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菊花賞2019の予想です。
菊花賞2019の出走馬は、ヴェロックス、ワールドプレミア、ニシノデイジー、ホウオウサーベル、ヒシゲッコウなど18頭。京都競馬場芝3000mで行われる3歳限定のG1戦です。
10月20日(日)の平場の勝負レースはこちらから(当日の9時頃に掲載いたします。)
土曜日は全体的にまずまずの滑り出し。
特に買いたいレースでもあった京都7レースが○アユツリオヤジ(1番人気)→◎ルクスムンディー(5番人気)→▲メイショウアマギ(3番人気)で決まり、京都メインの室町ステークスも○モンペルデュ(1番人気)→△タテヤマ(4番人気)→◎ハングリーベン(10番人気)で決着。3連複216倍もついたのは意外でした。坂井騎手は本当にあの手の内で溜めての抜け出しが十八番ですね。レースは全然違いますが、京都大賞典のドレッドノートを見ているようでした。あのポジショニングで詰まらないのはお見事。一方、戸崎騎手は17番ゲートでもまた詰まっていましたね(苦笑)
コーフィールドカップも凱旋門賞に続き、◎ヴァウアンドディクレアが2着確保。またこの調子で日曜日も頑張って参ります。菊花賞は割と当たるイメージが出来ているのですが、果たして…
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菊花賞2019の予想です
先週の秋華賞は、クラシック好走馬3頭がそのままワンツースリーを果たしながら3連複万馬券決着。秋に行われる秋華賞や菊花賞では毎年、夏の上り馬が人気を集めるものの、終わってみれば、「クラシック上位勢の力が上だった」というケースが多い。
今年の菊花賞は、サートゥルナーリアもダノンキングリーも不出走だが、その2頭とクラシックを沸かせたヴェロックスが出走。ライバル不在なら当然本馬が主役になるだろう。
本命は素直にヴェロックスを信頼する
能力、鞍上の信頼度、厩舎力など、総合的に考えて欠点といえる欠点が見当たらない。唯一の不安は、極端な内枠を引くことだったが、7枠13番をゲット。2頭分ほど内に逃げる可能性が高いシフルマンがいるので、本馬も一緒に内に切り込んでいきやすいだろう。
仮にサートゥルナーリアがいなければ、皐月賞も神戸新聞杯も勝利していたレース。日本ダービーは川田騎手がお世辞にも上手く乗ったとはいえず、それでも3着まで追い上げたのは世代でもトップクラスの能力を秘めている証拠だろう。スプリンターズステークス、秋華賞と1番人気を裏切っている同騎手だが、窮屈な1番ゲートを引いてしまい、運にも恵まれなかった(秋2戦だけではなくG1では常に運に恵まれない)。今回は理想的な枠順をゲット。約1年ぶりのG1勝利をここで決める。
相手はレッドジェニアルの巻き返しが怖い
前走神戸新聞杯では3番手追走から伸び切れず5着に敗退。個人的には期待ハズレの走りだったが、結果的に前を追いかけ過ぎたこと(ペースは遅かったものの、サートゥルナーリアを追いかけたことは精神的にキツかったはず)、急坂のある阪神コースで力を出し切れなかったと見た方がいいか。京都新聞杯、日本ダービーのパフォーマンスから能力が高いのは間違いなく、【2.0.2.0】と実績を残している京都コースに替わり、巻き返しの余地は十分にあるだろう。鞍上の酒井騎手は14年にトーホウジャッカルで同レースを制している。
3番手はニシノデイジーが変わり身を見せる
2歳時のホープフルステークス3着以降、結果は出ていないものの、決して早熟なわけではなく、勝浦騎手が上手く乗れなかっただけ。それでも2走前の日本ダービーでは3着ヴェロックスから0.1秒差の5着に健闘。今回のメンバーでは日本ダービーで2番目にいい着順に入っており、ルメール騎手で売れているように見えるが、決して過剰人気ではない。前走セントライト記念のように終始外々を回るより、内で脚を溜めた方がいいイメージがあるので、1枠2番も理想的。後方から差し届かずのレースばかり繰り返しているが、ルメール騎手なら「えっ、こんな前につけられるの!?」とビックリする位置取りもありえる。
伏兵で最も怖いのはユニコーンライオンだろう。前走神戸新聞杯は決してベストとはいえない決め手比べで強敵相手によく食い下がっており、ここに来ての地力強化をうかがわせる走り。さらに上を目指すには枠順等のアドバンテージが欲しかったが、2枠4番の絶好枠をゲット。鞍上が岩田騎手ならこの内枠を最大限に生かしてくれそうで、早め早めに動いて馬場も噛み合えば、上位進出しても何ら不思議ではない。母父High Chaparralは、先週の秋華賞3着シゲルピンクダイヤと同じでもある。
ワールドプレミアは長期休養明けの神戸新聞杯で3着に好走。勝負どころでの行きっぷりの悪さが解消され、春からの成長を感じさせる走りだった。叩き2走目でさらなる上積みがあれば、ヴェロックスとの逆転も考えられるが、武豊騎手がインタビューで述べていたようにレースセンスのなさはコーナー6回のコース、18頭立てでは大きな割り引き。仮に上積みがあってもその力を出せるかが問題になる。
ホウオウサーベルは出世レース・阿賀野川特別の勝ち馬。かつてはオウケンブルースリが同レースから菊花賞を制し、過去2年の勝ち馬もポポカテペトル(13番人気3着)、ユーキャンスマイル(10番人気3着)と本番で波乱を演出。さすがに阿賀野川特別が出世レースなのはバレている感じだが、今年の勝ち馬ホウオウサーベルはポポカテペトル、ユーキャンスマイル以上に大物感があり、夏の上り馬で一撃があるとすれば、本馬だろう。鞍上も長距離の名手・蛯名騎手。
ヒシゲッコウはまだ底を見せていないとはいえ、さすがに売れ過ぎだろう。過去10年、条件戦の札幌芝2600mを経由に菊花賞で3着以内に入ったのは14年3着ゴールドアクターのみで、大幅な相手強化で壁にぶつかるのが一般的。先週の秋華賞のエスポワールもそうだが、人気で喜んで買う馬ではない。
最後にザダル。前走セントライト記念では3着に敗れたものの、キャリア4戦目、休み明けだったことを考えれば、立派な内容。どのレースもインパクトとしてはやや薄いものの、レースセンスが高いのは間違いなく、内枠を最大限に生かすことが出来れば、3着争いならチャンスはあるかもしれない。父トーセンラーも淀の長距離で実績がある。
菊花賞2019の印です
◎⑬ヴェロックス
○⑫レッドジェニアル
▲②ニシノデイジー
△④ユニコーンライオン
△⑤ワールドプレミア
△⑮ホウオウサーベル
×⑦ヒシゲッコウ
×①ザダル
以上、菊花賞2019の予想でした。