エリザベス女王杯2023の予想です。

エリザベス女王杯2023の出走馬は、ブレイディヴェーグ、ジェラルディーナ、サリエラ、ハーパーなど15頭。京都芝2200mで行われる牝馬限定のG1戦です。

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エリザベス女王杯2023の予想です

今年は久しぶりに京都芝2200mで行われるエリザベス女王杯。阪神芝2200mで行われた昨年はジェラルディーナ(18番ゲート)→ウインマリリン(13番ゲート)→ライラック(15番ゲート)で入り、3連複9万馬券の波乱の決着。外枠勢が上位独占し、馬場バイアスが結果に大きく反映するレースだった。

現在の京都芝も馬場の中~外が伸びる状態も、直線でバラけやすい京都の外回りコースなら枠順だけで結果が決まるレースにはならないか。枠順よりも騎手がどういう進路を選択するかの方が重要だろう。

本命は遅れてきた大物・ブレイディヴェーグ

前走ローズステークスは直線でスムーズさを欠きながら、勝ち馬マスクトディーヴァから0.2秒差の2着に好走。パフォーマンス的には勝ち馬とほぼ互角で、その勝ち馬が秋華賞でリバティアイランドと接戦を演じたのであれば、本馬もG1級のポテンシャルを秘めていると言っていいだろう。中間の調教で手綱を取ったルメール騎手は「馬体が大きくなってパワーアップしている」と述べていることからも、さらなる上積みがありそう。ゲート難を抱えているので、レース運びは決して簡単ではないが、鞍上のルメール騎手と直線でバラけやすい京都芝2200mのコース形態から素直に能力を信頼したい。

相手はジェラルディーナが最有力

前走オールカマーは内、前有利の馬場の中、中団後方追走から外々を回り、脚を余しての敗戦。テン乗りだった団野騎手が上手く誘導できず、力を発揮できなかった。近走は結果が出ていないものの、2走前の宝塚記念では天皇賞(秋)でワンツーを決めたイクイノックス、ジャスティンパレスと差のない走りを見せており、牝馬限定のG1なら間違いなく勝ち負けレベルだろう。舞台設定は合っており、鞍上がムーア騎手なら能力全開と見ていいのではないか。

3番手はサリエラの巻き返しがありそう

前走新潟記念では不発に終わったが、1番ゲートで馬群に揉まれる形になってしまい、小柄な牝馬にとって厳しい競馬だったか。ポテンシャルはこのメンバーに入ってもヒケを取らず、外目をリズム良く運べれば、巻き返しの余地は大いにある。

ハーパーは3歳牝馬三冠で桜花賞4着、オークス2着、秋華賞3着。条件問わずに堅実な走りを見せられるタイプで、この舞台でも自分の力を発揮できるだろう。このメンバーで勝ち切るのは難しそうだが、馬券圏内ならチャンスは十分にあるか。

ライラックは昨年のエリザベス女王杯で2着に好走。今年は昨年と異なる条件だが、京都芝2200mにも適性がありそうで、外差しが届くなら2年連続の好走があるかもしれない。

マリアエレーナは歯がゆいレースが続いているものの、前走オールカマーではタイトルホルダー、ゼッフィーロとタイム差なしの競馬。牝馬限定のG1なら馬券圏内に入っても不思議ではないだろう。逃げ、先行勢が手薄なので、自分から積極的に動きたいところ。

ビッグリボンは前走京都大賞典で8着に終わるも、直線で前が狭くなっており、スムーズさを欠いての敗戦。西村騎手が一発を狙って思い切った競馬をすれば、活路が見えてくるかもしれない。

エリザベス女王杯2023の印です

◎①ブレイディヴェーグ
○⑦ジェラルディーナ
▲⑬サリエラ
△③ハーパー
△⑪ライラック
△⑭マリアエレーナ
×⑮ビッグリボン

以上、エリザベス女王杯2023の予想でした。