@h_r_p_studio さんの写真。)

根岸ステークス2019の予想です。

根岸ステークス2019の出走馬は、サンライズノヴァ、コパノキッキング、マテラスカイ、ユラノト、モーニンなど16頭。東京競馬場ダート1400mで行われるG3戦。フェブラリーステークスに向けた前哨戦です。

1月27日(日)の平場の勝負レースはこちらから(当日の9時ごろに掲載します)。

開催替わり初日お疲れさまでした。

土曜日は前半よりも後半に買いたいレースが集中。

勝負度Cは4レースあり、結果は…

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≪東京8レース 1000万下 勝負度C(自信度★★★☆☆ 妙味度★★★☆☆)≫

◎⑨リゾネーター<次走注目>(3番人気2着
○⑧アドマイヤビクター<次走注目>(1番人気1着
▲⑦ダウンザライン
△⑪ウォーターマーズ
△①サトノディード
△②スターライトブルー
×⑥ミラクルブラッド(6番人気3着
×⑩ヴィジョンオブラヴ

本命は次走注目馬のリゾネーター。直近3走は同条件で歯がゆいレースが続いているが、馬群に揉まれて力を発揮できていない面がある。前走のレース後に「外枠からスムーズな先行策を打てれば変わる」と書いたが、今回はその条件が叶いそう。ここは逃げ、先行勢が手薄なので展開にも恵まれるのではないか。

相手はアドマイヤビクター。前走レパードステークスは前残りの中、4コーナー最後方でレースに参加できず。それでも直線はしっかりと伸びており、改めて能力の高さを感じさせる一戦だった。順調に使われていれば、オープンまで出世していたはず。ブランクは長いものの、能力でカバーできると見たい。

馬券は3連複でリゾネーター、アドマイヤビクターから印を打った馬へ流したい(ワイド1点でもOK)。あとは馬連を押さえる。

【参考買い目】

3連複:◎ー〇ー▲△△△××(6点)

馬連:◎ー○(1点)

≪東京9レース 白嶺ステークス 勝負度C(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★★☆)≫

◎⑥ヴァローア(7番人気1着
○⑤レッドオルバース(2番人気3着
▲⑩クレマンダルザス(3番人気2着
△⑧スウィングビート
△⑦スピーディクール
△③イダペガサス
×④ビックリシタナモー

10頭立ての少頭数の一戦。人気はレッドオルバース、クレアマンダルザスで分け合いそうだが、本命はその2頭と遜色がないヴァローアから。

以前は追い込み一辺倒だったが、近走はゲートを五分に出るようになり、戦績も安定。4走前の薫風ステークスではほぼ勝ちに等しい3着(レッドオルバースに先着)、秋嶺ステークスでは展開不向き&直線で苦しいラチ沿いを通りながらの5着と同条件で非常に中身の濃い競馬を続けている。直近2走に関してはタイムランクA、Bのレース。2走前は勝ち馬がインティ、前走招福ステークスも3着アナザートゥルースが次走1600万下を勝ち上がるなど、レベルが高かった。今回は近2走に比べれば、相手関係は楽。人気を考えてもここは魅力的な1頭だろう。

相手はレッドオルバース、クレマンダルザスが本線も、前者は詰めの甘さかつ目標になる弱み、後者はスタート&折り合い難があり、どちらかは馬券圏外に飛んでも不思議ではない。

馬券は3連複で1列目にヴァローア、2列目にレッドオルバース、クレマンダルザス、3列目に印を打った馬へ流したい(ワイド2点でもOK)。本線はスウィングビートまで。

【参考買い目】

3連複:◎ー〇▲ー○▲△△△×(9点)…本線はスウィングビートまで

≪東京11レース 白富士ステークス 勝負度C(自信度★★★☆☆ 妙味度★★★☆☆)≫

◎③ダイワキャグニ<単妙味>(2番人気4着)
〇⑨アドマイヤアルバ
▲⑦エンジニア
△⑥アップクォーク(1番人気3着)
△①トリコロールブルー(3番人気2着)
△⑤マイネルサージュ
×②ブラックスピネル(6番人気1着)

