阪神ジュベナイルフィリーズ2015予想参考はあえて短距離馬を狙う

@h_r_p_studio さんの写真)

阪神ジュベナイルフィリーズ2015の予想考察です。

阪神ジュベナイルフィリーズはご存知の通り、阪神芝1600mが舞台。

おそらく多くの人(特にコアな競馬ファン)が「短距離馬は消し。ポテンシャル勝負(末脚勝負)になる」と思っているわけですが、それなら「あえてウラを狙ってもいいのでは?」というお話です。

その前に地方ダートグレードまたまたやりました!

10月くらいから当たり過ぎで回収率がヤバいことになってるので、そろそろハズれるだろうなーという気はしていたのですが、◎ノットオーソリティと〇トロワボヌールのワイドは堅いというそのままの結果に。

地方の場立の予想屋さんと同じ200円とはいえ、お金を頂いているので、いろいろプレッシャーはありましたが、今週も期待に応えられてよかったです。noteで購読の際にサポートするという項目があるのですが、ガッツリ儲けた!って方はサポートお願いします笑。なお予想記事はレースが終わったので公開しています(クイーン賞2015の予想)。にしても最近当たり過ぎです。事故に気を付けます。JRAも頑張るぞー!

お知らせが2つあります

今後、noteでたまに有料コラム(200円)を書いていきます。『ゆたぽんの競馬力向上マガジン』というのを作ったので、そこに不定期にコラムを追加していきます。

実はもう2つほどアップしてまして、

第1回:「不器用な馬は少頭数でこそ買おう」
第2回:「外国人騎手とうまく付き合って、師走競馬を勝ち越そう!」←NEW!

両方とも以前有料メルマガの特別コラムで書いた内容なのですが、大幅に加筆・修正したので、すでに読んだことがある人でも参考になるかと思います。特に外国人騎手のコラムは今が旬な話。「年末までの競馬で勝ち越したい!」って人には参考になるかと思います。

あと私事ではないのですが、『競馬はビジネスである』のKAZさんが今週の土曜日、新宿でフリーの質問メインイベント(リプライサミット)をやるみたいです!

KAZさんとはTwitterで何度かやり取りしたことがあるのですが、競馬に対する見識はスゴイものがあります。もしお近くでお時間がある方はぜひご参加してみてください。

阪神芝外回り=ポテンシャル勝負だが…

阪神芝外回り=ポテンシャル勝負。

これについては全く異論の余地はないです。

基本的に紛れは少なく、能力がストレートに反映されるコース。単調なスピードだけで押し切るのは困難で、ある程度のスタミナが必要とされます。

ただこれって阪神改修後は気付いてる人も少なくて、その通りに買っておけば当たったのですが、今となってはほとんどの人が気づいている事実なんですよね。

つまり阪神ジュベナイルフィリーズで「短距離馬は消し。マイル以上で結果を残している馬を狙おう!」っていうのはほとんどの人が考えていることなのです。

狙える短距離タイプの馬は!?

まず大前提として阪神ジュベナイルフィリーズで短距離馬を買え!という話ではありません。短距離っぽい人気馬はことごとく敗れているからです(以下参照)。

14年3番人気10着コートシャルマン(1400mを2連勝)
12年3番人気17着サウンドリアーナ(1400mを2勝。ファンタジーS1着)
07年1番人気4着オディール(1400m以下を2勝。ファンタジーS1着)
06年3番人気6着スピード(1400m以下を2勝。ファンタジーS3着)

振り返れば1400mタイプだったなーという馬が並んでいますよね。

しかし、一方で短距離専門だと見られていた伏兵も意外と好走しているんですよね(以下参照)。

151209表1

ライステラス、アイムユアーズ、クロフネサプライズ。すべて1400m以下の実績しかありませんでした。そして近2年はクリスマス、ムーンエクスプレスがそろって4着に健闘。馬券には絡みませんでしたが、多くの人が短距離専門だと思ってバッサリ切ったのではないでしょうか。結果だけ見ると正解だったのですが、「2頭があと一歩で馬券に絡んだ」事実は決して軽視できないと思います。

ちなみに3着以内に好走した3頭の共通点を探っていくと、父が「ノーザンダンサー系(黄色)」か「ミスプロ系(青)」でした。昨年のムーンエクスプレスは父ミスプロ系、母父ノーザンダンサー系だったんですよね。

ただこういう風に括るのは分かりやすいのですが、私はデータ派ではないですし、この手の分析はあまり好きではありません(笑)。

もう少し抽象的なイメージで捉えてみると、どの馬も「洋芝で走りそうなタイプだった」といえそうです。

今年の阪神ジュベナイルフィリーズで短距離専門っぽいけど不気味な馬は

繰り返しになりますが、阪神ジュベナイルフィリーズで短距離馬を積極的に買うのは賢くありません(たとえばアットザシーサイドなんかは母ルミナスハーバーも1400m巧者でしたし、いかにも危険な香りがします)。

ただ短距離専門だと見限られた人気薄の馬に関しては、近年の結果を考えても注意したほうがいいでしょう。

その視点に立って今年の阪神ジュベナイルフィリーズで面白いかも?と思うのは、

メイショウスイヅキ

です。勝ち鞍を挙げたのが1200mと1400mなので、マイルに変わって誰もが評価を落としそうな馬。血統派の人もパイロ産駒が芝のマイルG1で好走するわけないだろ!って思ってるはずです。

ただこの馬、パイロ産駒っぽくないんですよね。父がノーザンダンサー系かミスプロ系には該当しませんでしたが、洋芝で走りそうなタイプといえるでしょう。

今回は鞍上が武豊騎手から池添騎手に変わるのも非常に魅力(池添騎手はデムーロ騎手と同じで大舞台でとにかく強い)。騎手込みで少し不気味な気がします。

阪神ジュベナイルフィリーズ2015の予想考察でした。