フローラステークス2025の予想です。
フローラステークス2025の出走馬は、ヴァルキリーバース、ブラックルビー、ゴーソーファー、エストゥペンダ、エンジェルブリーズなど18頭。東京芝2000mで行われる3歳牝馬限定のG2戦です。
4月27日(日)の予想(フローラステークス、マイラーズカップほか)はこちらから
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フローラステークス2025の予想です
青葉賞が末脚比べになりやすいのに対し、フローラステークスは立ち回りが問われやすい傾向。昨年は差し優勢の決着だったが、21~23年は4コーナー4番手以内のワンツー決着だった。今年は上位人気勢に差し、追い込みタイプが多く、ここは伏兵の粘り込みに期待するのが期待値的な観点で正解と言えるだろう。
本命は人気になりにくいキャラのティラトーレ
3走前のフェアリーステークスは前後半の800mが45.5-47.3のハイペースの中、2番手追走から4コーナーで先頭に立っての粘り込み。3着エストゥペンダ、4着マイスターヴェルクともに展開に乗じて追い込んでおり、着順通りに評価していい内容だった。前走クイーンカップはやや期待ハズレの結果も、外目3番手追走からのちの桜花賞馬エンブロイダリーを追いかけての失速。一般的に格上の馬を追いかけると能力以下のパフォーマンスに終わることがしばしばあるので、あまり悲観する必要はないだろう。芝1600m以下のレース中心に使われているものの、近親には大阪杯連覇のべラジオオペラ、菊花賞勝ち馬のエアシャカールら。血統的には2000mまでなら守備範囲と捉えていいのではないか。新馬、クロッカスステークスともに内枠から脚を溜めて終いに伸びていたので、似たようなレース運びに期待したい。
相手も内、前で立ち回れるロートホルン
デビュー2戦目の東京芝1800mで行われた未勝利が逃げてラスト3ハロンを11.5-11.4-11.6とほとんど減速せずに押し切っており、見た目通りに強いパフォーマンスだった。前走クイーンカップでは後続勢に捕まってしまったが、のちの桜花賞馬エンブロイダリーにマークされて早めに交わされてしまい、ティラトーレ同様に厳しい展開だったのは確かだろう。血統的にもマイルのスピード勝負より中距離で持続力を生かしてこそ。東京芝2000m替わりの今回は再び高いパフォーマンスを見せてくれるのではないか。外のルクスジニアとの兼ね合いはカギも、枠順の並びから本馬が行き切れるはずだ。
3番手は外枠でも先行策を打てるルクスジニア
未勝利を勝ち上がるまでに時間を要したが、ここに来て未勝利→君子蘭賞と逃げて2連勝。前走君子蘭賞は前半1000m通過59.5秒の淀みのないペースで飛ばしており、決してフロックではないだろう。今回は内にロートホルンがいるので、控える形になりそうだが、これまでの走りから逃げ一辺倒ではないはず。不安は馬体重。新馬戦から馬体重が減少傾向なので、関東圏への遠征でこれ以上減らさないで出走できるかがカギ。
エンジェルブリーズは初出走だった中山芝1800mで行われた牡馬混合の未勝利で初勝利。2~4着馬はその後に未勝利を勝ち上がっており、明らかにハイレベル戦だったと評価していいだろう。前走は大外の16番ゲートで折り合いをやや欠きながらの追走だったことを考えると、内枠で前に壁を作れそうな今回はさらなる上積みがあってもいいのではないか。枠順の並び的に逃げるロートホルンの真後ろを取れてもいい。
ハギノピアチェーレは前走フラワーカップが後方追走から直線で進路を切りながらの追い上げ。エンジンがかかったのはラスト1ハロンを切ってからで脚を余しての敗戦だった。京都芝1800mで行われた新馬では2番手追走からの押し切り勝ち。枠順の分、評価を下げたが、外からでもポジションを取れるならパフォーマンスを上げてくるかもしれない。
マイスターヴェルクは前走フェアリーステークスで4着に敗れるも、1番ゲートで馬群の後ろに押し込められるような展開になってしまい、やや消化不良の競馬だった。牝馬ながら馬格があるタイプなので、未勝利勝ちを果たした新潟芝1600mのように伸び伸びと走れるコースの方が合っている。東京芝2000mは条件的に良さそうで、内のルクスジニアについていくようなレース運びができるなら面白いだろう。
フローラステークス2025の印です
◎⑥ティラトーレ
〇②ロートホルン
▲⑬ルクスジニア
△④エンジェルブリーズ
△⑰ハギノピアチェーレ<次走注目>
△⑭マイスターヴェルク
以上、フローラステークス2025の予想でした。