府中牝馬ステークス2024の予想です。

府中牝馬ステークス2024の出走馬は、マスクトディーヴァ、ブレイディヴェーグ、ハーパー、モリアーナ、コスタボニータ、フィアスプライドなど15頭。東京芝1800mで行われる牝馬限定のG2戦です。

10月14日(月)の予想(府中牝馬ステークス、信越ステークスほか)はこちらから

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府中牝馬ステークス2024の予想です

府中牝馬ステークスは、エリザベス女王杯の前哨戦的な位置付けのレース。昨年は1番人気のディヴィーナが勝利するも、2着に4番人気のルージュエヴァイユ、3着に10番人気のライラックが入り、3連複131.5倍の高配当だった。例年、一筋縄ではいかない傾向が強いものの、今年は能力差がハッキリしており、上位勢の取捨がカギを握るレースになるのではないか。

本命は人気でもマスクトディーヴァを信頼する

前走ヴィクトリアマイルはラスト2ハロン付近で追い出しを開始したところ、前が塞がってしまい、鞍上が手綱を引く致命的な不利。そこから進路を内に切り返し、3着まで追い上げたが、スムーズなら本馬が勝利していたようなレースだった。これまで芝1800mで2戦2勝。東京芝1800mは条件的にドンピシャのはずで、ここは相手関係を考えても、勝ち負け必至と見ていい。

相手にはフィアスプライドを狙いたい

今年のヴィクトリアマイルでは淀みのない流れの中、正攻法の競馬で3着に好走。前走安田記念ではラスト1ハロン付近で先頭に並びかけるシーンを作っており、着順以上に見どころのある走りだった。春2戦で見せた走りを考えれば、ここは馬券圏内に加わってくるのではないか。マスクトディーヴァと斤量1キロ差があれば、展開ひとつで本馬が先着しても不思議ではない。

3番手は能力最上位のブレイディヴェーグ

昨年のローズステークスでは勝ち馬マスクトディーヴァから0.2秒差の2着に好走し、次走エリザベス女王杯ではパフォーマンスをさらに上げて勝利。ポテンシャルはマスクトディーヴァにヒケを取らないが、約11ヶ月ぶりの実戦なだけに多少の割り引きは必要だろう。

コスタボニータは前走小倉記念がハイペースで飛ばしたテーオーシリウス(11着)を追いかけて2着と中身の濃い競馬。これまで4コーナー4番手以内なら【4.2.1.2】と高確率で馬券に絡んでおり、ここも前々で流れに乗れれば、展開ひとつで粘り込みがあるのではないか。

モリアーナは2走前のヴィクトリアマイルで2着フィアスプライドから0.3秒差の7着と着順ほど負けていなかった。前走クイーンステークスは案外の結果も、ヴィクトリアマイルだけ走れば、馬券圏内に届いていい。

フィールシンパシーは2走前の福島牝馬ステークスで勝ち馬コスタボニータからタイム差なしの2着。ここは同型・コンクシェルとの兼ね合いがカギも、リズム良く2番手で運べれば、粘り込みがあるかもしれない。前走ヴィクトリアマイルは展開が厳し過ぎた。

コンクシェルは2走前のヴィクトリアマイルで13着に終わるも、差し、追い込み勢が台頭する流れになってしまい、負けるべくして負けた一戦だった。4走前の東京芝1800mで行われた初音特別が後続を寄せ付けずの完勝。同コースへの適性は高そうで、マイペースの逃げを打てれば、粘り込みがあってもいいのではないか。

シンティレーションは前走新潟日報賞で素質馬・トロヴァトーレを下して勝利。当時、負かした2着トロヴァトーレ、4着ケイアイセナ、10着ペイシャフラワー、11着ギャラクシーナイトは次走3勝クラスを勝ち上がっており、ハイレベル戦でもあった。ロードカナロア産駒らしい晩成型のイメージ。昇級初戦でも侮らない方がいいだろう。

府中牝馬ステークス2024の印です

◎⑥マスクトディーヴァ
〇⑦フィアスプライド
▲⑤ブレイディヴェーグ
△⑧コスタボニータ
△④モリアーナ
△⑨フィールシンパシー
×⑫コンクシェル
×⑩シンティレーション

以上、府中牝馬ステークス2024の予想でした。