フェアリーステークス2022の予想です。

フェアリーステークス2022の出走馬は、エリカヴィータ、スターズオンアース、エバーシャドネー、スクルトゥーラ、ライラック、スピードグラマーなど16頭。中山芝1600mで行われる3歳牝馬限定のG3戦です。

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フェアリーステークス2022の予想です

フェアリーステークスは毎年、低レベルな一戦になりやすく、今年も先々の大舞台に繋がるか怪しい顔ぶれ。昨年は新馬、未勝利勝ち直後の3頭が1~3着に入り、3連複243倍で波乱の決着。今年も新馬、未勝利組で盲点になりそうな馬が波乱を呼び起こすのではないか。

本命はスピードグラマーの逃走劇がありそうだ

未勝利を勝ち上がるまでに4戦を要したものの、3走前には京王杯スプリングカップで5着に健闘したレッツリブオンとタイム差なしの競馬をしている馬。前走未勝利は時計的に地味だが、関西の牡馬相手に正攻法の競馬で押し切っており、決して舐められたパフォーマンスではなかった。スタートセンスが良く、トリッキーな中山1600mは合いそう。このメンバーならスッとハナ主張が叶っても不思議ではなく、展開を味方につけられそうなのも魅力。管理するのは定年間近の藤沢厩舎。2日連続での重賞勝ちというドラマに期待したい。

相手はすでに一定の能力を示しているスターズオンアース

前走赤松賞では勝ち馬ナミュールから0.5秒差の3着に好走。ナミュールは次走阪神ジュベナイルフィリーズでスムーズさを欠きながら4着に健闘しており、負けた相手が悪かった。6着コムストックロード、8着ピンクマクフィーは次走つわぶき賞でワンツーフィニッシュを決めており、赤松賞自体のレースレベルも高かったと判断していいだろう。今回は重賞になるが、前走と比べてもメンバーレベルは大差なく、引き続き上位争いに加わってきてもいい。

3番手はスプリットザシーの変わり身が怖い

前走朝日杯フューチュリティステークスはやや無謀な挑戦だったが、2勝馬のヴィアドロローサ、オタルエバー、カジュフェイスらに先着を果たしており、阪神ジュベナイルフィリーズならそこそこ走れたのでは?と思わせる内容。今回はメンバーレベルがグッと落ちるので、前走並みのパフォーマンスを見せれば、勝ち負けに加わってきてもいいだろう。小柄な牝馬なので馬体重には注意したいところ。

スクルトゥーラは近親にキングストレイル、ハッピーパスらがいる良血馬。東京芝1400mの新馬は前残りの流れを中団から差し切る奥の深さが感じられる内容だった。このメンバーなら素質上位のはずで、有力な1頭なのは間違いないだろう。

エバーシャドネーは阪神芝1600mの新馬を勝ち上がっての挑戦。新馬で2着だったマテンロウオリオンは次走万両賞を制しており、負かした相手を考えても、評価できる一戦だった。能力的には圏内のはずで、あとは鞍上の藤岡佑介騎手が最内枠からどう捌くかだろう。

ライラックは前走京都2歳ステークスが案外も、輸送の影響か大幅な馬体重減もあり、力を発揮できずの敗戦。気性的にやや課題があるので、距離短縮はプラスに働きそうで、関東圏のレースならガラリ一変があってもいい。

ニシノラブウインクは未勝利を勝ち上がるまでに5戦を要したものの、いかにも相手なりに走りそうなタイプ。半姉・ニシノアカツキは同レースで10番人気2着と波乱を呼び起こしており、本馬にも不気味さが漂う。

ビジュノワールは中山芝1600mの新馬で勝利。負かした相手は弱かったかもしれないが、レースセンスが良さそうなタイプ。前々で流れに乗って展開を味方につければ、好走のチャンスがあるかもしれない。

ヴァンルーラーは前走アルテミスステークスが完敗も、今回は前走と比べれば、戦いやすい相手。鞍上も本馬を初勝利に導いた戸崎騎手に戻り、前進があってもいいのではないか。

エリカヴィータは正直、ルメール騎手騎乗で売れ過ぎている印象。エリカヴィータ組のその後の成績は【0.0.0.15】と悲惨な状況で、新馬の勝利はあまり評価できない。それでもレースレベル自体が低いことを考えると、安易に軽視しない方がいいか。

最後にウラカワノキセキ。血統的にダート馬の可能性が高いものの、軽い走りをするタイプで、芝でも走れそうな雰囲気。レース自体のレベルが低いことを考えても、この手の未知なタイプは押さえておいても損はないか。

フェアリーステークス2022の印です

◎⑥スピードグラマー
〇③スターズオンアース
▲⑩スプリットザシー
△⑤スクルトゥーラ
△①エバーシャドネー
△⑧ライラック
×④ニシノラブウインク
×②ビジュノワール
×⑬ヴァンルーラー
×⑨エリカヴィータ
×⑪ウラカワノキセキ

以上、フェアリーステークス2022の予想でした。