報知グランプリカップ2019(船橋)の予想です。

報知グランプリカップ2019の出走馬は、タービランス、ワークアンドラブ、ゴールデンバローズ、シュテルングランツ、キングガンズラングなど14頭。船橋競馬場1800mで行われるSIII戦。このレースは勝負度C(自信度★★★☆☆ 妙味度★★★☆☆)を予定しています。

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前回のユングフラウ賞は、

1着ポッドギル(7番人気)
2着○トーセンガーネット(2番人気)
3着マーチャンスルー(9番人気)
4着◎シントーアサヒ(1番人気)

でハズレ。

◎シントーアサヒが3着以内に入れば、一応ワイドが引っ掛かりましたが、無念の4着。ホウショウレイルはかなり怪しんでいましたが、シントーアサヒまで飛ぶとは。勝ち馬ポッドギルはフロックって感じでもないので、桜花賞も内枠さえ引けば、有力かもしれません。

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報知グランプリカップ2019の予想と見解です

昨年はJRAから転入してきたリッカルド、ロワジャルダンのワンツーフィニッシュ。3~5着馬もキャプテンキング、オメガスカイツリー、ケイアイレオーネとすべてJRAデビューで、元JRA所属馬が掲示板を独占したレース。

近年の南関東はJRAからの転入馬が以前よりも増えており、前回の南関東古馬重賞・金盃は、

1着◎サウンドトゥルー(元JRA・G1馬)
2着△1シュテルングランツ(元JRA・オープン馬)
3着○ワークアンドラブ(元JRA・オープン馬)

と1~3着馬はすべて元JRA所属だった。

今年の報知グランプリカップでは、JRAからの転入初戦を快勝したゴールデンバローズが出走。そのほかにもワークアンドラブ、シュテルングランツらが元JRA所属になるが、このレースに関しては生え抜きの地方所属で1頭狙ってみたい馬がいる。それでは予想にいきましょう。本命は…

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キングガンズラングの能力を信じたい

3歳時は能力に身体がついてこない感じだったが、古馬になってから期待通りの本格化。昨年は年明けから夏の京成盃グランドマイラーズまで無傷の5連勝。京成盃グランドマイラーズではオメガヴェンデッタ、ウェイトアンドシーを楽々と交わし去る圧巻のパフォーマンスだった。

長期休養明け後は総の国オープン2着、チバテレ盃6着とまさかの敗戦を喫しているが、総の国オープンは差し遅れ(しかも勝ち馬ベンテンコゾウは南関東の重賞をすぐに勝つレベルの馬)、チバテレ盃に関しては中間の調教がやや緩く、完全な2走ボケと割り切っていい。

今回は調教時計が前走時と比べて格段に良化。馬体重も絞れているはずで、本来の力を発揮できると見ていいのではないか。直近5走はすべて3番ゲート以内となぜか内枠ばかり引いてきたが、スピードの乗りがやや遅いので本来は外枠の方がいいタイプ。7枠12番に入ったのもプラスだろう。直近2走の敗戦でさすがに人気が落ちるはずで(4、5番人気想定)、馬券的な意味でもここから入ってみたい。稍重以上は【6.3.0.0】のスーパー道悪巧者。できれば、前日の雨が少しでも残って欲しいところ。

相手はタービランスが堅実駆けだろう

前走報知オールスターカップでは2着に敗れたが、早めに動いて目標になった分の敗戦と見てよく、決して悲観する内容ではない。振り返れば、ダートグレードを除くダート戦では【10.4.1.0】とすべて3着以内に入っている馬。左回りも【1.2.0.0】と問題なく、単純に3着以内に入る馬を1頭挙げるなら本馬が最も相応しいだろう。前に目標となるシュテルングランツ、ワークアンドラブがいるのでレース運びもしやすいはずだ。

3番手は能力だけならワークアンドラブも上位

前走金盃では1枠1番からのスタートで終始揉まれる展開。直線ではスムーズさを欠く場面もあったが、ゴール前でグイッともうひと伸びして3着を確保。展開と馬場を味方につけていた2着シュテルングランツよりは明らかに濃い内容だった。能力通りなら上位争い必至だが、左回りの経験が浅いこと、荒山調教師のトーンがどうも上がってこないこと(前走時にも似たようなコメントだったが、気性が難しく、思い通りの調整が出来ないと嘆いている)はやや不安。安定感を考えると、タービランス>ワークアンドラブになるだろう。

