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シリウスステークス2019の予想です。
シリウスステークス2019の出走馬は、タイムフライヤー、モズアトラクション、アングライフェン、ジョーダンキング、マッスルビーチなど14頭。阪神競馬場ダート2000mで行われるハンデG3戦です。
9月28日(土)の平場の勝負レースはこちらから(予想は当日の9時ごろに掲載します。)
今週から秋のG1シーズンが開幕!
この時期になると、毎回参加しているのが炎の十番勝負。今回は以下の通りのオーダーにしました。
春はフィエールマン@天皇賞(春)、インディチャンプ@安田記念の2勝だったので、秋は目指せ3勝です。
これを考える時に毎回思うのですが、日本でも海外のブックメーカーのように将来のG1レースを予想する馬券が発売されたらそれはそれで楽しそうですね。
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シリウスステークス2019の予想です
昨年は同レースを制したオメガパフュームがJBCクラシックで2着に好走し、年末の東京大賞典を制覇。過去には15年1着アウォーディー、同年3着ナムラビクター、16年3着アポロケンタッキーらがのちのG1で活躍しており、今後の古馬ダート路線を占う意味でも重要な一戦といえる。今年もモズアトラクション、タイムフライヤーを筆頭になかなかの好メンバーがそろい、ここから今秋のG1で活躍する馬が出てくるかもしれない。
本命は前走が圧巻だったマッスルビーチ
3歳春は1800mで勝ち切れないレースが続き、距離短縮の東京ダート1600mで2勝目を挙げたので、再度の距離延長になった前走は半信半疑だったが、終わって見れば、ただただ強いの一言。勝ち時計1分50秒0は、今年のアンタレスステークスの1分50秒8(勝ち馬アナザートゥルース)、翌週のオークランドレーシングクラブトロフィーの1分50秒2(勝ち馬は6馬身差で圧勝したスワーヴアラミス)を上回る今年のレコード。馬場差を考えても決して時計がバカみたいに出やすかったわけではなく、馬の能力の高さゆえの数字だろう。
この時期の3歳以上の重賞では芝、ダートともに必ず3歳馬の世代レベルが語られるが、今年の3歳以上のダート重賞(すべて地方ダートグレード)における3歳馬は、
●ブリーダーズゴールドカップ
ラインカリーナ(3番人気3着)
●オーバルスプリント
ワイドファラオ(2番人気2着)
●日本テレビ盃
クリソベリル(1番人気1着)
と結果を残しており、クリソベリルが斤量1~2キロのアドバンテージでロンドンタウン、ノンコノユメ相手に圧勝したのを見ても、世代レベルが高くても低いことはないだろう。主戦の福永騎手が騎乗できないのは痛いものの、50キロで乗れる一流騎手が少ない中、松岡騎手を確保できたのは大きい。裸同然のこの斤量なら直線で古馬勢をまとめて飲み込むと見た。
相手は初ダートで新味を見せたタイムフライヤー
前走エルムステークスは超ハイペースで飛ばしたドリームキラリを外目4番手で追いかける厳しい展開だったが、リアンヴェリテと一緒に最後までしぶとく粘り込む、見た目通りの負けて強しの内容。レース後に池添騎手が「うなって走っていた。1回使っていれば勝ち負けになったのかも」とコメントを残しており、鞍上の感覚でも相当に手応えを感じた一戦だったのだろう。今回は鞍上がルメール騎手に乗り替わり、人気を集めてしまうのは残念だが、前走の走りから楽しみの方が大きい。
3番手はロードゴラッソを見直す
前走マーキュリーカップは結果的に強気に勝ちに行った結果、終いの伸びを欠いた印象。ダートグレードではまだ結果が出ていないものの、3走前のマーチステークスでは勝ち馬から0.3秒差に留まっており、ハンデ重賞なら展開ひとつだろう。シリウスステークスは父サンデーサイレンス系で芝でも走れそうな血統の馬がよく好走するので、ハーツクライ×Kingmamboの本馬はいかにもこのレースで走ってきそうなタイプだ。
ジョーダンキングは2、3走前の重賞で結果が出なかったものの、どちらもやや消化不良の競馬だった。前走名鉄杯では勝ち馬スマハマ(前走東海ステークス3着)から0.1秒差の2着に好走。ハンデ重賞なら十分に通用するだけの能力はあるだろう。阪神ダート2000mは【3.1.0.0】と結果を残しているのも強み。
キングズガードは久しぶりの距離延長になるが、かつてはみやこステークスで3着に好走し、チャンピオンズカップでも上り最速で追い込むなど(ケイティブレイブやアウォーディーらと僅差の競馬)、中距離でも高いパフォーマンスを見せている。前走プロキオンステークスは物理的に差せないレースだったのでノーカウント。終いは確実に伸びてくるので、展開ひとつで馬券圏内のチャンスならありそうだ。
モズアトラクションは前走エルムステークスで重賞初制覇を成し遂げたが、展開がハマったのは間違いなく、過大評価は禁物。元々はレースセンスのなさからムラ賭け傾向が強く、直近の成績で上位人気に推されるなら疑った方がいいかもしれない。阪神ダートで【1.0.0.3】と結果がいまひとつなのも気になる。
メイショウワザシは前走阿蘇ステークスがズブズブの差し、追い込み決着の中、好位追走から4着に粘り込む中身の濃い内容。さすがに重賞では厳しいかもしれないが、今回は前走より楽な展開に持ち込めるはず。ペース次第では粘り込みがあっても驚けないか。
シリウスステークス2019の印です
◎⑩マッスルビーチ
○②タイムフライヤー
▲⑥ロードゴラッソ
△⑪ジョーダンキング
△⑭キングズガード
△④モズアトラクション
×⑫メイショウワザシ
以上、シリウスステークス2019の予想でした。