根岸ステークス2022の予想です。
根岸ステークス2022の出走馬は、ヘリオス、ソリストサンダー、タガノビューティー、オメガレインボー、モジアナフレイバーなど16頭。東京ダート1400mで行われるＧ３戦です。
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根岸ステークス2022の予想です
かつては今でも語り継がれるブロードアピールの怒涛の追い込みがあった根岸ステークス。もう20年以上前の話になるが、「差し、追い込みが利きやすい」というのは昔から一貫しており、歴代の勝ち馬にはシルクフォーチュン、メイショウマシュウ、カフジテイク、ノンコノユメなど、派手な追い込みを決めた馬がズラリ。昨年もレッドルゼル、ワンダーリーデルの差し、追い込み勢によるワンツーだった。
今年はメンバーを見渡すと、内からオーロラテソーロ、ジャスティン、ヘリオス、リアンヴェリテ、サクセスエナジー、トップウイナー、ジャスパープリンスとスムーズな先行策を打ちたい馬が多数。特にリアンヴェリテ騎乗時は絶対逃げるマンになる国分恭介騎手、年明けからプチ・ブレイクして重賞初騎乗のチャンスが巡ってきたトップウイナーに騎乗する横山琉人騎手はどちらも強気に出していくだろう。その２頭に人気を集めるヘリオスらが絡んでいけば、ペースが落ち着くとはとても思えず、今年の根岸ステークスも例年通りの差し比べになるのではないか。
本命はモジアナフレイバーの一撃があってもいい
まず「地方馬」という括りで随分と舐められているが、ダートＧ１で好走歴があるのは本馬とソリストサンダーのみで、このメンバーなら単純に能力上位の存在。溜めれば溜めた分だけ弾けるようなイメージで、差し、追い込みが決まりやすい同レースは間違いなく本馬向きだろう。２年前には芝スタートの東京ダート1600mで行われるフェブラリーステークスでも６着に健闘。オールダートの東京ダート1400mならさらにパフォーマンスを上げてくるのではないか。外々を気分よく運ぶよりも、前に馬を置いて溜めた方がいいタイプなので、内枠はむしろ歓迎。あとは直線で捌けるかだろう。
相手には堅実駆けのオメガレインボーを推したい
昨春から本格化し、アハルテケステークス以降は異なる条件に出走しながら【1.2.2.0】と安定した走り。追って味があるのが魅力で、差し、追い込みが決まりやすい根岸ステークスなら引き続き上位争いに加わってくるのではないか。鞍上の横山和生騎手も手の内に入れている感がある。
３番手はベタだが、タガノビューティーが有力だろう
ほぼ毎回、上り３位以内をマークしているように堅実な末脚が武器。重賞ではどうもワンパンチ足りないイメージがあるものの、【2.1.0.0】と大得意な東京ダート1400mなら重賞でも馬券圏内に届いてもいいだろう。２走前の武蔵野ステークスは１枠１番がアダになっての敗戦。当時とさほど変わらないメンバーで条件が好転するなら楽しみの方が大きい。
スリーグランドも東京ダート1400mで【2.2.0.1】と堅実な走りを披露。前に行って良し控えて良しのタイプなので、このメンバーなら差しに転じる可能性が高いだろう。堅実には走ってきそうだが、上位拮抗の混戦ムードなので、最後は鞍上・岩田望来騎手の決定力不足がアダになりそうな気も。
ソリストサンダーは能力上位も、距離短縮に一抹の不安も。マイル以上のタフな消耗戦でじわじわと伸びてくるタイプで、東京ダート1400mの純粋な追い比べになると、ほかの馬にやや劣るかもしれない。
タイムフライヤーは近走不振ではあるが、前走霜月ステークスは直線でドン詰まりになってしまい、全くの参考外。それでも勝ち馬から0.8秒差に留まっており、スムーズなら勝ち負けしていても何ら不思議ではなかった。昨年の根岸ステークスでは３着に好走。人気がないなら一枚押さえておいても損はないか。
最後にエアアルマス。正直、年齢による衰えが隠し切れない気はするが、昨年のフェブラリーステークス５着を評価。前走りんくうステークスは実績のない距離、トップハンデを考えれば、そこまで悪い内容ではなかった。勝ち負けはともかく３着争いなら望みはあるだろう。
根岸ステークス2022の印です
◎③モジアナフレイバー
〇⑤オメガレインボー
▲⑧タガノビューティー
△④スリーグランド
△⑨ソリストサンダー
△⑫タイムフライヤー
×⑯エアアルマス
以上、根岸ステークス2022の予想でした。
