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平安ステークス2019の予想です。

平安ステークス2019の出走馬は、チュウワウィザード、オメガパフューム、サンライズソア、アナザートゥルース、ロンドンタウンなど16頭。京都競馬場ダート1800mで行われるG3戦です。

5月18日(土)の平場の勝負レースはこちらから。当日の9時ごろに掲載します)。

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平安ステークス2019の予想です

平安ステークスは逃げ、先行勢に有利なレース。

過去5年の3着以内馬15頭のうち10頭は4コーナー4番手以内に位置しており、17年は極端な差し、追い込み決着になったが、基本的には前々で運べるかが好走するための重要な要素といえる。

◆過去5年の平安ステークスの1~3着の通過順(14~18年)

特に勝ち馬はすべて4コーナー2番手以内。クリノスターオー、インカンテーション、アスカノロマン、サンライズソアなど、先行押し切りがこのレースの基本形だろう。

加えて現在の京都ダートは前がなかなか止まらない印象。先週の京都ダートを振り返っても、逃げ、先行勢の粘り込みが明らかに目立っており、栗東ステークスのノボバカラとリアンヴェリテの行った行ったなど、直線入り口でほぼ大勢が決しているレースが多かった(以下参照)。

◆5月11、12日の京都ダートの脚質別成績

レース傾向+現在の京都ダートの馬場傾向から今年の平安ステークスは前残りになる可能性が高いだろう。

本命はサンライズソアの逃げ切りに期待したい

同型・ハイランドピークとの兼ね合いがカギも、枠順の並びから本馬が行く気を見せれば、ハナを奪えるはず。ハイランドピークはテン乗りで武豊騎手なら馬とのコンタクト重視で乗ってきそうで、サンライズソアが行くならその直後でもOKの構えだろう。

昨年の平安ステークス勝ち馬で、同コースで行われたJBCクラシックでは差し、追い込み決着の中、逃げて3着と中身の濃い競馬。コース適性が高いのは間違いなく、今の馬場でハナを奪えることが出来れば、簡単には止まらないだろう。鞍上の田辺騎手は今年の重賞成績が【0.0.0.22】と悲惨だが(昨年10月以降の約半年間で見ても【0.2.1.35】勝率0.0%、連対率5.3%、複勝率7.8%、単回収率0%、複回収率12%と酷い数字)、M・デムーロ騎手ではないが、逆にそろそろ馬券になっていい。

相手はクイーンマンボ

昨夏以降はやや物足りない内容が続いていたが、前走師走ステークスは勝ち馬テーオーエナジーを早めに追いかけての4着とそこまで悪い走りではなかった。昨年の平安ステークスでは勝ち馬サンライズソアから0.2秒差の2着に好走。同舞台への適性は高いと見ていいだろう。斤量を背負う牡馬が多い中、斤量54キロで出走できるのは魅力で、昨年並みのパフォーマンスさえ発揮してくれれば、必然的に上位争いに加わってくるのではないか。

3番手は大崩れなく走っているチュウワウィザード

デビュー以来、【6.2.2.0】と一度も崩れていない馬。前走ダイオライト記念よりもインティに迫った2走前の東海ステークスが立派な内容で、このメンバーなら実績通り能力上位と見ていいだろう。ただし、2400m→1900mの距離短縮、久しぶりの多頭数(エンジンのかかりがやや遅いので少頭数向き)、斤量58キロ(これまでの最重量は56キロ)とネガティブな条件がいくつかあるので、馬券圏外に敗れるとしたら今回かもしれない。

アナザートゥルースは晩成型の血統らしく(きょうだいにサウンドトゥルー、ルールソヴァールなど)、ここに来て本格化ムード。前走アンタレスステークスではグリム、ロンドンタウン、ウェスタ―ルンドらの強豪を退けており、今回もメンバーレベルはそれほど変わらないので、引き続き有力と見ていいだろう。本馬より内にいる4頭はテンに遅い馬ばかりなので、好位~中団の内にスポッと収まりそうな雰囲気がある。

ジョーダンキングは前走マーチステークスが後方から外々を回ってよく追い込んできたが、最後は鞍上が追うのをやめており、決して力を出し切っての敗戦ではない。今回は本馬で【3.0.0.0】と相性のいい岩田騎手に乗り替わり。相手なりに走るタイプでもあるので、前走の敗戦だけで見限らない方が良さそうだ。

ハイランドピークは武豊騎手と手が合いそうなタイプ。前走マーチステークスは確かに負け過ぎだが、2走前の総武ステークスはそこまで悪い内容ではなく、前走に関しては度外視していいかもしれない。今の馬場で前々で立ち回れるのは強みで、コース替わり、鞍上強化でガラリ一変があってもいい。

オメガパフュームは実績上位も、斤量59キロでどこまで走れるか未知数。450キロ前後と牡馬のダート馬としては小さい部類で、斤量59キロはさすがに堪えてくるのではないか。それでも右回り、1枠1番を引けたこと自体はプラスに捉えていい。

最後にロンドンタウン。一時期はスランプに陥っていたが、今年に入ってからマーチステークス2着、アンタレスステークス3着と連続で馬券圏内に好走。馬自身が走る気を取り戻しており、前走と大して変わらないメンバーなら引き続き有力と見ていいだろう。ただし、今の馬場で8枠16番は明らかにマイナス。地力でどこまでといった感じか。

平安ステークス2019の印です

◎⑧サンライズソア
○⑪クイーンマンボ
▲⑦チュウワウィザード
△⑤アナザートゥルース
△⑨ジョーダンキング
△⑩ハイランドピーク
×①オメガパフューム
×⑯ロンドンタウン

以上、平安ステークス2019の予想でした。