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東海ステークス2016の予想参考です。
東海ステークス2016の出走予定馬は、ロワジャルダン、ローマンレジェンド、インカンテーション、モンドクラッセ、イッシンドウタイなど12頭。中京競馬場ダート1800mで行われる別定・GII戦。フェブラリーステークスへ向けた前哨戦です。
キングマンボが亡くなったようです。
キングマンボといえば、日本ではエルコンドルパサー、キングカメハメハらを輩出しましたが、個人的に印象深いのは、05年ジャパンカップをレコードで制したアルカセットでしょうか。淀みのないポテンシャル勝負になり、サンデーサイレンス産駒のハーツクライ、ゼンノロブロイらを抑えて勝利。ポテンシャルが高いキングマンボの血が存分に発揮されたレースだった気がします。
能力が結果に結びつくレース
東海ステークスは一言でいうと、
能力が結果に結びつくレース
です。ダート戦はそもそも能力が結果に結びつきやすいのですが、JRAのダートグレードの中でも東海ステークスはとりわけその傾向が強いレースといえます。
なぜなら中京ダート1800mという舞台は前半から淀みなく流れることが多く、後半の我慢比べになりやすいから。実際に過去3年の東海ステークスの前後半800mを見れば一目瞭然でしょう。
過去3年はすべて前半のほうが速く、後半は時計がかかっています。つまり小細工のきかないレースなのです。ちなみに過去3年で勝利を挙げたのは、
15年コパノリッキー(14年フェブラリーステークス1着)
14年ニホンピロアワーズ(12年ジャパンカップダート1着)
13年グレープブランデー(次走フェブラリーステークス1着)
とすべてG1勝ちがあるか、その後にG1勝ちを成し遂げた馬でした。勝ち馬の名前を見ても能力が問われるのは明らかでしょう。
東海ステークス2016の注目馬は?
今年の東海ステークス2016は12頭立ての少頭数。頭数が少ない分、紛れが起こる可能性も減るので、能力が結果に反映される可能性は例年よりも高いでしょう。状況としては地方ダートグレードに似ているので、ここは重賞ですが、個人的に勝負度高めで臨むかもしれません。
まだ本格的に検討してませんが、あまり逆らわないほうがいいと思うのは、
ロワジャルダン
です。近2走の好走は「展開が向いた」の一言で片づけられないはず。頭数が減るのは本馬にとってプラスですし、ここは堅実駆けではないでしょうか。
以上、東海ステークス2016の予想参考でした。