本命はダイワキャグニー。近2走はレースの上りが33秒台になってしまい、力を出し切れずの敗戦。今回は近2走のような高速馬場にはならないはずで、久しぶりに能力全開の番だろう。ここは逃げ、先行勢が不在で、鞍上が思い切って逃げの手を選択する可能性が高そう(内のブラックスピネルが行けば、その直後の2番手か)。この条件で勝ち負けできなければ、今後も一切買えないだろう。

相手はアドマイヤアルバ。レースセンスのなさはネックも、9頭立ての少頭数、斤量55キロ、時計のかかる冬の芝なら確実に追い込んでくるだろう。

馬券はダイワキャグニーは【5.0.1.7】の戦績の通り、来るならアタマの可能性が高いので、2番人気に留まるなら単勝、馬単メインで勝負したい。

【参考買い目】

単勝:◎(1点)…4.0倍以上

馬単:◎→〇▲△△△×(5点)

≪京都12レース 1000万下 勝負度C(自信度★★★☆☆ 妙味度★★★☆☆)≫

◎④メイショウエイコウ<堅軸>(3番人気1着
〇①テイエムチェロキー
▲③マイネルカイノン(2番人気2着
△⑨スズカフロンティア
△⑪スズカスマート
△②サウスザスナイパー
×⑧カレンカカ(5番人気3着
×⑫ライトオブピース
×⑩ハクサンペリー
×⑤キボウノダイチ

ここはメイショウエイコウが堅実駆けと見た。前走1000万下は休み明けで16番ゲートから終始外々を回って4着に健闘。

◆フリーフリッカー組の4コーナー

内をロスなく立ち回った馬が上位を占めたのを見ても、明らかに厳しい競馬だった。今回は頭数減で4番ゲートを確保。ひと叩きされた上積みを考えれば、ここは堅実に走ってくるだろう。少頭数ながらテイエムチェロキー、サウスザスナイパー、キボウノダイチ、ハクサンペリーと前に行きたい馬が多く、展開にも恵まれそうだ。

相手はハイペースになっても内から行き切れる強みがあるテイエムチェロキー、前が崩れた時にはマイネルカイノンが伸びてくるだろう。

馬券は3連複で1列目にメイショウエイコウ、2列目にテイエムチェロキー、マイネルカイノン、3列目に印を打った馬へ流したい(ワイド2点でもOK)。本線は2列目がテイエムチェロキー、3列目がスズカスマートまで。

【参考買い目】

3連複:◎ー○▲ー○▲△△△××××(15点)…本線は2列目がテイエムチェロキー、3列目がスズカスマートまで

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4レース中3レースで的中。

◎リゾネーター(3番人気2着)、◎ヴァローア(7番人気1着)、◎ダイワキャグニー(2番人気4着)、◎メイショウエイコウ(3番人気1着)でダイワキャグニーはスタートで終わりましたが、そのほかの馬はしっかりと走ってくれました。

勝負したレースで思った通りの結果になるとやはり気持ちがいいもの。日曜日も日曜日単体で勝てるように頑張っていきたいと思います。夜には美味しいお酒を飲みましょう。

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根岸ステークス2019の予想です

根岸ステークスは週中の記事でも考察した通り、追い比べになりやすいレース。

過去5年の上り別成績は、上り2位以内【4.2.3.2】(勝率36.4%、連対率54.5%、複勝率81.8%、単回収率221%、複回収率190%)、上り6位以下【0.1.1.48】(勝率0.0%、連対率2.0%、複勝率4.0%、単回収率0%、複回収率23%)。ダート戦では珍しく決め手勝負になっている。

例年の傾向通りならサンライズノヴァに逆らう要素はないが、気になるのは現在の東京ダートの馬場状態。JRAから金曜日に発表された馬場の含水率は以下の通り。

◆1月25日(金)時点での東京競馬場の含水率

4コーナー1.0%、ゴール前1.4%と極端に乾燥した状態。土曜日の競馬を見ても、時計がかかっており、非常にパワーが要求される馬場といえるだろう。

例年の根岸ステークスで要求されるのは、パワーとは真逆のスピード、切れ味、瞬発力。今年は例年の傾向を忘れた方がいいかもしれない。極端な脚質はやはりリスキー。先行~中団からしぶとく伸びてこれる馬を狙いたい。

