【船橋記念2017予想】船橋1000mのSIII戦です
@h_r_p_studio さんの写真。)

船橋記念2017(船橋)の予想です。

船橋記念2017の出走馬は、フラットライナーズ、イセノラヴィソン、シンキングマシーン、アルゴリズムなど14頭。船橋競馬場1000mで行われるSIII戦。このレースは勝負度D(自信度★★★☆☆ 妙味度★★☆☆☆)を予定しています。あまり買いたいレースではないですね(苦笑)

新年一発目の報知オールスターカップは、

1着◎ケイアイレオーネ(1番人気)
2着△クラージュドール(4番人気)
3着△タイムズアロー(2番人気)

という結果。直線は期待した○ミッキーヘネシー(10番人気)が猛然と追い込んできましたが、わずかに届かず5着でした。ちなみに騎乗していた瀧川騎手は1/1~1/6の12回川崎で初の開催リーディング。馬上での豪快なアクションは見ていて惚れ惚れするものがあり、個人的にいまの南関東で最も好きな騎手です。

予想と見解です

船橋記念のポイントはとにかく外枠が強いこと。過去3年の3着以内馬を見ていくと、

●16年
1着イセノラヴィソン(3枠3番)
2着アルゴリズム(8枠9番
3着ワールドエンド(4枠4番)

●15年
1着ナイキマドリード(7枠11番
2着マスターエクレール(3枠4番)
3着ピエールタイガー(8枠14番

●14年
1着ナイキマドリード(1枠1番)
2着エーシンジェイワン(7枠10番
3着リコーシルエット(8枠12番

と毎年8枠が馬券に絡んでいる(7枠も3年中2年で馬券圏内)。

外枠がこれだけ強いのはひとえにレース運びがしやすいから。同コースでは逃げ、先行馬が圧倒的に有利だが、内枠に入ると外枠から先行策を取る馬にプレッシャーを受けるので、引くに引けないような展開になりがち。その分、前半に体力を消耗してしまい、直線で捕まるケースが多い。

過去の船橋記念を見ても、4コーナーまでは好位で脚を溜めて直線でさらに脚を伸ばせるようなタイプがよく勝っている。ポジションが前過ぎても後ろ過ぎても勝ち切れないレースだ。それでは予想にいきましょう。本命は…

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フラットライナーズ

カペラステークスのレース回顧では「芝スタートで行き脚がつかず。前々で運んでナンボのタイプなので、今回は参考外の一戦と捉えていい。1000m以下でスピードを生かす競馬が一番合っている。船橋記念は巻き返し濃厚だろう。」と記した通り、ここは巻き返しの番だろう。

なにより同舞台で行われた2走前の習志野きらっとスプリントの内容が逸脱。直線入り口でアドマイヤサガスに馬なりで並びかけながら、最後まで抜かせずに振り切って勝利。いかにもシニスターミニスター産駒っぽく、スピードの持続力がウリで、船橋1000mは絶好の舞台なのだろう。スタートがそこまで速くないので、2枠2番は嫌な予感も少しするが、3走前のスパーキングスプリントを見る限り、砂を被っても力を出し切れるはずだ。

相手はイセノラヴィソン

昨年の勝ち馬でこの舞台では大崩れなく走っている。前走カムイユカラスプリントは着差こそ僅かも、掲示板に入った5頭の4コーナーの通過順を見ると、

1着イセノラヴィソン(2番手)
2着シンキングマシーン(12番手)
3着カベルネフラン(6番手)
4着クラトイトイトイ(9番手)
5着オウマタイム(10番手)

で4コーナー5番手以内で粘り込んだのは本馬のみ。しかも早めに抜け出して押し切ったのだから、着差以上に強い競馬と見たほうがいいだろう。引き続き同斤量なら今年も好勝負できるはずだ。

3番手はシンキングマシーン

カムイユカラスプリントは展開が向いたとはいえ、上りはダントツの35.5秒。コーナーをもう少しタイトに回れていれば、確実に差し切っていたはずで、イセノラヴィソンとの能力差はないと見ていいい。ただ前走のレース映像を見れば、誰しもがシンキングマシーンのほうを買いたくなるはずで、実際に前日オッズでもイセノラヴィソンとシンキングマシーンのオッズ差がないことを考えると、後方一辺倒のリスクを懸念したくなる。

ラクテは能力上位だが、力を出せるかがカギ。本馬は典型的なワイルドラッシュ産駒で、被されたらからっきしダメなタイプ。3枠3番だと被される可能性のほうが高く、力を出し切れずに終わるかもしれない。ただ前走で大敗したためか、明らかに過小評価されており、あえてスムーズに運べるほうに賭けるのもアリかもしれない。

アルゴリズムは一時期の勢いが明らかになくなっているが、3走前の習志野きらっとスプリントは直線で前が詰まってしまい、まともに追えなかった。それで6着イセノラヴィソンから0.2秒差ならスムーズに運べれば、着順が入れ替わってもいい。

ケイアイユニコーンはどこまで通用するか未知数も、習志野きらっとスプリントでは道営から遠征してきたクリーンエコロジーが5着。同馬とクリーンエコロジーはそれほど能力差がないことを考えると、通用しても不思議ではないか。

以下、斤量差あれば通用しそうなブラックレッグ、JRAでは末脚堅実だったヤマチョウフェア、スタート力はあるマリカまで挙げておきたい。

印はコチラ

◎②フラットライナーズ
○⑥イセノラヴィソン
▲⑫シンキングマシーン
△③ラクテ
△④アルゴリズム
△⑤ケイアイユニコーン
×⑧ブラックレッグ
×⑪ヤマチョウフェア
×⑬マリカ

船橋記念の予想ファイルはコチラ

買い目はコチラ

ここは印上位が1、2、3番人気なので、正直あまり買いたいレースではありません。イセノラヴィソンはレースセンスがあるので大崩れしないと見ているので、シンキングマシーンが不発に終わってくれるといいのですが。いずれにせよ遊び程度に買います。

【本線】

3連単:2→6→3、4、5、8、11、12、13、14(8点)

3連単で1着フラットライナーズ、2着イセノラヴィソン、3着に印を打った馬+ムービングライトを加えた組み合わせ。事実上、馬単1点ですが、シンキングマシーンの差し損ねに期待して3連単で手広く買ってみます。

【抑え】

3連単:2→3→6(1点)

3連単で1着フラットライナーズ、2着ラクテ、3着イセノラヴィソンの組み合わせ。ラクテはスムーズにさえいけば、イセノラヴィソンに先着しても不思議ではないので、ラクテの2着だけは抑えておきます(ただスタートが速くないので90%くらいの確率で被されて何もできずに終わりそう)。

以上、船橋記念2017の予想でした。