鳴尾記念2021の予想です。

鳴尾記念2021の出走馬は、サンレイポケット、ヒンドゥタイムズ、ブラヴァス、サトノソルタス、クラージュゲリエなど13頭。中京競馬場芝2000mで行われるG3戦です。

6月5日(日)の平場の勝負レースはこちらから。

日本ダービーが終わり、今週から2歳戦がいよいよスタート。

一般的には4月が新しい季節の始まりですが、競馬ファン的にはこの6月が新しいシーズンの到来といった感じですよね。

2歳戦ももちろん楽しみですが、不確定要素が多い新馬戦は敬遠しているので、馬券的に手を出すのはもう少ししてから。今週からしっかりと買っていきたいのは、やはり3歳1勝クラス以上のレースです。

降級制度が廃止されて以降、3歳馬が明らかに活躍するようになり、それは6~7月の1勝クラス以上における年齢別成績(2019年)を見ても明らか(以下参照)。

◆6~7月の1勝クラス以上における年齢別成績(2019年以降)

勝利率で言えば、3歳は4歳、5歳の倍以上の数字を残しています。

ただ3歳だけ買えば儲かるなんて甘い話では当然なく、馬券的には古馬に入っても通用する3歳をいかに見極められるかがカギと言えるでしょう。

ここまでの3歳戦はドル箱とまでは言えませんが、良い思い出がいくつかある条件。今年、予想した3歳戦を振り返ってみると、本命馬の単回収率は100%ちょっと、同複回収率は90%弱でした。

◆2021年の3歳馬の本命馬成績

5月中盤以降は全然良くなかったのですが、先月には○スカーレットスカイ(2番人気)→◎シャークスポット(12番人気)→▲プレジールミノル(3番人気)などもあったので、今週から始まる3歳以上1勝クラスも、3歳1勝クラスの延長線のつもりで予想していきたいと思います。

6月1週目からいいスタートを切りましょう!

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鳴尾記念2021の予想です

4歳勢の出走が1頭もなく、ある意味でお馴染みの顔ぶれが揃った今年の鳴尾記念。

レースのポイントは馬場だろう。先週の中京芝は土日でレコードが1本づつ飛び出す高速馬場だったが、一方でタフさが要求されていた印象。今週は金曜日の雨が土曜日に残りそうなので、タフさがさらに増すと判断していいのではないか。出走馬の多くはタフな馬場に適性がありそうだが、前走が適性外の条件で力を発揮できなかった馬から入りたい。

本命はクラージュゲリエの巻き返しに期待する

前走中山記念は3番人気に推されながら9着に敗れたが、立ち回りとスピードが要求されるレースで力を発揮できなかっただけ。2、3歳時はそれなりに器用さも兼ね備えていたが、古馬になってからズブさが出てきており、今ではタフなレースでこそなのだろう。実際に2走前に二度の急坂越えがある中京芝2200mで行われた日経新春杯ではサンレイポケット、サトノソルタスを押さえて3着に好走。再びタフな中京芝なら持てる力を発揮してくれるのではないか。鞍上も松山騎手なら申し分ない。

相手はサンレイポケットが堅実駆けか

前走新潟大賞典で本命に推した時に「適度に時計がかかる馬場」と「左回り芝2000m」がベスト条件と書いたが、今回もまさにその二つの条件に合致しており、連続好走の可能性が極めて高そう。引き続き鮫島克駿騎手が騎乗できるのであれば、崩れるシーンはあまり想像できない。

3番手はサトノソルタスが侮れない

前走新潟大賞典はハイペースを自分から動いて最後まで粘り込んでおり、見方によっては勝ち馬サンレイポケット以上のパフォーマンスだったとも言える。ディープインパクト産駒でもバテず伸びずのタイプなので、前目から粘り込ませるのが得意な川田騎手なら本馬の良さを引き出せるのではないか。

ブラヴァスは近2走で金鯱賞10着、大阪杯8着と苦戦しているが、どちらも特殊過ぎる重馬場で力を発揮できず。昨年の重馬場で行われた七夕賞では2着に好走しており、タフな馬場が苦手というわけではないだろう。近2走と比べると相手もグッと楽になるので、ここで巻き返しがいかにもありそうだ。

ヒンドゥタイムズはデビュー以来、5着以下が一度もないという堅実派。2走前のチャレンジカップでは2着ブラヴァスから0.1秒差の3着に入っており、このメンバーなら重賞でも通用していい。

鳴尾記念2021の印です

◎⑪クラージュゲリエ
○⑬サンレイポケット
▲⑦サトノソルタス
△⑥ブラヴァス
△⑨ヒンドゥタイムズ

以上、鳴尾記念2021の予想でした。