイトチャーター
△⑬ナリタスターワン
△⑩セカンドテーブル
×⑮ライトフェアリー(11番人気2着)
×⑨コウエイタケル
×③アクティブミノル
1番人気は京都芝1200mのスペシャリスト・セカンドテーブル。アクティブミノルが引っ張る流れはこの馬に向きそうだが、現状の外有利の馬場を考えると、前々で立ち回れる馬から入るのはリスクが大きいかもしれない。
本命は悩んだが、カラクレナイから入る。2走前のシルクロードステークスでは立ち回り決着の中、外から差して4着と健闘。京都芝1200mに適性を感じさせる走りで、オープン特別なら久しぶりの勝機まであってもいいだろう。正直、外枠に入りたかったが、操作性はそれなりにあるので、直線で上手く外に出せると願いたい。
相手はまずアレスバローズ。大型のマンハッタンカフェ産駒で揉まれ弱い面があり、近2走は多頭数の2番ゲートを引いてしまい、力を出し切れなかった感じ。今回も7番ゲートと微妙なところだが、直線で外に持ち出してくれそうな鞍上が乗り、近2走よりはマシな競馬になる可能性が高い。
ティーハーフは展開、枠、馬場の後押しで大駆けの可能性あり。近3走はいずれも立ち回り競馬に近い形になってしまい、不発に終わって当然。今の馬場なら後方不発に終わるよりも大外からグイグイと伸びてくるイメージの方が浮かびやすい。
グレイトチャーターはちょい差し系で、今の京都の馬場に合いそうなタイプ。カラクレナイ同様、直線で上手く外に持ち出せれば、終いは堅実に伸びてくるか。
外枠から差せるだけでナリタスターワンまで押さえておきたい。昨年の北九州記念2着馬。近走不振も当時だけ走れば、能力は足りる。
馬券は3連複で1列目にカラクレナイ、2列目にアレスバローズ、ティーハーフ、グレイトチャーター、ナリタスターワン、3列目に印を打った馬へ流したい(ワイド4点でもOK)。本線はライトフェアリーまで。
【参考買い目】
3連複:◎ー○▲△△(グレイトチャーター、ナリタスターワン)-○▲△△△×××(22点)…本線はライトフェアリーまで 3連複1082.4倍的中
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ちょうど月曜日に雑誌の取材を受けてまして、「30万円をいかに取るか」というテーマを頂いてお話していたのですが、まさに前日にちょうど30万円の払い戻しになりました。
詳しくは省きますが、競馬は常々、買い続けることが大切だなと感じます。買わなければ当たらない。当たり前のことですが、その当たり前のことを頭で本当に理解しているかどうかで、馬券を買う時の行動にブレが出るか出ないかが決まってきます。そして行動がブレなければ、競馬の女神はたまに微笑んでくれます。
10万馬券が的中できたのは、直接的には馬場を読めてたことですが、運が味方した要素もたぶんにあります。予想はほぼ正解でも、馬券がハズレということもよくありますからね。
私は予想するレース数が多いので、今週も馬券をたくさんハズすでしょう。それでも自分を信じ、馬場や展開等々を冷静に見極めて、狙えると思うレースを積極的に買っていこうと思います。また楽しむ気持ちも忘れないようにしたいですね。
G1も皐月賞の一発だけで終わらず、春の東京のG1シリーズで一撃くらい当てたいところ。それが今週でありますように。
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目次
ヴィクトリアマイル2018の予想のポイント
ヴィクトリアマイルの歴史は波乱の歴史
始めに以下にまとめたのは過去5年のヴィクトリアマイルの3連複配当と3連単配当です。
◆過去5年のヴィクトリアマイルの3連複と3連単の配当
年 | 3連複 | 3連単 |
---|---|---|
17年 | 123,870円 | 918,700円 |
16年 | 6,090円 | 48,310円 |
15年 | 2,860,480円 | 20,705,810円 |
14年 | 50,720円 | 407,940円 |
13年 | 35,770円 | 193,570円 |
ご存知の通り、15年には
3連単2000万馬券が飛び出したレース
2000万馬券なんてとても買えないと思うかもしれませんが、4コーナー1、2番手の馬がそのまま残り、実力のある内枠の先行馬ストレイトガールが差すという展開。4コーナー=ゴール感覚で予想した人は取れたかもしれません。
