府中牝馬ステークス2022の予想です。

府中牝馬ステークス2022の出走馬は、ソダシ、アンドヴァラナウト、アカイイト、サトノセシル、シャドウディーヴァなど15頭。東京芝1800mで行われる牝馬限定のG2戦です。

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府中牝馬ステークス2022の予想です

先週の毎日王冠ではサリオスが1分44秒1のコースレコードで勝利。今週末は天気がやや心配されたが、土曜日までは持ちそうで、府中牝馬ステークスも毎日王冠に続いて高速決着になると見ていいだろう。直線でいかに速い上りを繰り出せるかどうかが明暗を分けそうだ。

本命はラヴユーライヴを狙ってみたい

前走ケフェウスステークスは相手関係を考えると、取りこぼしてはいけない一戦だったが、前が残る展開の中、外から1頭だけ抜けた上りをマークしており、展開に泣かされたと解釈していいか。2走前のクイーンステークスでは上り最速の脚を繰り出して勝ち馬テルツェットから0.3秒差の6着に健闘。牝馬限定重賞なら条件ひとつで通用するだけのポテンシャルを秘めていると言っていいだろう。きょうだいにリアルスティール(国内の重賞2勝は東京芝1800mの共同通信杯と毎日王冠)、プロディガルサン(東京スポーツ杯2歳ステークス2着)らがいる血統。東京芝1800mは初めてになるが、舞台適性は高いはずだ。ガシガシと追う坂井瑠星騎手よりもあたりの柔らかい戸崎騎手の方が合いそうな気もする。

相手は本命に推すかも迷ったシャドウディーヴァ

言わずと知れた東京巧者で、東京芝でG1を除くと【2.5.3.2】とほとんど崩れていない馬。馬券圏外に敗れたのはどちらも馬場が悪化していたエプソムカップで、同レースを除けば、すべてのレースで3着以内に入っている。東京芝1800mでの時計勝負、決め手比べに強いのは昨年の府中牝馬ステークスで証明しており、今年は昨年と比べて斤量1キロ増ではあるものの、走ってくる可能性が高いのではないか。北村友一騎手とは手が合うタイプだろう。

3番手はアブレイズが侮れない

本質的にタフな持久力勝負でこそのタイプに見えるが、前走ヴィクトリアマイルではシャドウディーヴァ、テルツェットと並んで上り最速タイをマーク。昨年の東京芝1800mで行われたメイステークスでも上り最速タイの脚を繰り出して勝利しており、東京芝の決め手比べは意外と合うのかもしれない。昨年の府中牝馬ステークスでは13着に終ったが、過去最高の馬体重での出走が敗因だったのかも。前走並みの馬体重で出走できれば、昨年以上のパフォーマンスを見せてもいいはずだ。

ソダシは能力最上位も、決め手比べで力を発揮できるかがやや疑問。時計の速い決着だったヴィクトリアマイルは淀みのない流れになったのが功を奏した。再度、ローザノワールが淀みのないラップを刻んでくれれば、本馬にとっては好都合だが、ペース次第では取りこぼす可能性が十分にあるのではないか。

アンドヴァラナウトは今年に入ってからの3戦が物足りないものの、1ハロンの距離延長はプラスと見て良さそう。古馬になってから切れる脚を使えなくなっているが、持久力が問われるレース展開になれば、浮上の余地はあるだろう。

イズジョーノキセキは前走垂水ステークスで3勝クラスを勝利したばかりも、昨年のエリザベス女王杯で5着に健闘している馬。相対的に速い上りを繰り出せるので、ヨーイドンの競馬になれば、上位進出が見えてくるかもしれない。芝1800mは【3.2.1.2】と最も相性がいい。

サトノセシルは前走クイーンステークスで本命に推したが、持久力勝負でこそのタイプなので、極端に速い上りが求められると苦しくなるかもしれない。それでも東京コース自体は【0.2.0.1】と走っており、相性自体は決して悪くないはず。

最後にアカイイト。タフな展開、馬場だった昨年のエリザベス女王杯を制したように、持久力が問われる条件でこそ真価を発揮するタイプ。現状の馬場だと好走するイメージは湧きにくいが、前が飛ばしてタフな展開になれば、出番があってもいいか。

府中牝馬ステークス2022の印です

◎⑦ラヴユーライヴ
〇⑭シャドウディーヴァ
▲⑨アブレイズ
△②ソダシ
△①アンドヴァラナウト
△⑥イズジョーノキセキ
×⑩サトノセシル
×⑮アカイイト

以上、府中牝馬ステークス2022の予想でした。