（昨年の羽田盃は◎ヤマノファイト→〇リコーワルサー→▲ハセノパイロの印上位３頭で決着）
羽田盃2019（大井）の予想です。
羽田盃2019の出走馬は、ミューチャリー、ステッペンウルフ、ウィンターフェル、アエノエンペラー、カジノフォンテンなど16頭。大井競馬場1800mで行われるＳＩ戦。このレースは勝負度Ｄ（自信度★★★☆☆ 妙味度★★☆☆☆）を予定しています。
※メルマガ読者の方は「先週の重賞回顧」にパスワードが掲載されています。
東京プリンセス賞は、
１着▲トーセンガーネット（１番人気）
２着〇アークヴィグラス（２番人気）
３着リトミックグルーヴ（６番人気）
９着◎ゼットパッション（３番人気）
でハズレ。
序盤から◎ゼットパッション〇アークヴィグラス▲トーセンガーネットの３頭が並ぶ形でレースを引っ張り、４コーナーでは「そのままー！」って思ってましたが、一番最初に◎ゼットパッションの手応えが怪しくなり、直線はトーセンガーネット、アークヴィグラスの一騎打ちに…
期待してくれた方、申し訳ございませんでしたm(__)m
羽田盃は昨年、
１着◎ヤマノファイト（１番人気）
２着〇リコーワルサー（７番人気）
３着▲ハセノパイロ（４番人気）
で的中したレース。
今年も昨年に続いて当てて、東京プリンセス賞のリベンジを果たしたいところです。
直前の変更などもあれば、ＬＩＮＥでお知らせいたします。
羽田盃2019の予想と見解です
ＪＲＡの皐月賞ではトライアルの弥生賞やスプリングステークスの価値が低下しているが、羽田盃は昔からトライアルの京浜盃が最重要レース。
過去５年の羽田盃３着以内馬は15頭中９頭が前走京浜盃組となっている（以下参照）。
◆過去５年の羽田盃３着以内馬の前走レース（14～18年）
| 年 | 着順 | 人気 | 馬名 | 前走 |
|---|---|---|---|---|
| 18年 | 1 | 1 | ヤマノファイト | 京浜盃１着 |
| 2 | 7 | リコーワルサー | 京浜盃６着 | |
| 3 | 4 | ハセノパイロ | 京浜盃５着 | |
| 17年 | 1 | 1 | キャプテンキング | ヒヤシンスS５着 |
| 2 | 2 | ヒガシウィルウィン | 京浜盃１着 | |
| 3 | 6 | キャンドルグラス | ブルーバードC３着 | |
| 16年 | 1 | 1 | タービランス | 京浜盃１着 |
| 2 | 3 | トロヴァオ | 全日本２歳優駿４着 | |
| 3 | 6 | ジャーニーマン | 菜の花特別１着 | |
| 15年 | 1 | 2 | ストゥディウム | 京浜盃11着 |
| 2 | 1 | オウマタイム | 京浜盃１着 | |
| 3 | 11 | ラッキープリンス | クラウンC10着 | |
| 14年 | 1 | 1 | ハッピースプリント | 京浜盃１着 |
| 2 | 3 | ドバイエキスプレス | 雲取賞１着 | |
| 3 | 2 | ドラゴンエアル | 京浜盃２着 |
非京浜盃組で勝利を挙げたのは、17年キャプテンキングのみ。同馬はＪＲＡからの移籍初戦。かなりイレギュラーな参戦で、生え抜きの地方馬に限れば、勝ち馬はすべて京浜盃組から誕生している。
今年から雲取賞がＳ３に格上げされたので、これからは雲取賞→羽田盃というローテも出てきそうだが、今年の羽田盃の出走馬を見渡す限り、雲取賞からの直行ローテはミューチャリーのみ。今年も京浜盃組が中心になると見ていいだろう。ここは上位２頭が３着以内に入る前提で馬券を買いたい。それでは予想にいきましょう。本命は…
ここより下は有料記事（200円）とさせて頂いております。
noteよりユーザー名、パスワードをご購入して頂ければ、閲覧できます（新規の方はnoteへの登録が必要です）。
レースが終わったので無料公開しています。
ウィンターフェルの王道競馬に期待したい
今年初戦の京浜盃は３コーナーで１～４番手にいた馬のうち３頭が12、13、14着に敗退（14頭立てだったので前に行った馬が下からワンツースリー）。その中で本馬は外目３番手を追走し、最後までしぶとく粘って２着に好走。かけ値なしに強い競馬で、終始インベタで完璧な騎乗に助けられた勝ち馬ステッペンウルフより強かったのは間違いない。
今回は逃げるのがハナズボンダイのみで、ペースはスロー～ミドルで流れそう。本馬は外目２番手の絶好位に収まるはずで（隣にハナズボンダイがいるので、森騎手はそのハナズボンダイをペースメーカーにして運ぶだろう）、前走京浜盃とは一転して展開の恩恵を受けるのではないか。
