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ステイヤーズステークス2019の予想です。

ステイヤーズステークス2019の出走馬は、アルバート、リッジマン、チェスナットコート、オジュウチョウサンなど13頭。中山競馬場芝3600mのG2戦です。

11月30日(土)の平場の勝負レースはこちらから(当日の9時頃に掲載いたします。

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ステイヤーズステークス2019の予想です

ステイヤーズステークスは昔からリピーター色の強いレース。古くはトウカイトリックが同レースでたびたび好走し、最近ではデスペラード、アルバートが連覇を達成。年に一度しか行われない中山芝3600mという特殊条件であるため、適性の差が如実に出やすいだろう。今年は過去の実績馬が頼りないものの、格上挑戦の馬にも勢いを感じられず、やはり例年通り実績馬優位のレースになるのではないか。

本命はアルバートの巻き返しに期待する

前走京都大賞典では最下位に敗れたものの、3コーナーから外々を回って押し上げたことで最後に脚がなくなってしまった印象。直線入り口では鞍上がほぼ諦めており、いかにも試走感たっぷりのレースだった。前走のレース内容が度外視できるのと同時に、今回は鞍上にマーフィー騎手を確保できたのが大きな強み。ステイヤーズステークスは外国人騎手との相性が非常に良く、過去5年の外国人騎手と日本人騎手の成績は、

外国人騎手【3.1.3.2】 (勝率33.3%、連対率44.4%、複勝率77.8%、単回収率64%、複回収率101%)※4番人気以内なら複勝率100%
日本人騎手【2.4.2.50】(勝率3.4%、連対率10.3%、複勝率13.8%、単回収率15%、複回収率27%)

で外国人騎手の騎乗馬はほぼ馬券に絡んでおり、やはり騎乗技術の問われる長距離戦では外国人騎手の腕が生きてくるのだろう。マーフィー騎手はスワーヴリチャードのような追わせるタイプと手が合うので、アルバートとも相性はいいはず。馬のコース適性+鞍上の手腕に期待したい。

相手は前年の覇者リッジマン

その前年は断然人気が予想されたアルバートの出走取消による棚ぼた的な勝利ではあったが、2着アドマイヤエイカン以下に決定的な差をつけており、馬自身のコース適性が高かったのも確か。その後は結果が出ていないものの、レベルの高いレースにばかり出走しており、6歳という年齢を考えてもまだ老け込むには早いだろう。鞍上は長距離戦が得意な蛯名騎手。メンバーレベルは昨年と大して変わらないので、今年も勝ち負けに加わるチャンスはあるのではないか。

3番手はチェスナットコート

振り返れば、18年日経賞2着以降、【0.0.0.9】とサッパリな成績だが、今年の天皇賞(春)では6着に健闘しており、前走京都大賞典ではリッジマン、アルバートに先着。この低レベルな長距離重賞なら久しぶりの好走が見られても不思議ではないだろう。鞍上の坂井騎手もこういう長距離戦は合いそうだ。

サンシロウは格上挑戦も相手なりに走る面があり、格下馬の中では一番怖い存在。終いは確実に脚を使えるので、この低レベルな長距離重賞なら意外とやれる気がする。

ヴァントシルムは前走丹頂ステークスこそ案外だったものの、4走前の御堂筋ステークスではシルヴァンシャー(京都大賞典3着)、3走前の緑風ステークスではタイセイトレイル(アルゼンチン共和国杯2着)と差のない競馬を見せており、このメンバーなら能力的に見劣ることはないだろう。鞍上も不気味。

モンドインテロは近2走が案外だが、前年でもコンビを組んで3着に持ってきたビュイック騎手を確保できたのは大きい。コース替わり、鞍上強化で変わり身があっても驚けない。

最後にララエクラテール。昨年のステイヤーズステークスでは6着に敗れているものの、戸崎騎手の乗り方ひとつで馬券圏内も十分にあったはず。バテないのがこの馬の良さなので、早め早めに動けそうな石橋脩騎手ならこの馬の良さを引き出してくれるかもしれない。

