船橋記念2023の予想です。

船橋記念2023の出走馬は、キモンルビー、コパノフィーリング、ブンロート、カプリフレイバーなど12頭。船橋競馬場1000mで行われるSIII戦です。このレースは勝負度D(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★☆☆)を予定しています。

※メルマガ読者の方は月曜日に配信した「先週の重賞回顧」内にパスワードが掲載されています。

船橋記念2023の予想です

船橋記念の特徴と言えば、なんと言っても「リピーター色が強い」ことだろう。

12~15年にはナイキマドリードが4連覇の偉業を成し遂げ、18、19年にはアピア、20、21年にはキャンドルグラスが2連覇を達成。同レースで好走した馬が一度だけではなく、二度三度と繰り返して好走する傾向にある。

今年は前年の覇者・キモンルビーが中心的な存在。昨年の船橋記念以降、勝ち切れないレースが続いているが、1年ぶりの勝利、そして同レースの連覇はあるのだろうか。早速、占っていきたい。本命は重賞初制覇に期待して…

ここより下は有料記事です(200円です)。

noteよりユーザー名、パスワードをご購入して頂ければ、閲覧できます(新規の方はnoteへの登録が必要です)。

レースが終わったので無料公開しています。

明け4歳のティアラフォーカスを狙ってみたい

これまでワンターンのダート1400m以下ではスタートで致命的な出遅れがあった優駿スプリントを除けば、【5.2.0.0】と底を見せていない馬。これまで他地区に遠征したことがなく、船橋1000mに対応できるかはひとつのカギも、540キロ前後の大型馬にとって12頭立ての大外枠を引けたのはプラスだろう。形の上では格上挑戦になるが、昨年のアフター5スター賞では3歳のプライルードが2着カプリフレイバー以下に完勝。優駿スプリントは出遅れて結果が出なかったものの、優駿スプリントトライアルで負かした2、3着馬が次走優駿スプリントで2、3着に好走しており、ポテンシャルは古馬スプリント重賞を制したプライルードにもヒケを取らないのではないか。前走カプリコーン賞は直線で抜群の手応えも追われてからの伸びがひと息だったので、一気に走れる1000mは向いている可能性がある。

相手はキモンルビーが堅実駆けだろう

これまで船橋1200m以下で【11.3.0.0】と無類の安定感を見せている馬。敗戦を喫したのがすべて昨年の船橋記念以降なのは気になるものの、習志野きらっとスプリントではゴール前でギシギシの末脚に屈するもほぼ勝ちに等しい2着。前走カムイユカスプリントもJRAのオープンクラスから転入してきたボンボンショコラに敗れただけで、近走のパフォーマンスが落ちているわけではない。1枠1番はやや試練ではあるが、同コースでの安定感を考えると、ここも大崩れなく走ってくるのではないか。

3番手にはコパノフィーリングを挙げたい

昨年の船橋記念では3着に終わったものの、2番ゲートでやや遅れる形になった上、直線で外を回った分の敗戦。次走川崎スパーキングスプリントではキモンルビーより前で運ぶと、そのまま押し切り勝ちを決めており、能力的にはキモンルビーとほぼ互角と見ていいだろう。このメンバーなら能力、適性ともに上位。評価を下げる理由は何も見当たらない。

ブンロートはワンパンチ足りないイメージがあるものの、堅実な走りを続けており、昨年の習志野きらっとスプリントではカプリフレイバー、コパノフィーリングらに先着を果たしての3着。脚質的に勝ち切るイメージは沸かないものの、堅実には走ってくるだろう。

コウギョウブライトは前走柿生スプリントの敗戦が不可解も、2走前の宮前スプリントではコパノフィーリングを下して勝利。昨年の川崎スパーキングスプリントも叩き2戦目で変わり身を見せたので、前走からの上積みがあれば、侮れない。

最後にマッドシェリー。2ヶ月近く騎乗していない鞍上の神尾騎手はさすがに不安だが、2走前の柿生スプリントでは勝ち馬コパノフィーリングから0.2秒差の2着に好走。今回は当時より斤量差が広がるので、スタートを決めてハナか番手に収まれば、粘り込んでも不思議ではないか。

船橋記念2023の印です

◎⑫ティアラフォーカス
○①キモンルビー
▲⑤コパノフィーリング
△⑧ブンロート
△③コウギョウブライト
△⑥マッドシェリー

2番キャッスルトップ…ジャパンダートダービーを制して以降、様々な条件を使われているが、復活の兆しが見えず。2走前の船橋1000mで行われたカムイユカスプリントでは勝ち馬ボンボンショコラから1.6秒差の7着。ここも苦戦必至だろう。

4番ミゲル…近2走はA2で苦戦が続いている状態。クラシック以降、成長が止まっており、ここで好走するイメージが湧かない。

7番ナガタブラック…3歳時に優駿スプリントを制すも、古馬になってから成長が止まってしまった。B1、B2で苦戦が続いており、さすがに厳しいだろう。

9番ビヨンドボーダーズ…2、3走前に船橋の短距離戦でブンロート、キモンルビーに完敗。このメンバーでは荷が重いのでは。

10番カプリフレイバー…船橋記念は3年連続の出走で、過去2回は21年3着、22年2着。実績のあるレースだが、近3走は短距離のオープンで苦戦が続いている。前走カムイユカスプリントでは番手からあっさりと失速。近走の淡白な走りを見るとなかなか買いづらい。笹川騎手へのスイッチは不気味だが…

11番モズアンビリバボー…毎回、終いは確実に伸びてくるが、4~6走前の船橋1200mでの走りを見る限り、ここでも掲示板までが精いっぱいなのでは。

船橋記念2023の買い目です

ここは◎ティアラフォーカスから相手に○キモンルビー▲コパノフィーリングを置いて勝負します。

【参考買い目】

3連複:◎ー○▲ー○▲△△△(7点)

3連複で1列目にティアラフォーカス、2列目にキモンルビー、コパノフィーリング、3列目に印を打った馬へ(ワイド2点でもOK)。本線は2列目がキモンルビー、3列目がコウギョウブライトまでです。

以上、船橋記念2023の予想でした。