先頭に立つとソラを使う面があり、陣営も森騎手もコメントしているように気性がネックではあるが、森騎手もコンビ３戦目。上手くコンタクトが取れると信じたい。大型馬の叩き２戦目で上積みもあるはずだ。
相手はミューチャリーの能力を信頼したい
前走雲取賞ではまさかの２着に敗れたが、勝ち馬ヒカリオーソとのコース取りの差を考えれば、決して悲観する内容ではなく、むしろ改めて能力の高さを示した一戦だった。今の大井はあそこまで極端なバイアスが出ておらず、能力が反映されやすい馬場。鎌倉記念の異次元の強さをここでも出せれば、圧勝まであっても不思議ではない。
それでも２番手に留めたのは、近２走の追走力のなさが気になるから。全日本２歳優駿は明確な出遅れだったが、雲取賞はスタート五分に出るも行き脚がつかず。中より外目の枠を引けたのはプラスだが、自分でレースを作れない弱みはあり、またここでも負けて強しの２着に終わるかもしれない。個人的には応援したいが、単勝１倍台まで支持されるなら弱点に目を向けるべきか。
最大の惑星はおそらくアエノエンペラーだろう
２歳時はそこまで目立つ存在ではなかったが、１戦毎にパフォーマンスを上げており、今年初戦の若獅子特別でステッペンウルフの２着に好走すると、続くクラシックトライアルでは１頭だけやや抜けた上りをマークして完勝。一気に本格化する傾向のあるロベルト系らしく、ここに来てメキメキと力をつけている。しかも父フリオーソ。大井の外回りはベスト条件だろう。
クラシックトライアル勝ち馬も17年ブラウンレガートが京浜盃３着、18年モジアナフレイバーが京浜盃４着と健闘している。展開重視で評価を３番手にしたが、一気に世代の頂点に立っても不思議ではない。
ホワイトヘッドは前走京浜盃で上がり最速をマークして３着に好走。展開が向いたのは間違いないが、北海道２歳優駿以来の実戦、しかも馬体重が＋20キロであそこまで走れたのは素直に評価していいだろう。今回は叩き２戦目。もう一段上のパフォーマンスを見せてくるかもしれない。
ステッペンウルフは前走京浜盃で本命に推したが、正直上手く行き過ぎた感。レースセンスに溢れているので、「上手く行くことが多い」タイプではあるのだが、当時の２着ウィンターフェル、３着ホワイトヘッドがひと叩きされた効果が見込める一方、本馬は前走以上の上昇がなさそう。鞍上のひと工夫がないと上位進出は難しいのではないか。
ジョーパイロライトは思い切って前付けすれば不気味。前走京浜盃は直線でやや窮屈になるシーンがあり、体勢的にもやや厳しかった。外目３、４番手でストレスなく運べれば、もう一段上のパフォーマンスを見せられるだろう。
シビックヴァーゴは前走京浜盃で早めに動いて６着に健闘。ハイセイコー記念以来の実戦だったことを考えると、レース内容は決して悪くない。母系はダートの活躍馬が多いスカーレット一族。血統的なポテンシャルは高い。
最後にカジノフォンテン。大型馬らしくエンジンのかかりが遅く、非常に乗り難しいが、能力はここでも通用するはず。揉まれていいタイプではないので、１枠２番はマイナスだが、好位の２、３番手で運び、直線でスッと外に持ち出せるなら馬券圏内に食い込むチャンスはあるか。
羽田盃2019の印
◎⑥ウィンターフェル
〇⑩ミューチャリー
▲⑦アエノエンペラー
△⑯ホワイトヘッド
△⑫ステッペンウルフ
△⑮ジョーパイロライト
×⑨シビックヴァーゴ
×②カジノフォンテン
羽田盃2019の予想ファイル
羽田盃2019の買い目
ここはシンプルに京浜盃で一番強い競馬をしたウィンターフェルと雲取賞で一番強い競馬をしたミューチャリーから入ります。１、２番人気ですが、どちらも堅実に走ってくると見ていますが果たして。
【本線】
３連複：◎ー〇ー▲△△△××（６点）
３連複でウィンターフェル、ミューチャリーから印を打った馬へ。ステッペンウルフ絡みだけガミる可能性があるので、そこは３連単◎〇→◎〇→ステッペンウルフの２点に置き換えます。相手はあまり強弱をつけずに買う予定なので、シビックヴァーゴ、ジョーパイロライトあたりの突っ込みに期待したいですね。
３連単：◎→〇→▲△△△××（６点）
３連単で１着ウィンターフェル、２着ミューチャリー、３着に印を打った馬が入る組み合わせ。ミューチャリーのアタマも十分にあると思いますが、３連単で１→２番人気の組み合わせを買っても意味がないので、ここは２番人気のウィンターフェルの勝ち切りに期待します。
以上、羽田盃2019の予想でした。
