(@h_r_p_studio さんの写真。)
今年のジャパンカップは本当に痺れるレースでした。
競馬は長年見ていると、感動するレースがたびたびありますが、そういう時は騎手も馬も死力を尽くし、これ以上ない力比べが見られた時な気がします。
今年のジャパンカップはまさにそうでした。
後ろからでは届かないことを悟り、馬の力を信じて正攻法の競馬で挑んだルメール騎手とそれに応えたアーモンドアイ。
アーモンドアイを負かすために肉を切らせて骨を断つ競馬をした川田騎手とキセキ。
大一番での勝負強さをいかんなく発揮したミルコ・デムーロ騎手と復活したスワーヴリチャード。
3人の騎手と3頭の馬が繰り広げたジャパンカップ史上に残る名勝負。
道中を見ている時からこれはすごいレースになるんじゃないかという予感がしました。
勝ち時計は、2分20秒6。
日曜日の東京3レースの2歳未勝利でレコードが出ていたので、ジャパンカップも時計の速い決着になると見ていましたが、その想定のさらに上を行く目を疑うような時計。時計はひとつの指標に過ぎませんが、上位と下位の差が開いたことを見ても、アーモンドアイのパフォーマンスは破格だったのでしょう(地方のハッピーグリンも2分22秒2でサトノダイヤモンドと差のない競馬ですから頑張りました。G3くらいなら勝てるでしょう)。
アーモンドアイはこれで年度代表馬がほぼ確定。来年はどんなローテを歩むのか楽しみな一方、今が強過ぎるのでこの強さを来年も持続できるのか少し心配もあります。いずれにせよ、来年はドバイ、凱旋門賞を目指すことになるでしょうか。いちファンとして楽しみにしたいですね。
予想は週初めに取り上げたスワーヴリチャードとアーモンドアイ、枠順確定後に取り上げたキセキの3頭で決まる結果に。
ここは注目馬というよりも現時点で大方の予想が決まっているのでそれを発表しておきます。
◎スワーヴリチャード
○アーモンドアイ本命はスワーヴリチャード。前走天皇賞(秋)は度外視可能ですし、アーモンドアイを負かすとすれば、本馬しかいないでしょう。M・デムーロ騎手は先週のマイルチャンピオンシップのレース運びを見ても、今回もスタート五分なら積極策が濃厚。内枠を引けば、勝つチャンスもより増えるので、ぜひとも内枠を引いて欲しいですね。サトノダイヤモンド、シュヴァルグランがいることで、人気は多少割れるでしょうし、スワーヴリチャードとアーモンドアイの馬連で5倍前後つけば、美味しいオッズだと思っています
枠順、隊列から好枠を引いたと感じるのは、
キセキ
です。
人気を考えると積極的に買いたくないのですが、この枠順の並びならそれなりに評価する必要がありそう。競馬は強い馬が勝つことよりも恵まれた馬が勝つことのほうが多いですし、アーモンドアイとスワーヴリチャードが乗り難しい枠順に入ったことで本馬によりチャンスが出てきたといえるでしょう。
1着○アーモンドアイ(1番人気)
2着△キセキ(4番人気)
3着◎スワーヴリチャード(2番人気)
レース単体としては自信があったわけではないですが、東京芝2400mと大井2000mのG1はよく当たるため、毎レース10万円勝負すると決めているので(ちょうど決めたのが昨年のジャパンカップでした)、そこはtwitterでも宣言していた通り、忠実に実行しました。
馬券の半分くらいは「アーモンドアイとスワーヴリチャードの馬連が当たること」を前提に購入していたので微プラス程度。ワイド1点の方がもっといえば複勝1点の方が回収率的には良いのですが、それは馬券で攻めての結果なので仕方ありません。この組み合わせで大きく回収するのは難しかったと思いますが、しっかりと回収された方はおめでとうございます。
今夜はジャパンカップの余韻に浸りつつ、また来週から3場開催で重賞もJRA、地方ともに増えていくので、ラストスパートをかけられるように頑張っていきたいと思います!
アーモンドアイに乾杯!
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