小倉牝馬ステークス2025の予想です。

小倉牝馬ステークス2025の出走馬は、シンティレーション、クイーンズウォーク、アスコルティアーモ、オーロラエックス、コガネノソラなど18頭。小倉芝2000mで行われる牝馬限定のハンデ・G3戦です。

1月25日(土)の予想(小倉牝馬ステークス、瀬戸ステークスほか)はこちらから

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小倉牝馬ステークス2025の予想です

今年から創設された牝馬限定のハンデG3戦・小倉牝馬ステークス。レースのカギを握るのは冬の小倉芝で行われることだろう。同期の小倉芝は野芝に洋芝をオーバーシードした状態で施行されるため、夏の小倉芝と比べると時計がかかりやすく、タフな持久力、消耗戦になりやすいのが特徴。実際に昨年の同時期に小倉芝2000mで行われた愛知杯は、後方追走からマクリ気味に進出したミッキーゴージャスと上り最速をマークしたタガノパッションが1、2着。立ち回りよりも末脚の持続力が問われていた。

今年の小倉牝馬ステークスは、アリスヴェリテ、コンクシェル、ベリーヴィーナスと3頭の逃げた馬が顔を揃え、ペースが緩むことはなさそう。昨年の愛知杯のイメージで、長くいい脚を使えそうな馬を狙いたい。

本命はオーロラエックスを狙いたい

デビューしてから4戦3勝とまだ底を見せていない馬。2走前のローズステークスで唯一の敗戦を喫しているが、先行なだれ込み決着の中、4コーナー10番手で物理的に届かないレースだった。前走コントレイルメモリアルは展開の恩恵を受けたとは言え、直線でほぼ馬なりのまま逃げたジンセイに並びかけると、その後も楽々と抜け出して勝利。いかにも奥の深さを感じさせる走りだった。サトノダイヤモンド×Galileoでスタミナ豊富なイメージ。タフなレースになればなるほど真価が発揮されそうで、洋芝がオーバーシードされた冬の小倉芝は本馬にとって力を発揮しやすい条件と言えるのではないか。

相手はコガネノソラの巻き返しがありそう

2走前の秋華賞は積極策を打ったのが裏目に出てしまい、前走チャレンジカップは6-7-7-10の通過順が示す通り、馬群の後ろで動くに動けず、勝負どころでポジションを落としたのが痛かった。これまでのレースを振り返ると、通算4勝はすべて外に馬を置かない形での追い上げで、14番ゲートに入った今回は本馬の得意の形に持ち込めそう。ゴールドシップ×ロージズインメイのスタミナ型。同レースは合っている。

3番手は大穴だが、グランスラムアスクが不気味

以前は逃げ一手のイメージだったが、昨年のエプソムカップでは後方から上り最速タイをマークするなど、近走は控える競馬にも対応。4走前の小倉記念は直線で内の窮屈なポジションに入りながら勝ち馬から0.4秒差の6着。2走前のディセンバーステークスでは馬券圏内まであと一歩の4着に健闘しており、展開が噛み合えば、いつ一撃があっても不思議ではない。前走万葉ステークスのように前を追いかけ過ぎず、内でじっと脚を溜めることができれば、直線のコース取りひとつで見せ場以上があってもいいのではないか。

シンティレーションは前走エリザベス女王杯で10着に敗れるも、直線で不利を受けた上に伸びづらい内を通っており、言い訳の利く敗戦だろう。2走前の府中牝馬ステークスはブレイディヴェール、マスクトディーヴァのハイレベルな相手に差のない走り。ここに来て地力強化しており、前走の敗戦で人気を落とすなら要注意だ。

コスタボニータは内でロスなく立ち回ってこそのタイプも、重賞でたびたび馬券圏内に入っている実力馬。人気になりにくいタイプなので、外枠だからと言って安易に嫌わない方がいいだろう。

フェアエールソングは前走福島記念で勝ち馬アラタから0.2秒差の2着。枠順、展開ともに恵まれたのは確かも、今回も枠順、展開の後押しがありそうで、引き続きの好走が期待できそう。芝2000mの平坦コースでは【3.2.0.1】と堅実な走りを見せている。

キミノナハマリアは函館&札幌コースの洋芝で【2.0.2.0】と一度も崩れておらず、野芝に洋芝をオーバーシードした冬の小倉芝は本馬に合っているはず。3走前の五稜郭ステークスはタフな消耗戦で、のちの日経新春杯3着馬マイネルエンペラーに2馬身差をつけて勝利。同レースは本馬にとって力を発揮しやすい条件と言えるだろう。

小倉牝馬ステークス2025の印です

◎⑫オーロラエックス
〇⑭コガネノソラ
▲④グランスラムアスク
△⑦シンティレーション
△⑯コスタボニータ
△③フェアエールング
×⑥キミノナハマリア

以上、小倉牝馬ステークス2025の予想でした。