こういう展開はたびたび起こり、G1になるとさすがに少ないですが、今年の皐月賞は4コーナー5番手以内の1、2、3着。条件戦だとこの手の決着はよくあります。
話が少しそれましたが、ヴィクトリアマイルは2000万馬券だけでなく、過去5年のうち4年で3連複300倍以上、4年で3連単10万馬券以上が出ており、波乱必至のレースといえます。
なぜこれほど荒れるのか。
原因は春の古馬牝馬限定G1はヴィクトリアマイルしかないからでしょう。牡馬であれば、短中距離が得意なら高松宮記念や安田記念、中距離が得意なら大阪杯や宝塚記念、長距離が得意なら天皇賞(春)と目標にすべきレースがそれぞれありますが、春の古馬牝馬限定G1はヴィクトリアマイルのみ。そのため、ヴィクトリアマイルは実力があっても適性の怪しい馬が出走してくるため、そのような馬が人気を集めて飛び、波乱が起こっています。
17年1番人気7着ミッキークイーン
14年1番人気8着スマートレイアー
07年1番人気10着カワカミプリンセス
などなど。いま振り返れば、決してマイルがベストといえない馬が人気を集めていました。
基本は立ち回り重視で考えたい
過去5年のヴィクトリアマイルの結果は以下の通り。
◆過去5年のヴィクトリアマイルの結果(13~17年)
13~15年はベタな先行内枠有利のレース。16年は差し→差し→差しの決着も、内をロスなく立ち回ったストレイトガールとミッキークイーンのワンツーフィニッシュでした。17年は前日に雨が降り、内が全く伸びない馬場に。直線は内を空けての横一線に広がっての追い比べになり、例年のヴィクトリアマイルとは全く異なるレースでした。
いまの東京芝はほぼフラットですが、今週からA→Bコース替わり。昨年のヴィクトリアマイルの決着は忘れて、13~15年のような決着をイメージしたほうがいいかもしれません。
ヴィクトリアマイル2018の予想オッズ
予想オッズも書いていきます。
人気 | 馬名 | 単勝オッズ |
---|---|---|
1 | リスグラシュー | 2.9 |
2 | アエロリット | 4.8 |
3 | ミスパンテール | 5.0 |
4 | アドマイヤリード | 6.5 |
5 | レッツゴードンキ | 8.6 |
6 | ソウルスターリング | 9.4 |
7 | デンコウアンジュ | 21.3 |
8 | レッドアヴァンセ | 22.1 |
9 | ジュールポレール | 24.0 |
10 | カワキタエンカ | 27.8 |
1番人気はリスグラシュー。2走前に東京芝1600mの東京新聞杯を制覇。前走阪神牝馬ステークスは敗因が明確ですし、人気を落とすことはないでしょう。単勝はそこまで被らないと見ていますが、戦績の安定感から連軸系ではやや抜けて売れるはず。単勝は2倍台後半と予想します。
2番人気はアエロリット。昨年のNHKマイルカップ勝ち馬。今年初戦の中山記念では強豪相手に2着と健闘し、実績を買われて売れるはず。横山典弘騎手はミスパンテールのほうを選びましたが、戸崎騎手なら人気を落とすことはないでしょう。単勝は4倍台後半くらいでしょうか。
3番人気はミスパンテール。気づけばあれよあれよと4連勝、重賞3連勝。前に行って良し、控えて良しの万能型で、アエロリットからほぼ差のない3番人気に推されると見ています。単勝は5倍前後でしょうか。
以下、アドマイヤリード、レッツゴードンキ、ソウルスターリング、デンコウアンジュ、レッドアヴァンセ、ジュールポレール、カワキタエンカと続くでしょうか。
ヴィクトリアマイル2018のイチオシ馬は…
1番人気のリスグラシューは父がハーツクライ。ハーツクライ産駒は人気を背負って勝ち切れいのはご存知の通りで、馬券圏内には来ても2、3着に敗れる可能性は十分にありそう。現時点で本命候補とまでは言わないでも面白いと思っているのは、
カワキタエンカ
です。
一芸に秀でた馬は常に一発の可能性があります。「カワキタエンカ=飛ばして逃げる」というイメージがありますし、すんなりとハナに立てそう。アエロリット&戸崎圭太騎手が番手で我慢すれば、皐月賞のように後続の動きが遅れそうな雰囲気もあり、あれよあれよとの押し切りがあってもいいのではないでしょうか。父がヴァイスリージェント系のクロフネっていうのもいいですね。
以上、ヴィクトリアマイル2018の予想考察でした。