ユングフラウ賞2022(浦和)の予想です。

ユングフラウ賞2022の出走馬は、プラチナプライド、ハッピースパイラル、スティールルージュ、ヒストリックノヴァなど12頭が出走。浦和競馬場1400mで行われるSII戦。上位3着までに桜花賞への優先出走権が与えられるトライアルレースです。このレースは勝負度C(自信度★★★☆☆ 妙味度★★★☆☆)を予定しています。

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ユングフラウ賞2022の予想と見解です

浦和・桜花賞へ向けた最重要ステップレース・ユングフラウ賞。

毎年、春のクラシックを目指した馬が集うものの、能力通りに決まらず、ひと波乱あるのが特徴。

過去5年の3着以内馬の人気を見ると、

21年8→1→2番人気(3連複1,980円、3連単32,680円
20年1→7→11番人気(3連複41,340円、3連単103,520円
19年7→2→9番人気(3連複36,020円、3連単317,610円
18年4→3→1番人気(3連複1,400円、3連単13,720円
17年4→3→10番人気(3連複30,130円、3連単170,820円

で3連複万馬券が3本、3連単万馬券が5本(そのうち3本は10万超)も飛び出しており、荒れに荒れていることが分かる。

昨年は1、2番人気馬が3着以内に入るも、勝ち馬は12頭立ての8番人気ウワサノシブコだった。

波乱の主要因になっているのは、伏兵の差し、追い込み馬の台頭

過去5年のユングフラウ賞で5番人気以下で3着以内に入った馬の通過順を見ると、

21年8番人気1着ウワサノシブコ(5-3-4-2)
20年7番人気2着アクアリーブル(11-9-5-3)
20年11番人気3着ポピュラーソング(9-10-10-7)
19年7番人気1着ポッドギル(1-1-1-1)
19年9番人気3着マーチャンスルー(11-11-10-6)
17年10番人気3着グラスサファイヤ(6-6-6-5)

で6頭中5頭は1コーナー5番手以下で通過し、徐々に位置取りを上げてきた馬だった。

今年はジョーストーリーに、グラーツィア、アスミ、プラチナラインらが絡む展開。人気のスティールルージュ、ヒストリックノヴァも早め早めの進出を見せそうで、ユングフラウ賞らしい上りがかかっての消耗戦になるのではないか。それでは予想にいきましょう。本命は本番よりトライアルで買いたい…

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ジョーストーリーを狙いたい

レース傾向とは真逆のタイプだが、今年は後続勢にそこまで強力な馬が見当たらず、ハナ主張が叶えば、仮にハイペースでも地力とコース適性で粘り込めると判断。1500m以上では終いにやや甘くなるものの、1400m以下では4戦4勝と負けなしで、ここも自分の形に持ち込めれば、類まれなレースセンスの良さを生かして押し切りが期待できるのではないか。距離が伸びる桜花賞よりユングフラウ賞の方が力を発揮しやすいはずだ。

相手は人気でもヒストリックノヴァが上位

前走東京2歳優駿牝馬はコーナー4回のコースに対応して2着に好走する収穫の多い一戦。7枠10番なら前走東京2歳優駿牝馬同様に徐々に位置を押し上げられそうで、能力通りに走ってくる可能性が高いだろう。

3番手はロマンスロードが怖い

前走東京2歳優駿牝馬は差し、追い込み勢が上位独占する中、逃げて5着に粘り込む価値のある内容。今回は同型・ジョーストーリーが内にいるので、控える形になりそうだが、被されずに外目2番手なら粘り込んでも不思議ではないだろう。今年はレース傾向に反してジョーストーリー、ロマンスロードの行った行ったも視野に入れたい。

スティールルージュは前走東京2歳優駿牝馬が案外も、あれが本来の力ではなく、一過性のポカと判断していいか。ローレル賞ではジョーストーリーに完勝しており、能力通りに走れば、巻き返してくるだろう。

エミーブレイズは南関東に転入後してから目下3連勝で、ここに来て本格化の兆し。今回は相手がグッと強化されて試金石になるが、不安より楽しみの方が大きい。

グラーツィアは前走東京2歳優駿牝馬で2着ヒストリックノヴァから0.5秒差の6着に健闘。使われてメキメキと力をつけるタイプが多いホッコータルマエ産駒で、前走の走りをフロック視しない方がいいだろう。

プラチナプライドは能力上位も、最内枠からどう捌くかがカギになりそう。決してレースセンスに秀でてるタイプではないので、浦和1400mではエンジンがかからずに終わってしまうかもしれない。

ユングフラウ賞2022の印

◎⑥ジョーストーリー
〇⑩ヒストリックノヴァ
▲⑫ロマンスロード
△⑤スティールルージュ
△⑦エミーブレイズ
△⑧グラーツィア
×①プラチナプライド

2番ピンクプラム…ローレル賞ではスティールルージュ、プラチナプライドに大きく離されての5着に敗れ、東京2歳優駿牝馬ではブービーの15着に敗退。このメンバーでは荷が重い。

3番ローズティアラ…転入3戦目で一変する走りを見せたが、クラスが下がって相手に恵まれたのが勝因だろう。重賞では荷が重い。

4番ハッピースパイラル…大きく崩れたのは2走前のハイレベルなハイセイコー記念のみだが、前走の勝ちっぷりではクラスが上がって苦戦するのでは。

9番アスミ…前走シンデレラオープンでは勝ち馬ジョーストーリーから1.1秒差の4着。今回はさらに相手が強化されるので、前走以上の着順を望むのは酷では。

11番プラチナライン…3連勝は評価できるものの、今回は一気の相手強化。同型も揃っており、ここは経験を積む舞台では。

ユングフラウ賞2022の買い目

ここは◎ジョーストーリーを狙いたかったのですが、想定以上に人気を集めており、ローレル賞でジョーストーリーに完勝しているスティールルージュがここまで舐められるなら、ローレル賞に続いてスティールルージュから入ります。外に速い馬がいるので包まれると嫌ですが、スタートは速い方なので、外のジョーストーリーに譲らず、ハナを奪い切れば、チャンスは大いにあると見ています。最終的な印は以下の通りです。勝負度はD(自信度★☆☆☆☆ 妙味度★★★★☆)に変更します。

◎⑤スティールルージュ
〇⑥ジョーストーリー
▲⑩ヒストリックノヴァ
△⑫ロマンスロード
△⑦エミーブレイズ
△⑧グラーツィア
×①プラチナプライド

【参考買い目】

3連複:◎ー〇▲ー○▲△△△×(9点)

馬連:◎ー〇▲(2点)

馬単:◎→〇▲(2点)

馬券は3連複で1列目にスティールルージュ、2列目にジョーストーリー、ヒストリックノヴァ、3列目に印を打った馬へ(ワイド2点でもOK)。あとは馬連、馬単を押さえます。

ユングフラウ賞2022の予想でした。