NHKマイルカップ2022の予想です。
NHKマイルカップ2022の出走馬は、セリフォス、インダストリア、マテンロウオリオン、ダノンスコーピオン、ジャングロなど18頭。東京芝1600mで行われる3歳限定のG1戦です。
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NHKマイルカップ2022の予想です
今年のNHKマイルカップは混戦ムード。人気ではセリフォス、インダストリア、マテンロウオリオン、ダノンスコーピオン、ジャングロがアタマひとつ抜けているものの、そのほかの馬も能力的に差はなく、半数近くが勝利しても不思議ではなさそう。
レースのカギを握るのは展開か。逃げるのはおそらくニュージーランドトロフィーを逃げ切ったジャングロ。ペースはおそらくスロー~ミドル。ラウダシオン→レシステンシア→ギルデッドミラーの先行なだれ込み決着だった20年に近い決着をイメージしたい。
本命はトウシンマカオが面白そうだ
前走ファルコンステークスでは5着に敗れたが、直線で包まれてしまい、持ち前の先行力を生かせずの敗戦。半兄ベステンダンク同様、前々で流れに乗ってこそのタイプなので、前走のような形になってしまうと厳しい。
京王杯2歳ステークス、クロッカスステークスともに展開に恵まれた面はあったものの、朝日杯フューチュリティステークスでは差し、追い込み決着の中、3番手からの粘り込み。先行勢にとって厳しい展開、馬場の中、セリフォス、ダノンスコーピオンからそこまで離されておらず、スピード、立ち回りが生きるレースになれば、前述の2頭に先着する可能性は大いにあるのではないか。
戸崎騎手と言えば、11年安田記念9番人気1着リアルインパクト、15年ヴィクトリアマイル5番人気1着ストレイトガール、19年ヴィクトリアマイル11番人気3着クロコスミアなど、伏兵で先行して粘り込みがあるイメージ(昨年は馬券にこそ絡めなかったが、安田記念で13番人気トーラスジェミニに騎乗して5着に健闘)。馬はもちろん鞍上込みで期待したい。
相手にはセリフォスを筆頭に挙げたい
現3歳世代で唯一、マイル重賞で2勝を挙げている馬。ダイワメジャー産駒らしくレースセンスに長けており、上位人気勢では不発に終わる可能性が最も低そう。休み明けでも気のいいイメージがあるので、初戦から力を発揮できるのではないか。
3番手は素質最上位と見ているダノンスコーピオン
2走前の共同通信杯は不可解な敗戦だったが、次走アーリントンカップで本来の走りを披露。2着タイセイディバインの勝ちパターンの中、差し切っており、着差以上に強い競馬だった。エンジンのかかりが遅く、差し損ねは少し心配だが、スムーズに末脚を伸ばせそうな大外枠を引けたのはプラスだろう。
インダストリアは前走弥生賞が明らかに差し損ねての敗戦。東京芝1600mへのコース替わりはプラスで、あとはレーン騎手が前を射程圏に入れて運んでくれれば、上位争いに加わってくるのではないか。
キングエルメスは前走アーリントンカップが馬群の後ろで我慢して、直線でもうひと伸びする新しい一面を見せて3着に好走。2走前の京王杯2歳ステークスでは本命に推したトウシンマカオに先着を果たしており、内、前有利の競馬を想定するなら印上位に評価すべきだろう。
タイセイディバインはこれまで芝1800m以下に限れば、【0.4.1.0】とまだ崩れていない。以前は一本調子のスピードタイプのイメージだったが、近2走は馬群の中でも我慢が利いており、引き続き要注意だろう。ロンドンブリッジの系統で、近親にキセキ、ダイワエルシエーロ、グレーターロンドンらがいる良血馬。血統的に一本芯が通っており、侮らない方がいい。
マテンロウオリオンは能力上位も、1枠1番からどう捌くかがすべてか。隣に息子の横山武史騎手が騎乗するソネットフレーズがいるので、スタート後に絶好位を譲りそうな気も。
プルパレイは前走ファルコンステークスが鮮やかな差し切り勝ちも、1400mがベストな印象も。それでもマイルは守備範囲で、前々で流れに乗れれば、粘り込みがあってもいいか。
ジャングロは内、前有利を想定しているので押さえるが、東京芝1600mで逃げ粘れるかは半信半疑。デビューして唯一、馬券外に敗れたのが同コースのベコニア賞でもある。
ダンテスヴューは東京芝1600mのスピード勝負ではスピード不足が露呈しそうな気もするが、戦ってきた相手を考えれば、能力的に決して見劣りしないはず。タフなレースになれば、浮上してきてもいい。
ソネットフレーズは前走デイリー杯2歳ステークスで勝ち馬セリフォスからタイム差なしの2着に好走。長期休養明けでどこまで走れるか未知数も、内、前で流れに乗れるなら粘り込みがあってもいいか。
ソリタリオは前走スプリングステークスが前残り決着で力を発揮できずの敗戦。2走前のシンザン記念では勝ち馬マテンロウオリオンとタイム差なしの競馬をしており、マテンロウオリオンを買うなら本馬も押さえるべきだろう。
アルーリングウェイは前走桜花賞で勝ち馬スターズオンアースから0.2秒差の8着と着順ほど悪い内容ではなかった。昨年は桜花賞で15着に大敗していたソングラインがNHKマイルカップで2着に好走。本馬もここで巻き返しがあっても驚けない。
最後にステルナティーア。近2走の敗戦を見ると、積極的に買う気にはなれないが、東京芝1600mに変わるのは良さそう。小柄な牝馬なので、長距離輸送がダメという可能性はありそうで、輸送距離が短い東京で見直しの余地はあるかもしれない。
NHKマイルカップ2022の印です
◎⑥トウシンマカオ
〇④セリフォス
▲⑱ダノンスコーピオン
△⑪インダストリア
△⑤キングエルメス
△⑦タイセイディバイン
×①マテンロウオリオン
×⑯プルパレイ
×⑬ジャングロ
×⑨ダンテスヴュー
×②ソネットフレーズ
×③ソリタリオ
×⑧アルーリングウェイ
×⑰ステルナティーア
以上、NHKマイルカップ2022の予想でした。