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箱根駅伝2016の予想です。
箱根駅伝は、例年1月2日、3日に行われる大学の駅伝大会。1920年から続いており、いまや新年の風物詩となっていますよね。昨年も予想しましたが、今年も競馬風に予想していきましょう(ちなみに私は中学~高校時代、陸上部の長距離ランナーでした)。
過去3年の箱根駅伝の結果は…
まずは過去3年の箱根駅伝の結果をまとめてみました。
年/総合順位 | 大学名 | 往路/復路 |
---|---|---|
15年1位 | 青山学院 | 1位/1位 |
15年2位 | 駒澤 | 2位/4位 |
15年3位 | 東洋 | 3位/3位 |
14年1位 | 東洋 | 1位/1位 |
14年2位 | 駒澤 | 2位/2位 |
14年3位 | 日本体育 | 4位/3位 |
13年1位 | 日本体育 | 1位/2位 |
13年2位 | 東洋 | 3位/4位 |
13年3位 | 駒澤 | 9位/1位 |
注目したいのはやはり東洋大学と駒澤大学。
東洋大学は過去3年で【1.1.1.0】。過去5年で見ても【2.2.1.0】と抜群の安定感を誇っています。大学のイメージはやや地味ですが、箱根駅伝に限っては知名度も実力もナンバー1です。馬で例えるなら、派手さはないもののレースで結果を残すテイエムオペラオーでしょう。ファンの多い馬ではありませんでしたが、毎回しっかりと走るレースセンスの塊。東洋大学にもそんな匂いがプンプンとします。
ライバル校の駒澤大学は過去3年で【0.2.1.0】。過去5年では【0.3.2.0】とこちらも複勝率100%。08年で優勝して以降、勝ち星から遠ざかっていますが、毎年上位争いに加わっています。馬で例えるならメイショウドトウでしょうか。G1では【1.5.1.2】。あと一歩のレースが多かった馬ですが、テイエムオペラオー以外にはなかなか先着を許しませんでした。駒澤大学も東洋大学以外のチームにはなかなか負けません。
2015年の出雲駅伝と全日本大学駅伝対抗選手権大会の結果は?
続いて大学三大駅伝の2つ出雲駅伝と全日本大学駅伝対校選手権大会の結果(2015年)を振り返ってみましょう。
出雲駅伝(2015/10/12)
1位青山学院大学
2位山梨学院大学
3位駒澤大学
全日本大学駅伝対校選手権大会(2015/11/1)
1位東洋大学
2位青山学院大学
3位駒澤大学
青山学院大学は出雲駅伝1位→全日本2位と安定した成績。昨年の箱根駅伝はダークホース的存在で優勝しましたが、ここ1年間でさらに力をつけてきた印象ですね。今年の箱根駅伝も上位争い必至でしょう。
一方、東洋大学は出雲4位→全日本1位。ひと叩きされて調子を上げてきたんでしょうね。勝ち方を知り尽くしている大学なだけに、昨年のリベンジを虎視眈々と狙っていそうです。
駒澤大学は出雲3位→全日本3位。最近は詰めの甘さが目立つ同校。2016年の箱根駅伝でも優勝候補の一校として挙げられるかと思いますが、個人的にアタマ(優勝)で来るイメージが湧かない大学ですね。
箱根駅伝2016の予想印を公開!
◎青山学院大学
○東洋大学
△山梨学院大学
△日本大学
△早稲田大学
本命は青山学院大学にしました。ギャンブル的には「後追い」になりますが、それでも過去の実績がないので、人気は少し抑制気味になりそう。直近の成績を見ても、今年の箱根も間違いなく有力でしょう。三代目「山の神」といわれている神野選手もいますし、2016年も勝ち負け必至と見ます。
相手は東洋大学。まあ逆らう要素は少ないですね。過去5年の箱根駅伝で連対を外したのも昨年だけですし、最近の競馬でいうとラブリーデイやホッコータルマエ並みの安定感。今年も上位争い必至でしょう。優勝のチャンスもあると思います。
問題は3番手ですね。3連複は青山学院大学ー東洋大学ー駒澤大学でバカ売れしそう。おそらく2~3倍くらいのオッズでしょうね。ただここで過去の成績から
東洋大学と駒澤大学のワイドは堅い!
そう思った競馬ファンの方は、ゆたぽんの馬券生活協同組合へのご加入をお待ちしております(笑)。このガチガチのワイドに大きく張ったり、3連複の2頭軸にするのは、間違いなく負け組への第一歩です。
正直、東洋大学に逆らう余地はありません。ただ駒澤大学は明らかにピークを過ぎた気がしますし、前哨戦も出雲3位→全日本3位。崩れていないといえば崩れていませんが、そろそろ馬券圏外(4位以下)に敗れるんじゃないでしょうか。
よく未勝利戦で2、3着続きの馬がいますが、あの手のタイプは馬券的に軽視するべきです。それは「グリグリなのに詰めの甘い馬」は期待値が非常に低いから。誰もが3着以内に入ると思うわけですが、実際はなかなか勝ち切れない。非常に危険なタイプです。
嫌うならやはり駒澤大学。ここは予想家として「駒澤大学が飛び、伏兵が1校突っ込んでくるパターン」に賭けます。
そこで3番手に山梨学院大学を挙げます。エースと言われているオムワンバ選手は過去2年、不運にも出場できず。今年は参戦できるみたいで、外国人選手の力で順位を一気に押し上げる可能性はありそうです。相撲も競馬も外国人の勢いは止められませんし、駅伝でも外国人パワーに期待します。
あとは予選会トップの日本大学、昨年私の本命だった早稲田大学を抑えておきたいと思います。青山学院大学→東洋大学の馬単1点、3連複2頭軸流し3点で勝負!