穴っぽいところではディアドムスが面白い。約1年近くスランプに陥っていたが、前走報知オールスターカップは見せ場のある4着。ひと叩きされて状態が上向いていたようで、3戦目でもう一段上のパフォーマンスを見せられれば、馬券圏内の好走があっても不思議ではないだろう。前がやや激しくやり合いそうな雰囲気はあり、中団付近で上手く脚を溜められれば、直線に入ってグイッと伸びてきそうだ。

シュテルングランツは前走金盃が狙い時ではあったが、行き切れる強みはやはりある。南関東に転入後は長距離ダートで活躍しているが、JRA時代には東京ダート1400mで勝ち鞍がある馬。2600m→1800mの距離短縮だからといって侮ることは出来ない。

ゴールデンバローズは転入初戦がさすがの走りだったが、これまでダート1600m【5.1.0.7】、1700m以上【0.0.1.5】でマイル巧者。前走大師オープンは川崎1600mの10頭立ての少頭数で好走できる条件がそろっていた印象が強い。距離延長、相手強化、人気を考えると、積極的に買うべき馬ではないだろう。

ハセノパイロは前走報知オールスターカップは休み明け、出遅れ、大幅な馬体重増でノーカウントの一戦と捉えることもできるが、血統的に早熟だった可能性はある。直近2走の敗戦で人気がやや落ちるので無理に嫌う必要はないが、3歳時のイメージを引きづらない方がいいかもしれない。

最後にエンパイアペガサス。2年前の報知グランプリカップ勝ち馬。当時から能力が衰えているわけでもないので、スタートを決めて前々で流れに乗れれば、巻き返しがあってもいいだろう。前走金盃は流れに乗れずの敗戦。決して力負けではない。

報知グランプリカップ2019の印

◎⑫キングガンズラング
○③タービランス
▲①ワークアンドラブ
△⑬ディアドムス
△⑦シュテルングランツ
△⑪ゴールデンバローズ
×⑭ハセノパイロ
×⑩エンパイアペガサス

報知グランプリカップ2019の予想ファイル

報知グランプリカップ2019の買い目

まず印を以下の通りに少し変更します。

◎⑫キングガンズラング
○③タービランス
▲①ワークアンドラブ
△④ヒラボクプリンス
△⑬ディアドムス
△⑦シュテルングランツ
×⑪ゴールデンバローズ
×⑭ハセノパイロ
×⑩エンパイアペガサス

ヒラボクプリンスを追加し、4番手評価としました。2走前の総の国オープンのレースを見返したところ、レース内容は決して悪くなく、2着キングガンズラングから0.4秒差の5着。今回、キングガンズラングに本命を打っているわけですし、それなら本馬も押さえておくべきだと判断しました。人気も全くないですしね。前走は2走ボケだったと解釈すれば、全然買えるでしょう。五十嵐騎手→山崎騎手と騎手キャラも変わるので、いい刺激になるかもしれません。

これを書いている5レース終了時点で馬場状態は稍重。◎キングガンズラングは予想記事で書いた通り、稍重以上【6.3.0.0】のスーパー道悪巧者。できれば、このままの馬場状態でメインを迎えて欲しいですね。仮に良に回復しても水分を含んだ馬場でしょうし、評価を下げることはしません。

【本線】

3連複:◎ー〇ー▲△△△×××(7点)

3連複でキングガンズラング、タービランスから印を打った馬へ(ワイド1点でもOK)。本線はシュテルングランツまで。ワイドなら3倍以上はついて欲しいですね。

3連複:◎ー▲△△△ー▲△△△(6点)

本線の印通りに決まって馬券をハズすのは馬鹿馬鹿しいので、キングガンズラングからシュテルングランツまでの組み合わせは押さえておきます。ただあくまでも押さえ的な意味合いです。

3連複:○ー▲ー△△(2点)

3連複でタービランス、ワークアンドラブからディアドムス、ヒラボクプリンスへの3連複2点も押さえておきます。ディアドムス、ヒラボクプリンスが突っ込んできたら配当が跳ねるので、「印上位で決まりながら本命馬が飛んで高配当」の組み合わせは少し買っておきたいですね。

【ボーナス】

3連単:◎→〇→▲△△△(4点)

ボーナスは◎キングガンズラングが勝利し、〇タービランスが2着、印上位の馬が3着に入る組み合わせは最低限押さえておいてもいいかなと思います。

キングガンズラングは【9.4.0.2】の戦績通りピンかパーのタイプなので(こうやって書くとデビューしてから2回しか馬券圏外に敗れていないんですね)、3連単でキングガンズラングの3着パターンは私は買いません。勝つのは印上位3頭のうちどれかと見ています。

以上、報知グランプリカップ2019の予想でした。