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桜花賞2016の予想考察です。
桜花賞2016の出走予定馬は、メジャーエンブレム、シンハライト、ジュエラー、ソルヴェイグ、ラヴェンダーヴァレイなど。阪神競馬場芝1600mで行われるG1戦。牝馬クラシックの第一冠目です。
その前に先週の結果報告から。重賞は
ダービー卿CT 無→△→△
大阪杯 ○→△→▲
でハズレ。大阪杯はちょっとニアミスな感じでしたね。しかし、○アンビシャスのノリちゃんはさすが!先行策もあると見てましたが、やはりでしたね。レース後の音無調教師のコメントには
「今日のような前につけるレースは、お昼にジョッキーから相談され、オーナーに了解をとり、あとは任せました。内回りということもありましたからね。折り合いもついていました。このあとは休みか、宝塚記念か……。今のところ、夏休みから秋の天皇賞が目標と考えていますが、オーナーと相談して決めたいと思います」
と書いてあり、レース前から先行策を取る予定だったみたいです。
横山典弘騎手は馬に無理をさせないため、早々と諦めたり、レースに参加しなかったりしますが、大舞台になればなるほど勝つためにどう乗ればいいかを考える人。アンビシャスと同馬主のカンパニーもそうですし、昨年の天皇賞(春)のゴールドシップの超ロングスパートもそう。セイウンスカイで二冠を達成したのも、ほとんど彼の腕といっていいものでした。
今後もアンビシャス&横山典弘騎手のコンビが楽しみです。
レースが流れて追い比べになる桜花賞
いつも通り、過去5年の桜花賞の結果から見ていきましょう。
桜花賞を一言でいうと、「レースが流れて追い比べになるレース」です。
昨年は前後半の半マイルが50.0-46.0という歴史的な超スローペースだったので参考外。14年以前を見ると、伏兵の先行馬が飛ばし、実力のある差し馬がしっかりと伸びてくるというレースばかりです。
現代競馬の予想の基本ともいえる展開、隊列読みで決め打ちするようなレースではなく、純粋な能力比較がカギを握るといっていいでしょう。
桜花賞2016で注目の1頭は?
上記の点を強調すると、圧倒的な1番人気濃厚のメジャーエンブレムでアタマ鉄板とはいえないかもしれません。昨年のレッツゴードンキのイメージもあるので「逃げ」という脚質については不安視されないと思いますが、逃げ馬は伏兵を狙ってこそで、わざわざ人気の逃げ馬をアタマ固定にするのはリスクが大き過ぎます。と書きましたが、馬券圏外に敗れることもないと思います(笑)。逆にアタマでイメージがしやすいのは、
シンハライト
ジュエラー
でしょう。例年の傾向通りならシンハライト、ジェエラー→メジャーエンブレムの決着が一番イメージしやすいですね。ただ玄人層は同じように考えるはずで、わざわざメジャーエンブレムの2、3着付けを買うメリットはそれほどないかもしれません。現時点ではチューリップ賞3着のラヴェンダーヴァレイが過小評価されれば、そこが一番面白い気がしています。
以上、桜花賞2016の予想考察でした。