中山牝馬ステークス2024の予想です。
中山牝馬ステークス2024の出走馬は、フィアスプライド、ククナ、コスタボニータ、ヒップホップソウル、ラヴェルなど16頭。中山芝1800mで行われる牝馬限定のハンデ・G3戦です。
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中山牝馬ステークス2024の予想です
中山牝馬ステークスは淀みのないラップで流れることが多く、意外と差しが決まりやすい一戦。昨年は上り1~3位をマークした馬がそのまま1~3着に入る結果だった。今年も例年通り終いにしぶとく脚を使えそうな馬を狙いたい。
本命はシンリョクカの巻き返しに期待する
前走日経新春杯は外から積極的に出していったが、2、3ハロン目に10秒台を計測するハイラップを追走する形になってしまい、負けるべくして負けた一戦だった。2走前のエリザベス女王杯では直線で馬群の間を割りながら伸び、勝ち馬ブレイディヴェーグから0.5秒差の9着に健闘。牝馬限定のハンデG3なら通用する能力はあるだろう。母レイカーラは中山でターコイズステークス含む3勝を挙げ、半姉インターミッションは中山でアネモスステークス含む3勝をマーク。2歳時に阪神ジュベナイルフィリーズでリバティアイランドの2着に好走したことを考えても、急坂があって上りが多少かかるコースは合っているはずだ。
相手はクリノプレミアムを見直したい
近2走は得意条件である「コーナー4回の小回りコース」で結果が出ていないものの、中山金杯、小倉大賞典ともに前が残りやすい展開で位置を取れず、やや消化不良の競馬だった。今回も流れに乗れるかがカギも、時計勝負では分が悪いタイプなので、前日段階で不良まで悪化している馬場は本馬にとってプラスだろう。位置取りひとつで好勝負になっていい。
3番手にはルージュリナージュを挙げたい
オープンクラスに上がってから結果は出ていないものの、2走前のターコイズステークスは前残り決着で差し届かず、前走東京新聞杯は単純に相手が強かった。牝馬限定重賞なら通用するポテンシャルを秘めており、あとは差しが決まる中山牝馬ステークスらしい決着になれば、上位争いに加わってくるのではないか。
ヒップホップソウルは中山芝中距離重賞で23年フラワーカップ2着、同年2紫苑ステークス2着と結果を残している。前走ターコイズステークスは前残り決着で展開が向かず、度外視していいだろう。今回は実績のある舞台に戻るので、巻き返しがあってもいい。
コスタボニータはレースセンスの良さがウリで、コーナー4回のコースではクイーンステークス3着、ディセンバーステークス2着、愛知杯3着と崩れていない。引き続き同条件で西村騎手騎乗なら堅実に走ってくるのではないか。
タガノパッションは格上挑戦で挑んだ前走愛知杯で2着に好走。良くも悪くも相手なりに走るタイプなので、前走と同斤量の53キロなら馬券圏内が狙えるだろう。
ルージュエクレールは前走ターコイズステークスで14着に終わるも、完全な前残り決着だったので、ノーカウントでいいだろう。デビュー以来、ほとんどのレースで上り3位以内をマークしているように末脚堅実なタイプ。前が潰れる展開になれば、浮上してきそうだ。
ククナは勝ち味に遅いタイプも、G3では【0.3.1.2】と何度も好走している馬。得意のコーナー4回の小回り戦なら引き続き上位争いに加わってくるだろう。前走で手綱を取った戸崎騎手とは手が合っている印象。
フィアスプライドは前走ターコイズステークスで重賞初制覇。1ハロンの距離延長は問題なさそうだが、斤量2キロ増でパフォーマンスをやや落とす可能性はありそう。
ラヴェルは新馬→アルテミスステークスと連勝したのち、苦戦が続いているものの、今年初戦の前走京都記念では5着に入り、復調気配がやや感じられた。今回は相手関係が楽になっているので、前走並みのパフォーマンスを発揮すれば、馬券圏内が見えてくるだろう。
中山牝馬ステークス2024の印です
◎⑤シンリョクカ
〇③クリノプレミアム
▲②ルージュリナージュ
△⑧ヒップホップソウル
△⑪コスタボニータ
△①タガノパッション
×⑫ルージュエクレール
×⑭ククナ
×⑬フィアスプライド
×⑯ラヴェルク
以上、中山牝馬ステークス2024の予想でした。