金盃2025の予想です。
金盃2025の出走馬は、ヒーローコール、ラッキードリーム、タイガーチャージ、ヴィアメント、セイカメテオポリス、キリンジなど15頭。大井競馬場2600mで行われるSII戦です。このレースは勝負度B(自信度★★★★☆ 妙味度★★★☆☆)を予定しています。
今週はnoteで梅桜賞、梅見月杯、若駒賞トライアル、兵庫ウインターカップの予想も行っています。
※メルマガ読者の方は月曜日に配信した「先週の重賞回顧」内にパスワードが掲載されています。
金盃2025の予想です
金盃は大井2600mで行われる南関東の最長距離重賞。
今年は過去に大井の長距離重賞で好走歴のある馬がズラリと揃ったが、その大半はピークを過ぎており、ここは新興勢力の台頭がありそう。前哨戦の金盃トライアル組はメンバーレベルが低く、別路線組から狙っていきたい。それでは予想にいきましょう。本命は…
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キリンジが重賞初制覇を挙げるはず
これまで地方ダートグレードでは昨年のJBCクラシック3着を含む【0.3.2.0】とすべて馬券に絡んでいる実力馬。実績を考えると、園田の重賞で勝てなかったのは不思議だが、前走園田金盃に関して言えば、終始内から3、4頭分ほど外を回らされており、いかにも負けて強しの競馬だった。今回は南関東に移籍して初戦になるが、このメンバーでJBCクラシック3着以上の結果を残せる馬がいるとは思えず、能力最上位と見ていいだろう。2600mは初めてになるが、名古屋2100mの名古屋グランプリで3着、タフな佐賀の馬場で行われた昨年のJBCクラシック3着の結果を考えても、長丁場の消耗戦はむしろ合っているのではないか。
相手はヴィアメントが最有力
近2走が圧巻の末脚を披露して連勝。それも2戦連続で前有利の流れを差し切っており、時計以上に価値のある勝利だった。今回は600mの距離延長に対応できるかがカギも、JRA時代には東京ダート2100mで勝ち鞍がある馬。差し馬ながら折り合いに不安がなく、操作性の高いタイプなので、大井2600mでも力を発揮できるのではないか。冒頭で触れた通り、ピークを過ぎた実績馬が大半で、低調な組み合わせ。前走並みのパフォーマンスを発揮すれば、このメンバーに入っても能力的に見劣りすることはないだろう。
3番手はセイカメテオポリス
ダート長距離重賞でたびたび好走しており、金盃は22年2着、23年3着、24年2着と3年連続で馬券圏内に好走中。今年は長期休養明けで、過去3年とは異なる臨戦過程も、間隔が空いても力を発揮できるタイプで、休み明けが過度に嫌われるならむしろ狙い目と言えるか。調教ではキリンジに全くついていけなかったが、元々が調教で動くタイプではないので、そこまで気にする必要はないだろう。
ローズボウルは前走北総ステークスが終いだけの競馬とは言え、上り最速をマークし、前進を感じさせる走り。JRA所属時代には中山ダート2400mで行われた2勝クラスで勝利実績があり、長丁場は得意。全くのノーマークなら長距離実績を買って一枚押さえておいても損はないだろう。鞍上の野畑騎手とは手が合いそうだ。
クリノドラゴンは前走金盃トライアルで勝ち馬ラッキードリームから2.0秒差の8着に終わったが、終始前に壁を作ることなく、内から3頭分ほど外を回らされており、気持ちが切れてしまった印象。今回は折り合い重視の本田騎手に乗り替わり。大外の15番ゲートは厄介も、前に壁を作りながらじっと脚を溜めていれば、パフォーマンスを上げてくる可能性はある。前走の大敗で人気が急落するなら押さえる価値はあるだろう。
金盃2025の印です
◎⑫キリンジ
〇⑨ヴィアメント
▲⑪セイカメテオポリス
△⑬ローズボウル
△⑮クリノドラゴン
1番マンガン…21年金盃勝ち馬も、その後は22年不出走、23年4着、24年11着。近走はオープン特別でも上位争いに加われず、相手が強化される今回は苦戦必至だろう。
2番アイブランコ…昨年の大井2400mで行われた東京記念で3着。長距離適性はありそうだが、昨年の東京記念と比べると、今年の金盃の方がメンバーレベルは高そう。ここは力を発揮できても掲示板までが精いっぱいでは。
3番ヒーローコール…3歳時にはクラシックで活躍して重賞2勝の実績を挙げるも、古馬になってから一度も勝ち鞍なし。このメンバーなら巻き返しがあっても不思議ではないが、近走の淡白な走りを見ると、積極的には狙いづらい。
4番カイル…23年金盃勝ち馬も、昨年は4着止まり。近走は明らかにパフォーマンスが落ちており、今年は掲示板に入るのも難しいだろう。
5番ラッキードリーム…前走金盃トライアルを逃げ切るも、ゴール前では外の3頭(ヴェルテックス、タイガーチャージ、ワセダハーツ)に詰め寄られており、ぎりぎり凌いだレースだった。ここは距離延長&逃げてガラリ一変を見せたリベイクフルシティがハナに拘りそうなので、前走のような楽逃げは叶わないのでは。
6番タイガーチャージ…2100m以上を超える距離では【0.1.3.0】と一度も崩れておらず、長距離戦に適性があるのは事実も、前走金盃トライアルではラッキードリーム、ヴェルテックスより2キロ軽い斤量を背負っての出走。ラッキードリーム、ヴェルテックスを評価しない以上、本馬も買いづらい。
7番リベイクフルシティ…一気の距離延長で挑んだ前走ジャニュアリー賞で鮮やかな逃げ切りを決めるも、相手関係に恵まれており、あまり評価できず。スタミナ豊富なタイプが多いマジェスティックウォリアー産駒なので、距離自体には対応できそうだが、このメンバーに入るとさすがに見劣るのでは。
8番ミヤギザオウ…前走金盃トライアルでは逃げたラッキードリームを終始マークして5着。一度使われた上積みはあるかもしれないが、2走前の東京記念5着並みのパフォーマンスでは上位争いに加われないはず。
10番ヒミノフラッシュ…大井に移籍して3戦を消化するも、A2で通用していない現状。このメンバーでは荷が重い。
14番ヴェルテックス…前走金盃トライアルで勝ち馬ラッキードリームからタイム差なしの2着。オープン特別で勝ち切れていない現状を考えると、このメンバーでは積極的に買いづらい。
金盃2025の買い目です
ここは◎キリンジ〇ヴィアメントのワイドが当たる前提の馬券を買います。
また今週はイレギュラーですが、他地区の重賞および準重賞でも買いたいレースが揃っているので、こちらで予想しています。
【参考買い目】
ワイド:◎ー〇(1点)
馬連:◎ー〇(1点)
馬単:◎→〇(1点)
3連複:◎ー〇ー▲△△(3点)
3連単:◎→〇→▲△△(3点)
馬券はワイドを本線に、ボーナス的に馬連、馬単、3連複、3連単を買います。
以上、金盃2025の予想でした。