【ダイヤモンドステークス2016予想】フェイムゲームの3連覇なるかどうか

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ダイヤモンドステークス2016の予想です。

今年のダイヤモンドステークス2016の出走予定馬は、フェイムゲーム、タンタアレグリア、モンドインテロ、ホッコーブレーヴ、トゥインクルら16頭。東京競馬場芝3400mで行われるG3重賞です。

本命馬はなんとなく穴人気しそうな気がするんですよね。それなら素直にフェイムゲームでいいかもしれません。

予想と見解です

ダイヤモンドステークスはレースの傾向がハッキリしている。それは週半ばにサイトにも書いたが、速い上りを出せる馬が強いこと。過去10年で上り1、2位をマークした馬は【9.6.4.6】(勝率36.0%、連対率60.0%、複勝率76.0%、単回収率153%、複回収率255%)。特に勝ち馬は上り1、2位がほとんどである。

注意したいのは「速い上りを出せる=加速力、瞬発力がある」ではない点。3400mの長距離戦なので上り33秒台の脚とかは必要なく、34~35秒台の脚で最後までしっかりと伸びてこれるかが重要になる。

また意外と上位人気同士での決着が多いのも特徴。特殊条件のハンデ戦だとどうしても軽量の穴馬に目が行きがちになるが、3400m戦のタフなレースゆえ、ポテンシャルがストレートに表れるケースが多い。当初、フェイムゲームから入る予定だったが、大外枠で三浦騎手ではリスクが少し大きそうなので、別の馬から入りたい。

本命はホッコーブレーヴ

オーストラリア遠征はサッパリだったが、レースをよく見れば敗戦も納得。コーフィールドカップは前残り決着の中、後方から大外ぶん回し。メルボルンカップは直線でほかの馬とぶつかる不利があり、大敗も仕方ないレースだった。特にコーフィールドカップは23頭立ての多頭数。毎年のことだが、能力は全く反映されず、ただ運があるかどうかで決着するようなレースといっていい。

天皇賞(春)は14年3着、15年6着と2年連続で健闘。フェイムゲームは14年6着、15年2着だった。2頭の能力はほぼ互角。今回はフェイムゲームと斤量2.5キロ差、鞍上、枠順の差を考えれば、本馬のほうにポジティブな材料がそろっている。フェイムゲームが1番人気に推されるなら、狙うべきは本馬だろう。

相手はファタモルガーナ

ステイヤーズステークスでは崩れたが、長期休養明けと仕掛けが早過ぎたのが敗因。今回は叩き2走目でゆったり運べるので巻き返してくるだろう。立ち回りで勝負するタイプだが、昨年のダイヤモンドステークス2着馬。舞台適性はある。

3番手はフェイムゲーム

同一重賞3連覇は難しいが、特殊条件では達成しやすいのも事実。JRAではエリモハリアーが函館記念(洋芝で適性が出やすい)、地方に目を向けるとナイキマドリードが船橋記念(適性が出やすい船橋1000m)で3連覇を達成している。東京芝3400mのダイヤモンドステークスもかなりの特殊条件。3連覇のハードルは意外と低いかもしれない。ただ鞍上がテン乗りの三浦騎手で大外枠も歓迎とはいえない。ミスさえしなければ好勝負必至だが、そのミスを犯す可能性は少しある。

菊花賞4着タンタアレグリアも有力。年明けに日経新春杯でレーヴミストラル、京都記念でサトノクラウンと4歳勢が勝利しており、本馬の実績を考えてもこのメンバーなら勝ち負けだろう。鞍上も長距離戦が得意な蛯名騎手。普通に立ち回れば、上位争いには食い込んできそうだ。

以下、ステイヤーズステークス組のトゥインクルカムフィーも末脚堅実で確実に追い込んできそう。

穴ならゴッドフロアーが怖い。ステイヤーズステークスは外々を早めに押し上げる苦しい競馬。一気の相手強化であれだけ走るなら、長距離適性があるのだろう。父ハーツクライはダイヤモンドステークスで4年連続連対中。鞍上の井上騎手も東京では穴をあけることが多く、不気味な雰囲気が漂っている。

モンドインテロは父ディープインパクトも母父がロベルト系のブライアンズタイム。一瞬の脚で勝負するタイプではないので、ダイヤモンドステークスでの適性がありそう。鞍上の池添騎手も怖い。

印です

◎②ホッコーブレーヴ
○③ファタモルガーナ
▲⑯フェイムゲーム
△⑦タンタアレグリア
△⑩トゥインクル
△⑮カムフィー
×⑥ゴッドフロアー
×⑪モンドインテロ

以上、ダイヤモンドステークス2016の予想でした。