川崎記念2022(川崎)の予想です。
川崎記念2022の出走馬は、JRAからブラックアーメット、チュウワウィザード、ケイティブレイブ、ヴェルテックス、ヒロイックテイル、デルマルーヴルが出走。地方勢は、エルデュクラージュ、カジノフォンテン、(以上、船橋)、タービランス(浦和)、サルサディオーネ(大井)らが迎え撃ちます。川崎競馬場2100mで行われるJpnI戦。このレースは勝負度D(自信度★★★☆☆ 妙味度★★☆☆☆)を予定しています。
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今年に入ってからの地方重賞は、
報知オールスターカップ◎ノーヴァレンダ(1番人気1着、当たり)
船橋記念◎コパノフィーリング(1番人気3着、ハズレ)
ニューイヤーカップ◎リヴィフェイス(4番人気2着、当たり)
TCK女王盃◎ダノンレジーナ(6番人気6着、ハズレ)
という結果。
先週のTCK女王盃は1700mなら◎ダノンレジーナ〇ショウナンナデシコから的中できたのですが、直線が本当に長く感じました(苦笑)
2月の地方重賞の一発目を飾るのは川崎記念。
当初は◎ノーヴァレンダの予定だったのですが、まさかの出走回避に…。今年のメンバーなら全日本2歳優駿以来のG1制覇のチャンスもあったと思うのですが、残念でした。気持ちを切り替えてゼロベースで考えていきたいと思います。
川崎記念2022の予想と見解です
2022年、最初のG1(JpnI)として行われる川崎記念。
かつてはアジュディミツオー、ヴァーミリアン、フリオーソ、スマートファルコン、ホッコータルマエなど、ダートの一流馬が順当に勝ち上がったものの、近年は重賞未勝利(重賞実績はレパードステークス9着のみ)のオールブラッシュの逃げ切り、直近のG1では苦戦が続いていたミツバの一撃など、伏兵の台頭がしばしばあり、流れが明らかに変わった印象。
おそらくその要因は、ダートのトップホースたちにとって「レース選択の幅が広がったこと」だろう。
ドバイワールドカップに加え、20年には世界最高賞金レース・サウジカップが新設され、一流馬はチャンピオンズカップor東京大賞典からひと息いれて、サウジカップorドバイワールドカップに挑戦するのが主流になった。
今年も前年のチャンピオンズカップ勝ち馬テーオーケインズ、ブリーダーズカップを制したマルシュロレーヌがサウジカップを目標に調整中。一流馬が海外に目を向けるようになったため、国内で行われる川崎記念のレースレベルが低下しているのだろう。
今年の出走馬を見ても、昨秋のG1でJBCクラシック3着→チャンピオンズカップ2着と勝ち切れなかったチュウワウィザードが断然の人気を集めるほど。JRA勢のレベルは総じて低く、地方勢にも台頭の余地は大いにあるレースになるのではないか。それでは予想にいきましょう。本命は…
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軸はチュウワウィザードで仕方ないだろう
すでに7歳だが、前走チャンピオンズカップで勝ち馬テーオーケインズの2着に好走したように、まだまだ一級線で戦える能力を持っている馬。今回はチャンピオンズカップと比べると、メンバーレベルがグッと低下しているので、普通に回ってくれば、勝利濃厚と見ていいのではないか。川崎記念は2年前に6馬身差の圧勝劇を演じた舞台。舞台適性も高い。
相手はカジノフォンテンの巻き返しがありそうだ
昨秋2戦は不本意な結果に終わったが、JBCクラシックは初めての金沢コース、チャンピオンズカップは終始内で揉まれてしまい、言い訳の利く敗戦か。今回は昨年、オメガパフュームに3馬身差をつけて逃げ切り勝ちを収めた舞台。同型・サルサディオーネの存在は非常に厄介だが、昨年のかしわ記念は好位から徐々に進出しての押し切り勝ち。ここも外目2、3番で流れに乗れれば、本来の姿を見せてくれるのではないか。
3番手はヒモ穴でタービランスを狙いたい
前走東京大賞典では不得意な大井コースでも、JRA勢の一級線相手に大きく離されておらず、実績のある川崎コースに変われば、馬券圏内があっても良さそう。実際、昨年の川崎記念では2着オメガパフォームから0.2秒差の4着に健闘。消耗戦になればなるほど良さが生きるタイプなので、サルサディオーネ、カジノフォンテンらが前でレースを引っ張ってくれそうなのも魅力だ。
ヴェルテックスはJRA勢の中では相対的に能力上位の存在。2走前の浦和記念はスピード負けした印象なので、前走名古屋グランプリのような体力勝負なら上位争いに加わってくるだろう。
エルデュクラージュは転入初戦の報知オールスターカップで2着に好走。JRA時代から左回りの長丁場を得意にしており、川崎2100mは本馬に合っているのだろう。最内枠は微妙だが、前走のように早め早めに動いて体力を生かせる形なら馬券圏内に加わる資格はあるのではないか。
ロードゴラッソは前走報知オールスターカップで3着に好走。漁夫の利的な好走に見えたが、ここも前が速くなりそうなので、展開がハマれば、ひょっこり3着くらいならあるかもしれない。
最後にケイティブレイブ。さすがに衰えが隠せない近況も、2走前のJBCクラシック5着だけ走れば、このメンバーなら馬券圏内があっても良さそう。川崎記念は18年に制している。
川崎記念2022の印
◎③チュウワウィザード
〇⑨カジノフォンテン
▲⑦タービランス
△⑥ヴェルテックス
△①エルデュクラージュ
△⑧ロードゴラッソ
×⑤ケイティブレイブ
2番ブラックアーメット…2走前に3勝クラスを勝ち上がったばかり。前走ベテルギウスステークスの走りを見る限り、いくら低レベルなG1とは言え、このメンバーでは分が悪いのでは。
4番フレアリングダイヤ…A2で苦戦が続いている現状。ここは参加するだけだろう。
10番ヒロイックテイル…コース自体は合いそうだが、同型のサルサディオーネ、カジノフォンテンの方が格上だろう。不気味さは多少あるが、善戦まででは。
11番デルマルーヴル…かつてはダートグレードで大崩れなく走っていたが、近走は走る気力がなくなったのか、淡白な走りが続いている。早熟だったのだろう。
12番サルサディオーネ…ここも単騎逃げには持ち込めるかもしれないが、直後に格上のカジノフォンテンが待機。昨年のかしわ記念のように4コーナーで交わされるのでは。
13番ホーリーブレイズ…2走前に川崎2100mで行われた冨士見オープンではサトノプライムに完敗。ダートグレードでは荷が重いだろう。
川崎記念2022の買い目
ここは最終的にも1、2番人気だと思いますが、そこまで被らないと見ているので、◎チュウワウィザード〇カジノフォンテンから流したいと思います(人気がないならタービランス絡みを買いたかったのですが、このメンバーでは穴とは呼べないオッズになりそうで…)。カジノフォンテンはここで巻き返すことが出来なければ、今後も厳しい戦いになりそうなので、ここで汚名返上なるかでしょうね。
【参考買い目】
3連複:◎ー〇ー▲△△△×(5点)…本線はヴェルテックスまで
馬券は3連複でチュウワウィザード、カジノフォンテンから印を打った馬へ。本線はヴェルテックスまでです。馬券的にはタービランスに期待しているので、印上位3頭の組み合わせで決まるのが理想ですね。
川崎記念2022の予想でした。