名古屋グランプリ2019(名古屋)の予想です。
名古屋グランプリ2019の出走馬は、JRAからデルマルーヴル、メイショウワザシ、アナザートゥルース、アポロテネシー、アングライフェンが出走。地方からはステージインパクト(北海道)らが出走を予定しています。名古屋競馬場2500mで行われるJpnII戦。このレースは勝負度D(自信度★★★☆☆ 妙味度★★☆☆☆)を予定しています。ここは事実上の5頭立てなので、その5頭の優劣をどうつけるかがカギになりそうですね。
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名古屋グランプリ2019の予想と見解です
名古屋2500mは4コーナーのポケットからスタートしてコーナーを8回もまわるコース(以下参照)。
◆名古屋2500mのコース図
名古屋競馬場は1周距離が1100mと短い上に直線距離が日本最短の194m(高低差なし)。楕円を長方形に近づけたような形状をしており、走っている部分はコーナーの方が圧倒的に多い。
適性が非常に問われるコースで過去の名古屋グランプリを見ても、
カツゲキキトキト(16年3着、17年3着)
アムールブリエ(15年1着、16年1着)
ニホンピロアワーズ(11年1着、14年2着、15年2着)
エーシンモアオバー(11年2着、12年1着、14年1着)
シビルウォー(10年3着、13年1着、14年3着)
ワンダースピード(08年1着、09年2着、10年1着)
などが複数年に渡って3着以内に好走。
今年は過去に同レースで好走した馬の出走はないものの、やはりカギを握るのはコース適性になるだろう。ここは名古屋2500mへの潜在的な適性が高そうな馬から入りたい。それでは予想にいきましょう。本命は…
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メイショウワザシの逃げ切りに期待したい
地方ダートグレードは初出走になるが、小倉ダート1700mの小回りコースで実績を上げてきた馬で、コーナーを8回もグルグルと回るコースは向いているはず。以前は逃げれないと脆さを見せていたが、近走は番手でも我慢が利くようになっており、ここに来て地力強化しているのは間違いないだろう。特に近2走はハイペースを粘り込む中身の濃い内容。今回は一転して楽逃げが叶いそうで、ここは主導権を握ってそのままの押し切りに期待したい。鞍上が武豊騎手なら後続勢はガリガリと競いかけてこないはず。
相手はいかにも堅実駆けのイメージがあるアナザートゥルース
サウンドトゥルーの半弟でいかにも息の長い活躍をしそうな馬。近走で崩れたのは強敵相手の平安ステークス(4着)、展開が厳し過ぎたみやこステークス(6着)のみで、このメンバーならさすがに上位争いに加わってくるだろう。5走前には名古屋大賞典で3着に好走。脚質的に名古屋コースが決してベストとはいえないが、差し馬ながらレースセンスが高く、対応できる。
3番手は近2走で評価しているアポロテネシー
2走前の2勝クラス時には「以前は揉まれるとダメなイメージがあったが、ここに来てレースの幅が広がっており、控えたり、砂を被っても力を発揮できるようになった。いかにも「アポロ」の大型馬で、スタミナを生かしてこそのタイプ(同じ「アポロ」のマル外大型馬アポロケンタッキーと似ている)。東京ダート2100mへのコース替わり、積極的な騎乗が期待できる藤岡祐介騎手への乗り替わりはプラスに捉えてよく、ここは久しぶりに勝利を挙げるチャンスなのではないか。」と書いた馬。長距離戦は望むところだが、エンジンのかかりが遅いので、コーナー8回のコースでトップスピードに乗れるかが心配。それでも近2走で見せたパフォーマンスは本物。力を発揮できれば、勝ち負けに加わっても不思議ではない。
デルマルーヴルはなかなか勝ち上がれないが(昨年の全日本2歳優駿以降、【0.4.1.2】)、近2走は古馬相手のダートグレードでも上位争いに加わっており、ここも好走のチャンスはあるはず。鞍上には地元の名手・岡部騎手を手配。いかにも逃げるメイショウワザシを目標にじっと脚を溜めそうで、ここなら久しぶりの勝機があるかもしれない。
最後にアングライフェン。能力的にほかのJRA勢と遜色ないものの、脚質的にコース替わりが心配。自分から動くと末脚が鈍くなるので、早めに動いてナンボのコース、積極的なマーフィー騎手に替わり、本来の良さが殺されてしまうかもしれない。
名古屋グランプリ2019の印
◎⑤メイショウワザシ
○⑧アナザートゥルース
▲⑨アポロテネシー
△②デルマルーヴル
△⑫アングライフェン
1番ステージインパクト…年齢を重ねて衰えがやや見えてきた。前走道営記念ではモズオトコマエ(昨年の白山大賞典7着)とタイム差なし。JRA勢相手では分が悪いだろう。
3番カノウムスビ…2走前にはJRA1勝クラスとの交流戦で最下位に敗退。ここは参加するだけだろう。
4番コウエイワンマン…地元・名古屋ならもうひと花咲かせそうだが、さすがにダートグレードでは荷が重い。目指すは地方馬最先着では。
6番オールージュ…近走は地元でも苦戦続き。ここは参加するだけだろう。
7番ミッレミリア…かつては園田の重賞でも好走歴があったが、近走は明らかにパフォーマンスダウン。ここは参加するだけだろう。
10番サザンオールスター…今年の名古屋大賞典では勝ち馬グリムから6.1秒差の11着に敗退。ダートグレードではとても通用するレベルではない。
11番デジタルフラッシュ…今年のマーキュリーカップでは勝ち馬グリムから4.9秒差の9着に敗退。ダートグレードではとても通用するレベルではない。
名古屋グランプリ2019の買い目
ここは馬券をどう買うかが問われる一戦ですね。◎メイショウワザシのような逃げ馬はピンかパーかになりやすいので、アタマ固定で勝負します。
【参考買い目】
3連単:◎→○▲△△→○▲△△(12点)
3連単でメイショウワザシから印を打った馬へ。本線はアナザートゥルース絡みです。
3連単:▲→○⇔◎△△(6点)
あとは押さえでアポロテネシーが勝ち、アナザートゥルースが2、3着に入る組み合わせも押さえておきます。
以上、名古屋グランプリ2019の予想でした。