本命はユラノトに絶好の条件がそろった

2走前の武蔵野ステークスでは、サンライズノヴァ、クインズサターンに敗れているが、当時は逃げ、先行勢に厳しい展開かつ上り34秒台の決め手が求められてしまい、負けるべくして負けた一戦。今回は馬場状態を考えると上りのかかる決着になりそうで、ダート馬らしいダート馬の本馬に分があるのではないか。

能力の高さはもちろん、レースセンスが高く、狭いスペースでも怯まずに突っ込めるのが最大の特徴。1枠2番はプラスだろう。ルメール騎手は東京ダート1400mで【19.8.12.22】(勝率31.1%、連対率44.3%、複勝率63.9%、単回収率110%、複回収率99%、2017年以降)。このコースでは鬼のような結果を残している。

相手は末脚堅実なサンライズノヴァ

東京ダート1400mでは【2.2.0.0】と連対率100%。冒頭で触れた通り、例年ほど決め手が問われるレースにならないと見ているが、それでも差しが決まらないわけではないので、地力で追い込んでくる可能性は十分にありそう。やや外目の6枠12番は脚質を考えると、ベストな枠順だろう。

3番手はハイレベルな4歳勢のコパノキッキング

何度も書いているが、現4歳世代はハイレベルで、昨年からの古馬ダートグレードにおける現4歳世代の成績が以下の通り。

◆現4歳世代の古馬ダートグレード成績

シリウスステークスから「出走すれば、馬券に絡む」という現象が続いており、今年最初のダートグレード・東海ステークスでは怪物インティが逃げ切るも、2着チュウワウィザード、3着スマハマともに4歳勢。この世代は本当に役者が豊富で、この世代の馬には安易に逆らわない方がいいだろう。非常に乗り難しいので、あたりの強いマーフィー騎手に乗り替わるのは不安だが、世代レベルの高さを信頼したい。

モーニンは前走JBCスプリントが負けて強しの4着。当時、明らかな内伸び馬場の中、外を回って伸びてきており、ワンターンのコースで自分の形に持ち込めれば、まだまだ一級線相手でも戦える。問題はその自分の形に持ち込めるか。ごちゃごちゃした競馬が苦手なので、直線でスムーズに外に持ち出せるかがカギになる。

クインズサターンは2走前の武蔵野ステークスの内容からサンライズノヴァよりも1キロ軽い斤量なら互角の競馬をしても不思議ではない。問題は1枠1番からどう捌くか。不器用なイメージとは裏腹に毎回堅実に追い込んでくるタイプではあるが、1枠1番はどう考えてもマイナスだろう。

キタサンミカヅキは厳しい枠に入ってしまったが、現状のタフな馬場状態はプラスに働くはず。地方に移籍してから馬が変わったのはJBCスプリント、カペラステークスの走りを見ても明らか。このメンバーで斤量58キロでも上位進出のチャンスは十分にある。

ケイアイノーテックは母ケイアイガーベラがダートで走っており、ダートへの適性があっても驚けない。ただ初ダートで穴人気しているなら積極的に買う理由はないか。あくまでも走られたら困るので押さえる程度で。

穴で少し面白そうなのは、ワンダーリーデル。バテずに長くいい脚を使えるのがウリで、現状の乾燥した東京ダートは合っているはず。重賞で相手は手強いが、人気馬に不安要素があるので、上位勢の凡走次第では馬券圏内のチャンスが巡ってくるか。

最後にクロスケ。昨年の黒潮盃ではルヴァンスレーヴ、オメガパフュームと接戦を演じたクリスタルシルバーを負かしている馬。イメージ的にこの距離は合いそうで、現状の地方ダート並みに時計のかかる馬場なら全くの無視はできないだろう。鞍上も先週のジェネラーレウーノのような人気馬ではなく、この手のノーマークの馬でこそ怖い。

根岸ステークス2019の印です

◎②ユラノト
〇⑫サンライズノヴァ
▲⑪コパノキッキング
△⑥モーニン
△①クインズサターン
△⑮キタサンミカヅキ
×④ケイアイノーテック
×⑧ワンダーリーデル
×⑦クロスケ

以上、根岸ステークス2019の予想でした。