ステイヤーズステークス2019の印です

◎⑪アルバート
○⑩リッジマン
▲⑧チェスナットコート
△③サンシロウ
△②ヴァントシルム
△⑫モンドインテロ
×⑬ララエクラテール

以上、ステイヤーズステークス2019の予想でした。

~先週の勝負レースのプチ回顧のコーナー~

≪東京12レース 2勝クラス 勝負度D(自信度★☆☆☆☆ 妙味度★★★★☆)≫

◎①オジョーノキセキ<次走注目>(8番人気2着
○⑬アフランシール
▲③ロケット(1番人気1着
△⑦イルヴェントデーア
△⑪エスタジ(3番人気3着
△②ヴェロニカグレース
×⑰ヴェルスパー
×⑯ノーブルアース
×④アロハブリーズ
×⑮ショウナンバニラ
×⑤スペキュラース
×⑨ハトホル
×⑧スタークォーツ

本命は次走注目馬のオジョーノキセキ。出遅れ率ほぼ100%、致命的に不器用なのでフルゲートの最内枠で買うのは勇気がいるが、荒れ馬場なら直線で馬群がバラける可能性があり、内を通っても進路を確保できそう。3歳時にはマーガレットステークス2着もある馬。能力は現級で通用するので、あとは捌けるかだけだろう。血統的に時計、上りともにかかった方が良さそう。

相手は難解だが、アフランシール、ロケット、イルヴェントデーアらが有力か。

馬券は馬連&馬単でオジョーノキセキから手広く流したい。

【参考買い目】

馬連:◎ー○▲△△△×××××××(12点)

馬単:◎→○▲△△△×××××××(12点)

このレースは単複を買いましたが、これは単純に締め切り直前に購入したため、券種を考える時間がなかったためです(笑)

11月は全体的に穴馬の◎がよく走り、特に連に絡んだ時の馬連の破壊力を改めて認識したので、このレースは相手にたまたま1番人気が来ましたが、穴馬から入る場合は3連複のほか馬連もどういう形であれ押さえるのがいいでしょう。

≪京都10レース 花園ステークス 勝負度D(自信度★☆☆☆☆ 妙味度★★★★☆)≫

◎⑦ヒストリーメイカー<次走注目>(2番人気3着
○⑩ウインユニファイド
▲①ビルジキール
△⑫ゴルトマイスター
△⑧サザンブリーズ
△⑯グローリーグローリ
×⑭ナンヨーイザヨイ
×③テーオーフォース(11番人気1着
×⑨サンライズセナ(5番人気2着
×⑪ゼンノワスレガタミ

本命は次走注目馬のヒストリーメイカー。前走御陵ステークスは明らかな早仕掛けで、負けるべくして負けた敗戦。むしろ長期休養明けであの強引な騎乗で5着に踏ん張ったのは能力が高い証拠だろう。今回は前走よりも相手関係が楽になっているので、多少下手に乗っても上位争いに加われると見た。

相手は走っても走っても人気がないウインユニファイド、田中健騎手が行き切ればビルジキールにもチャンスが出てくる。

人気のゴルトマイスターは前走御陵ステークスの内容が案外。やや一本調子の面があり、再びのポカがあっても驚けないか。人気で買うのはハイリスクローリターンだろう。

馬券は3連複で1列目にヒストリーメイカー、2列目にウインユニファイド、ビルジキール、3列目に印を打った馬へ流したい(ワイド2点でもOK)。あとは馬連を押さえる。

【参考買い目】

3連複:◎ー○▲ー○▲△△△××××(15点)

馬連:◎ー○▲(2点)

このレースはヒストリーメイカーを買いたいと同時に「ゴルトマイスターは怪しい」というのも予想の肝だったのですが、その部分を上手く予想に落とし込めなかったと反省。

×ー×ー◎で3連複498倍。この組み合わせで的中できたかはともかく、断然人気のゴルトマイスターを怪しいと見るなら、2列目は2頭ではなく、もっと手広く流すべきでした。堅いのか、波乱含みなのか。レースの波乱度に合わせて券種も幅を持たせるべきだと感じました。理屈では分かっているのですが、1日に10レース以上買うことが多いので、ふと忘れてしまいがちです。

