東京プリンセス賞2024の予想です。

東京プリンセス賞2024の出走馬は、ローリエフレイバー、フォルトリアン、ミスカッレーラ、シトラルテミニ、プリンセスアリーなど11頭。大井競馬1800mで行われるSI戦です。このレースは勝負度C(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★☆☆)を予定しています。

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東京プリンセス賞2024の予想です

大井1800mで行われる南関東の牝馬クラシック第二弾・東京プリンセス賞。

第一弾の桜花賞はトリッキーな浦和1600mで行われるため、大井1800mの東京プリンセス賞に直結しないように見えるが、過去10年の桜花賞馬の東京プリンセス賞成績は、

23年3着メイドイットマム
22年1着スピーディキック
21年1着ケラススヴィア
20年1着アクアリーブル
19年1着トーセンガーネット
18年2着プロミストリープ
17年不出走
16年3着モダンウーマン
15年3着ララベル
14年16着シャークファング

【4.1.3.1】と複勝率89%をマーク。19年~22年には4年連続で牝馬二冠馬が誕生した。

果たして今年も桜花賞馬中心のレースになるのだろうか。早速、占っていきたい。本命は巻き返しに期待がかかる……

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ローリエフレイバーから入る

前走雲取賞では大敗を喫すも、相手関係以前に初めて揉まれる競馬を経験し、馬が戦意喪失した印象。マジェスティックウォリアー産駒は総じてムラがあり(今年の川崎記念を制したライトウォーリア、23年アンタレスステークス勝ち馬プロミストウォリア、22年みやこステークス勝ち馬サンライズホープなどピンかパーのタイプが多い)、前走は一過性のポカと考えていいだろう。今回は鞍上の野畑騎手が「砂をかぶるよりも気持ちよく走った方がいいですね」とコメントしており、1番ゲートでも積極的に出していく可能性が高そう。メンバーを見渡しても、是が非でも逃げたい馬がいないので、内からスッと主導権を奪えるのではないか。同世代の牝馬同士ならアタマひとつ抜けた存在。ここは2歳女王の復活に期待したい。

相手には大穴だが、ウインアザレアを狙いたい

キャリア14戦のうち1勝しか挙げておらず、戦績的に見どころがない印象を受けるが、常に牡馬混合戦のレースに出走している馬。最後に牝馬限定戦に出走したローレル賞ではミスカッレーラに完敗だったものの、5着馬から0.2秒差とそこまで負けておらず(7着フォルトリアンとタイム差なし)、牝馬限定重賞なら上位に食い込む資格はあるのではないか。今回は2走前に手綱を取って結果を残した丹内騎手に乗り替わり。血統的に大井外回りコースは合いそうで、あとは展開がハマれば、見せ場以上があるかもしれない。

3番手はミスカッレーラ

前走桜花賞は単勝1.8倍の支持を集めながら5着に終わったものの、成長期の休み明けで馬体重が-11キロと減っており、明らかに本調子ではなかった。昨年の東京2歳優駿牝馬では3着以下を突き放して2着に好走。同世代の牝馬同士ならポテンシャル上位と見ていい。父は距離の融通が利きやすいシニスターミニスターで、大井1800mでも力を発揮できるだろう。

シトラルテミニは2走前の大井1600mで行われた桃花賞がイマヲトキメク、ムサシジェリーナ、フェルディナンドらに完勝。前走桜花賞は力負けというより流れに乗れなかった印象が強かった。今回は実績のある大井コース。インカンテーション×クロフネなら距離は伸びても良さそうで、コース替わりで前進があってもいいのではないか。

プリンセスアリーは桜花賞馬も、当時は4番ゲートからインベタで立ち回り、上手く行き過ぎた印象。キズナ産駒なら距離が伸びても対応する可能性はあるが、初の大井コースになることを考えても、積極的には狙いづらい。

東京プリンセス賞2024の印です

◎①ローリエフレイバー
〇⑦ウインアザレア
▲④ミスカッレーラ
△⑤シトラルテミニ
△⑨プリンセスアリー

2番イマヲトキメク…近2走は言い訳の利く敗戦も、3走前の桃花賞ではシトラルテミニに完敗。このメンバーでは荷が重いのでは。

3番フォルトリアン…昨年のローレル賞では勝ち馬ミスカッレーラから3.3秒差の7着に敗れ、今年の桃花賞では勝ち馬シトラルテミニから2.6秒差の7着。このメンバーでは力不足だろう。

6番フェルディナンド…昨年の東京2歳優駿牝馬では勝ち馬ローリエフレイバーから1.1秒差の3着。マイルなら印を打ってもいいが、ヘニーヒューズ産駒で1400m【2.0.0.0】、1600m【0.0.1.1】の戦績を見る限り、1800m替わりは割り引きなのでは。

8番ムサシジェリーナ…4走前の桃花賞ではシトラルテミニ、2走前のムスカリ特別ではフォルトリアンに敗戦。このメンバーでは荷が重い。

10番キャッスルハート…船橋デビューで一度も勝利を挙げられていない馬。ここは参加するだけだろう。

11番ベイデンマリーナ…近2走でフォルトリアン、ムサシジェリーナに完敗。このメンバーでは荷が重い。

東京プリンセス賞2024の買い目です

羽田盃は◎アマンテビアンコのアタマ固定で的中。

2番手以下は混戦に見えたので、手広く流すよりも単勝1本勝負を選択したのは良かったです。

東京プリンセス賞は◎ローリエフレイバーがピンかパーかのタイプなので、◎アマンテビアンコほどの自信はありませんが、昨日に続いてアタマ固定で勝負します。

【参考買い目】

単勝:◎(1点)

馬連:◎ー〇(1点)

ワイド:◎ー〇(1点)

馬券はローリエフレイバーの単勝がメインで、あとはボーナス的にウインアザレアとのワイド&馬連を軽く押さえます。

以上、東京プリンセス賞2024の予想でした。