（@h_r_p_studio さんの写真。）
中日新聞杯2016の予想です。
中日新聞杯2016の出走予定馬は、アルバートドック、バウンスシャッセ、サトノノブレス、ヤマニンボワラクテ、ヒストリカルなど18頭。中京競馬場芝2000mで行われるハンデ。Ｇ３重賞です。
ゴールデンウィークに男３人で旅行に行く予定なのですが、イベントのひとつ広島vs中日戦のチケットを買おうと思ったらすでに売り切れてて、さきほどヤフオクで落札しました。外野指定席で定価2100円なのに３枚で12500円！ただ日程が近づくともっと上がってくるんでしょうね。お得ではないですが、お得だと思っておきます。そういえば、藤田奈々子騎手のサイン入りゴーグルが９万円とかで落札されてましたね…
予想と見解です
『週末の馬場情報』でお伝えした通り、２回中京開催の開幕週は昨年以来のＡコース使用で、逃げ、先行有利の馬場状態。加えて今年の中日新聞杯は逃げ馬不在のメンバー構成。「行った行った」が起こっても不思議ではなく、位置取りだけで結果が決まるレースになるのではないか。
問題はどの馬がハナに行くかだろう。先行策を取りそうな馬にハナを奪いそうな騎手が見つからないが、アングライフェン＆吉田隼人騎手がこの枠なら思い切って行く可能性がありそう。ただどの馬がハナを奪うにせよスローペースの可能性が高く、中心は前々で運べそうな馬から選びたい。
本命はヤマニンボワラクテ。
８枠を引いてしまったが、本馬は瞬時にギアチェンジできるタイプではないので、内でじっと我慢するより外をスムーズに追走できたほうが力を発揮できるタイプ。前走アメリカジョッキークラブカップの敗戦を踏まえれば、鞍上の藤懸騎手もさすがにポジションを取りに行くだろう。中京芝は【2.1.1.0】と相性抜群。とにかくポジションさえ取れれば、かなりの確率で粘り込めると見ている。鞍上にとっては騎手人生を左右する大一番。ぜひ馬の力を信じて強気に乗ってもらいたい。
相手はサトノノブレス。
パーフェクトファイルで能力、騎手、コース適性、展開とすべてＢ以上の評価をつけたように、ここは条件がいかにもそろった感じ。加えて３枠５番の好枠を引き、普通に立ち回れば好勝負必至だろう。近走はやや詰めの甘い面を見せているが、ここはメンバー的に勝ち切っても不思議ではない。
３番手はバウンスシャッセ。
前走愛知杯は後方からのレースになったが、スタート後に少し挟まれてしまい、仕方なく下げた印象。元々は先行策を取っていた馬で、ゲートを五分に出れば、愛知杯のような後方からのレースにはならないだろう。鞍上の田辺騎手の性格を考えても、一転して先行策を取る可能性はありそう。馬の能力はもちろん、鞍上の手腕に期待して上位に評価したい。
４番手はアングライフェン。鞍上の吉田隼人騎手は有馬記念のゴールドアクターから「競馬はやっぱり先行してナンボだな」と思っている節があり、以前よりも先行策が目立つようになった。実際、東京新聞杯では追込脚質のスマートレイアーで奇襲の逃げを打ち、まんまと逃げ切った。アングライフェンはそれなりのポジションを取れる馬なので、スタートが決まれば、スッとハナに行く可能性はありそう。ステイゴールド産駒自身、昇級戦にも強いので、重賞初挑戦でも要注意だろう。
５番手以下は印をつけづらいが、枠とポジションだけで抑えておきたいメドウラーク、差し馬でも人馬ともに馬群を捌けるタイプのショウナンバッハ、松若騎手ならそれなりにポジションを取りに行きそうなアルバートドックまで挙げておきたい。
印です
◎⑯ヤマニンボワラクテ
○⑤サトノノブレス
▲④バウンスシャッセ
△⑥アングライフェン
△③メドウラーク
△⑨ショウナンバッハ
×⑩アルバートドック
以上、中日新聞杯2016の予想でした。