≪東京11レース ジャパンカップ 勝負度C(自信度★★★☆☆ 妙味度★★★☆☆)≫

まず印を少し変更します。

◎⑥ユーキャンスマイル<次走注目><堅軸>(4番人気5着)
○②ワグネリアン(2番人気3着
▲④ムイトオブリガード
△⑨ルックトゥワイス
△⑤スワーヴリチャード(3番人気1着
△⑬エタリオウ

当初、印を打たなかったムイトオブリガードを3番手に。今の馬場を考えると、内、前で立ち回れて、かつ追われてからも脚を使える本馬は怖いかと。土曜日はミスプロ系が大活躍だったので、ルーラーシップ産駒の同馬は押さえておいた方がいいでしょう。それと引き換えに今の馬場で好走するイメージが湧かないレイデオロ、シュヴァルグラン、カレンブーケドールの3頭はバッサリと切ります。

3番手以下の印をイジりましたが、今年のジャパンカップはとにかく「ユーキャンスマイルが勝つ」というのが予想の中心です。馬券ははまず単勝、あとは馬連、馬単、3連複。いろいろと書きましたが、心情的には単勝1点です。3連単は余裕があれば、◎→印→印は押さえておきたいですが、絞るならワグネリアンの2、3着付けがオススメです。

【参考買い目】

単勝:◎(1点)…3番人気、5.5倍想定

馬連:◎ー○▲△△△(5点)

馬単:◎→○▲△△△(5点)

3連複:◎ー○▲△△△-○▲△△△(10点)

3連単:◎→○▲△△△→○▲△△△(20点)


東京芝2400mのG1は10万勝負というマイルールのもと久しぶりに10万円購入。過去2年は上手く行きましたが、今年は不的中でした。

予想における反省点はありますが(レースの巧拙をもっと重視すべきだった)、レース前には考え尽くして予想および買い方でベストな選択をした気持ちがあったので、ハズれても納得というか引きずらずに次に生かそうという思いを自然と持つことができました。来年またチャレンジします。

≪京都11レース 京阪杯 勝負度C(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★★☆)≫

印を少しだけ変更。

◎⑬リナーテ(4番人気5着)
○⑥ライトオンキュー(2番人気1着
▲⑫アイラブテーラー(3番人気2着
△⑪アウィルアウェイ
△⑭エイシンデネブ
△⑦カラクレナイ(7番人気3着
×⑭モズスーパーフレア
×⑧ダイメイフジ

ライトオンキューの評価を上げました。土曜日の京都芝の全レースを見返すと、先週ほど顕著な外差し馬場ではなくなっており、むしろある程度、ロスなく立ち回れた方が有利な印象。ライトオンキューは3枠6番ならコースロスなく、かつスムーズに追い出せそうで、再びリナーテと接戦に持ち込むと見ます。アイラブテーラー、エイシンデネブは小柄な馬なので、馬体重の増減はしっかりとチェックしたいですね。特にエイシンデネブは使い減りする傾向があるので。

馬券は3連複でリナーテ、ライトオンキューから印を打った馬へ(ワイド1点でもOK)。本線はカラクレナイまで。あとは馬連を押さえる。3連単を絞って買うならリナーテ、ライトオンキューのワンツーで決まる組み合わせでしょうか。

【参考買い目】

3連複:◎ー○ー▲△△△××(6点)…本線はカラクレナイまで

馬連:◎ー○(1点)

3連単:◎○→◎○→▲△△△××(12点)

このレースは予想の見解はほぼ当たっており(差し競馬になるが、大外よりも中ほどを通った馬が来る)、実際にタテ目のワンツーだったのですが、唯一の誤算は本命のリナーテが伸び切れなかったこと。間隔が詰まりながら馬体重が+12キロと増えていたので、その影響が少し出てしまったのかもしれません。

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