@h_r_p_studio さんの写真。)

紫苑ステークス2019の予想です。

紫苑ステークス2019の出走馬は、カレンブーケドール、パッシングスルー、レッドベルディエス、グラディーヴァなど15頭。中山競馬場芝2000mで行われる3歳牝馬限定のG3戦。上位3着までに秋華賞への優先出走権が与えられるトライアルレースです(トーセンガーネットは地方からの挑戦だと思っていたらJRAに移籍したんですね…)。

9月7日(土)の平場の勝負レースはこちらから(予想は当日の9時ごろに掲載します)。

京浜急行の事故は不幸中の幸いというか、脱線するような大惨事にならなくて良かったです。京浜急行の快速特急のスピードで脱線してどこかにぶつかったことを想像すると本当にゾッとします。京急は昔から馴染みがあり、競馬場に行く時も大井競馬場には立会川、川崎競馬場には港町駅を利用することが多く、知り合いにも運転手をやっている人がいるんですね。電車の事故を聞くときにいつも思うのですが、前方の車両はやはりリスクがあるんですかね…

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紫苑ステークス2019の予想です

紫苑ステークスは16年から重賞に格上げされたレース。それまでは春のアネモネステークス並みに本番に直結しなかったが、重賞に格上げされた途端、16年に2着ヴィブロスが秋華賞を制し、翌17年7-もディアドラが秋華賞を制覇。昨年は秋華賞勝ち馬こそ出なかったものの、圧勝したノームコアは今年に入ってヴィクトリアマイルを勝利(秋華賞に出走してれば、好勝負していた可能性が高かった)。3年連続でG1勝ち馬を輩出しており、全く別のレースに生まれ変わった。今年は過去3年と比べるとやや小粒なメンバー構成に見えるが、ここをステップに大きな飛躍を遂げそうな馬が1頭いる。

本命は当初から重賞級と見ていたパッシングスルー

圧巻だったのは前走の1勝クラス。前後半の1000mが59.7-61.2のハイペースの中、3番手追走から早めに動いて押し切り勝ち。当時の福島芝は早めに動けば動くほど苦しい馬場だったので、数字以上に中身の濃い内容だった。当時、決定的な着差をつけた2着ハギノカエラは次走栗子特別を完勝。負かした相手も評価できる。重賞とはいえ、芝で3勝以上を挙げた馬が1頭もいない手薄なメンバー構成。ここは即通用していいだろう。紫苑ステークスは毎年、二ケタ馬番を引いた好位差し~差しタイプが馬券に絡んでおり、大外枠は決してマイナスではない(馬や騎手のキャラを考えても、この枠はむしろ理想的だろう)。

相手にはカレンブーケドール

前走オークスは典型的な差し、追い込み決着の中、4コーナーから早めに動いていき、あわや大金星という内容。突如、パフォーマンスを大幅に上げたが、潜在的なポテンシャルが高かったのだろう。今回はオークスと比べると、遥かに戦いやすい組み合わせ。能力通りに走れば、自ずと結果はついてくるだろう。中山芝1600mでの勝ち鞍もあり、コース替わりも心配いらない。

3番手はレッドベルディエス

前走織姫賞にはそこまでのインパクトはなかったものの、長期休養明けの一戦だったことを考えれば、及第点といえる走り。2走前のクイーンカップでは短期免許で来日中、全く乗れていなかったブロンデ騎手が騎乗して5着に健闘しており、決して弱い馬ではないはず。このメンバーに入れば、潜在的なポテンシャルは上位と見てよく、人気でも侮ることは出来ないか。

グラディーヴァは近親にドゥラメンテやルーラーシップがいるダイナカールの系統でまだまだ奥がありそう。前走白百合ステークスは大外枠から外々を回っての敗戦で決して悲観する内容ではない。父が過去2年の勝ち馬を輩出しているハービンジャーなのも魅力。

フェアリーポルカは東京の2戦でスピード負けした形だが、右回りのコーナー4回の持久力戦に変われば、巻き返しがあってもいい。2走前のフローラステークスも18番ゲートから勝ち馬ウィクトーリアから0.1秒差で着順以上に評価できる内容だった。

エアジーンは中山コースで2勝を挙げており、コース替わりで巻き返しがありそう。前走フローラステークスは力負けというより、鞍上のM・デムーロ騎手が上手く乗れなかった印象が強い。

クールウォーターは春先にまだ身体が完成していなかった感じ。血統的なポテンシャルは高く、夏を越して成長している可能性がありそう。鞍上も少し不気味なので押さえておきたい。

最後にトーセンガーネット。常識的には厳しいかもしれないが、母系からはミッキースワロー、ペールギュントらが出ており、血統的には芝でも走れる下地がある(アグネスデジタル産駒もメイショウスザンナ、ダイメイフジなど芝で活躍する馬もいる)。2歳時のクローバー賞の一戦だけでは何とも言えない面があり、人気がないなら押さえておいても損はないか。

紫苑ステークス2019の印です

◎⑮パッシングスルー
○⑭カレンブーケドール
▲⑤レッドベルディエス
△⑧グラディーヴァ
△⑥フェアリーポルカ
△①エアジーン
×②クールウォーター
×⑦トーセンガーネット

以上、紫苑ステークス2019の予想でした。