京王杯2歳ステークス2021の予想です。
京王杯2歳ステークス2021の出走馬は、コラリン、ヴィアドロローサ、ラブリイユアアイズ、ベルウッドブラボー、シゲルファンノユメなど14頭。東京芝1400mで行われる2歳限定のG2戦です。
11月6日(土)の平場の勝負レースはこちらから。
平場の勝負レースなどはメルマガで配信しています。ご登録は以下からお願いいたします。詳細はメルマガ『ゆたぽんの馬券生活協同組合』に加入するをご覧ください。
京王杯2歳ステークス2021の予想です
京王杯2歳ステークスは例年、函館2歳ステークス組&小倉2歳ステークス組の距離延長お試しレース的な意味合いが強いものの、今年は前走重賞組が不在。
メンバーを見渡すと、前走でオープン特別を制したコラリン(カンナステークス)、ラブリイユアアイズ(クローバー賞)、ベルウッドブラボー(ダリア賞)、ヴィアドロローサ(すずらん賞)が人気を集めそうだが、最近の2歳オープン特別は少頭数でメンバーがとにかく集まらないので(素質のある馬は新馬から重賞に回る傾向)、「オープン特別勝ち」とう実績はほとんどアテにならないだろう。
先週のアルテミスステークスでは未勝利組のサークルオブライフ、ベルクレスタのワンツーフィニッシュ。ここもキャリアを重ねて地味に力をつけてきた馬の飛躍がありそうだ。
本命は鞍上不安でもオッズ的に魅力のあるレッツリブオン
東京芝1400mの新馬で展開不向きの中、キミワクイーン(新潟2歳ステークス6着→1勝クラス1着)の2着に好走した馬。その後はマイルや短距離を使われて取りこぼしてしまったが、再び東京芝1400mに戻した前走未勝利が圧巻の内容。勝ち時計1分21秒4は、今年行われた2歳戦で最も速く、前日の2勝クラス(1分21秒9)を上回るほど。3着以下が離れていたのを見ても、本馬と2着スピードグラマーのパフォーマンスは未勝利の域ではなかったのだろう。
昨年の京王杯2歳ステークスでも前走東京芝1400mの未勝利をタイムランクBで高パフォーマンスを見せたユングヴィが5番人気3着と好走。今年は本馬が波乱の立役者になるのではないか。
相手はまずベルウッドブラボー
前走ダリア賞で負かした2着コムストックロードは次走でハイレベルな新潟2歳ステークスで4着に健闘しており、本馬が新潟2歳ステークスに出走していれば、上位争いに加わっていた可能性がありそう。左回りの芝1400mですでに実績を残しているのは好感で、オープン特別組では最も信頼できるのではないか。シルバーステート産駒はロン、ウォーターナビレラなど、派手さはなくても結果を残すイメージだ。
3番手は新馬組のセルバーグを狙いたい
阪神芝1600mで行われた新馬を前後半の800mが48.1-47.5と淀みのない流れの中、好位からしぶとく抜け出して勝利。全体的に差し、追い込み勢が上位に食い込んだレースで、前々で押し切ったのは数字以上に評価していいのではないか。当時、本馬から1.6秒も離れていた9着リアルグローリーは次走萩ステークスで最下位とは言え、勝ち馬ダノンスコーピオンから1.5秒差。新馬はメンバーレベルが高かった可能性もある。オープン特別組に抜けている存在がいないので、新馬の勝ちっぷりが光った本馬があっさりと通用しても何ら驚けない。
ラブリイユアアイズは前走クローバー賞で逃げ馬を自ら捕まえに行き、直線でも脚色衰えずの完勝。父ロゴタイプのようにスピード能力に長け、またレースセンスの良さが光った一戦だった。今回は外のジャスパークローネとの兼ね合いがカギも、枠順の並びに本馬が行き切る可能性の方が高いか。ここもマイペースの逃げを打ち、極端な上りが要求されなければ、そのまま押し切るシーンは十分にあるだろう。
テーオースパローは前走もみじステークスで上り最速の脚を繰り出して2着に好走。レースセンスのなさはネックだが、終いは堅実なので、ここも直線で捌ければしっかりと伸びてくるだろう。
シゲルファンノユメは前走カンナステークスで本命に推した馬。父ディーマジェスティのような追っての良さがあり、1ハロンの距離延長なら対応可能も、大外枠から外々を回ってどこまで差を詰められるかだろう。小回りで上りがかかっての消耗戦でこそのイメージも少しある。
キングエルメスは前走クローバー賞で5着に敗れたものの、力負けというより位置を取れなかったのが大きかったか。スタートを決めて前々で立ち回れれば、パフォーマンスを上げてくる可能性はあるだろう。
ヴィアドロローサは新馬→すずらん賞と連勝中も、すずらん賞は芝未勝利馬が半数近くを占めており、相手に恵まれた印象。血統的に奥深さはあり、さらにパフォーマンスを上げてきても不思議ではないが、人気ほど信頼できるタイプではないか。
コラリンはルメール騎手騎乗で人気を集めるかもしれないが、前走カンナステークスは展開、相手関係に恵まれての勝利だった。ダイワメジャー産駒でも母モルジアナの影響を色濃く受けている印象があり、距離延長にも不安が残る。
ジャスパークローネはいかにも一本調子のマル外のイメージ。1400mより1200mの方が良さそうだが、前々で立ち回れる強みはあり、展開の恩恵を受ければ、粘り込みがあってもいいか。
トウシンマカオは新潟芝1600mの新馬勝ち。同組の次走成績が【0.2.1.11】で、レースレベルが高かったとは思えないが、余力を残しつつの勝利だったので、ここでパフォーマンスをグッと上げてきても驚けないだろう。
最後にアポロルタ。本馬もトウシンマカオ同様、新馬のレースレベルに疑問が残るものの、1戦1勝で未知な面があるので、念のため押さえておきたい。
京王杯2歳ステークス2021の印です
◎⑨レッツリブオン
○⑤ベルウッドブラボー
▲⑥セルバーグ
△⑪ラブリイユアアイズ
△②テーオースパロー
△⑭シゲルファンノユメ
×③キングエルメス
×⑬ヴィアドロローサ
×⑩コラリン
×⑫ジャスパークローネ
×⑧トウシンマカオ
×⑦アポロルタ
以上、京王杯2歳ステークス2021の予想でした。