東京湾カップ2018(船橋)の予想です。
東京湾カップ2018の出走馬は、デイジーカーニバル、クレイジーアクセル、スプリングマン、ミスターバッハ、ユニバーサルライトなど14頭。船橋競馬場1700mで行われるSIII戦。上位2着までに東京ダービーへの優先出走権が与えられるトライアル競走です。このレースは勝負度B(自信度★★★★☆ 妙味度★★★☆☆)を予定しています。今回は本命馬のみ無料公開いたします。
昨年は
1着○ソッサスブレイ(5番人気)
2着△クラトリガー(3番人気)
3着▲サイバーエレキング(11番人気)
とタテ目で3連複800倍を取り逃したレース。今年はビシッと当てたいところです。
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東京湾カップ2018の予想と見解です
今年の南関東クラシックはヤマノファイトを中心に回っていきそうだが、羽田盃でどこまで通用するのか楽しみなのが4戦4勝と無傷のモジアナフレイバー。今年初戦のクラシックトライアルをムシカリ(クラウンカップ3着)、クレイジーアクセル(つくし特別1着)、スプリングマン(クラウンカップ1着)らを相手に完勝。羽田盃のダークホースに名乗りを上げたといっていいだろう。
そしてもう1頭、クラシックで楽しみなのがこの東京湾カップに出走している馬。ここはその馬の勝ちっぷりを見るレースになるだろう。それでは予想にいきましょう。本命は、
デイジーカーニバルが圧勝するはず
前走ブルーバードカップの勝ち時計は、
◆ブルーバードカップ
18年デイジーカーニバル(1分48秒3、良)
17年グランウブロ(1分50秒6、重)
16年スマイルゴーイング(1分50秒2、稍重)
15年ハタノヴォラーレ(1分49秒0、不良)
14年ノーキディング(1分50秒2、重)
◆東京湾カップ
17年ソッサスブレイ(1分50秒3、良)
16年ディーズプリモ(1分51秒1、重)
15年ドライヴシャフト(1分48秒5、良)
14年サーモピレー(1分48秒1、良)
13年アメイジア(1分48秒8、良)
とブルーバードカップが1700mに変更された14年以降でダントツ。同距離の東京湾カップと比較しても本馬より速く走ったのは前年の全日本2歳優駿で3着に好走していた14年サーモピレーのみ。同馬は2着馬に4馬身差をつけての圧勝。次走東京ダービーでも3着に好走しており、能力が抜けていたといっていいだろう。しかもサーモピレーは上り40.2秒とバテバテだったのに対し、デイジーカーニバルは上り38.3秒。ゴールまで脚色が衰えておらず、キャリア3戦のパフォーマンスとしては圧巻だった。
ヘニーヒューズ産駒は基本的にスピード型だが、まれにスタミナを兼ね備えたスタミナお化けみたいな馬がいて、ケイアイレオーネ、ドンフォルティスなどがいい例。本馬は母父のCherokee Runが効いていることで、スピードに加えてスタミナも補完されているのだろう。何よりも前走の走破時計がそれを証明している。
揉まれた経験がない点だけはネックだが、14頭立ての14番ゲート。前走ブルーバードカップ同様、外目をスムーズに回れば、結果は自ずとついてくる。鞍上いわく「交流重賞で通用するレベル」とのこと。ここは勝ち方に注目したい。
問題は相手が、人気的に狙い目なのは…
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レースが終わったので無料公開いたします。
ユニバーサルライトだろう
前走ブルーバードカップの2着馬。勝ち馬デイジーカーニバルには完敗だったが、この馬自身、3着フレアリングダイヤ(京浜盃7着で決して弱い馬ではない)に6馬身差をつけており、例年なら本馬がぶっちぎっていたレース。走破時計1分49秒0なら例年の東京湾カップを勝てるレベルで、対デイジーカーニバルには分が悪くてもほかの馬には先着を許さないのではないか。
門別デビュー戦勝ち後、軌道に乗れなかったが、長期休養を経て素質開花。叩き3走目で時計をさらに詰めてくる可能性もある。父ロジユニヴァースの父はネオユニヴァースで、母父はシニスターミニスター。典型的な持続力型で、展開を考えるとデイジーカーニバルの目標になりそうだが、そういう消耗戦でこそ良さが生きてくるはずだ。デイジーカーニバルとの勝負付けが済んだと判断されてオッズが甘くなるなら買いだろう。
3番手はフレアリングダイヤ
前走ブルーバードカップは1、2着馬に大きく離されての3着だったが、この馬の走破時計も例年なら勝ち負けレベル。4コーナーでは手応えが悪くなって後退するかと思いきや、直線に向いて外のカットインと馬体を併せると再び伸びて3着を確保。追い比べの形になれば、なかなかバテないタイプで、少頭数より多頭数の混戦向きだろう。正攻法の競馬で挑んだ京浜盃でもトーセンブル、レベルスリーに先着を果たしており、人気的に舐められ過ぎではないか。
ミスターバッハは前走クラウンカップで2着に好走。今回、当時の勝ち馬スプリングマンも出走しているが、スプリングマンは斤量57キロに加え、ユニバーサルライトやデイジーカーニバルに早めに目標になる立場。斤量、展開面からミスターバッハ>スプリングマンと判断していいだろう。
トーセンブルはデイジーカーニバル、ユニバーサルライトが早めに動けば、展開の恩恵を受けそう。京浜盃の走りを見る限り、2歳時から成長をあまり感じられないが、このメンバーなら能力上位と見ていいか。
レベルスリーもトーセンブル同様、展開の恩恵を受けそう。年明けから使われるたびに460→450→439キロと馬体重が減っているのは気になるが、前走京浜盃並みのパフォーマンスを発揮できれば、馬券圏内のチャンスはある。
スプリングマンは展開が厳しくなりそうだが、左回りでは大崩れなく走っている馬。鞍上が左海騎手なら徹底先行して自分の形には持ち込むはずで、デイジーカーニバルに可愛がってもらえれば、粘り込みがあってもいい。
クレイジーアクセルはスプリングマンとのハナ争いに勝てるかどうか。おそらく左海騎手は是が非でも行く形を取るはずで、本馬はその直後の追走になりそう。逃げないとダメというタイプではないが、気性的に難しい面があるので、揉まれるような競馬では力を発揮できないかもしれない。ただロージズインメイ産駒なので消耗戦には向いている。
エターナルモールは前走桜花賞が7枠から終始外々を回らされてしまい、負けるべくして負けた一戦。年明けの若水特別ではのちのクラウンカップ勝ち馬スプリングマン相手に完勝しており、牡馬相手の重賞でも能力的には通用するだろう。
東京湾カップ2018の印
◎⑭デイジーカーニバル
○⑧ユニバーサルライト
▲⑩フレアリングダイヤ
△⑨ミスターバッハ
△⑪トーセンブル
△⑫レベルスリー
×④スプリングマン
×⑤クレイジーアクセル
×⑥エターナルモール
東京湾カップ2018の予想ファイル
東京湾カップ2018の買い目
まず印を少しだけ変えます。
◎⑭デイジーカーニバル
○⑧ユニバーサルライト
▲⑪トーセンブル
△⑫レベルスリー
△⑩フレアリングダイヤ
△⑨ミスターバッハ
×④スプリングマン
×⑤クレイジーアクセル
×⑥エターナルモール
トーセンブル、レベルスリーの評価を上げました。2頭ともにハイレベルな京浜盃組かつ展開の恩恵を受けそうにも関わらず、中位人気程度に収まっていますし、人気的には狙い目といえるでしょう。ただトーセンブルは小柄な馬で、レベルスリーは前走で大幅に馬体重を減らしたので、2頭ともに馬体重の増減には注目です。特にレベルスリーは年明けから-21キロですし、これ以上減るのは嫌ですね。
【本線】
3連複:14-8-4、5、6、9、10、11、12(7点)
3連複でデイジーカーニバル、ユニバーサルライトから印を打った馬への組み合わせ(ワイド1点でもOK)。3列目はフレアリングダイヤまでを厚めに買います。
【押さえ】
3連複:14-10、11、12ー10、11、12(3点)
3連複でデイジーカーニバルからフレアリングダイヤ、トーセンブル、レベルスリーへの組み合わせ。基本的にユニバーサルライトを信頼しますが、印上位で決まるこの組み合わせは意外とつくので押さえておきます。
【3連単】
3連単:14→8→4、5、6、9、10、11、12(7点)
3連単で1着デイジーカーニバル、2着ユニバーサルライト、3着に印を打った馬への組み合わせ。本線はフレアリングダイヤまでです。
以上、東京湾カップ2018の予想でした。