ブリーダーズゴールドカップ2023の予想です。

ブリーダーズゴールドカップ2023の出走馬は、JRAからカラフルキューブ、パライバトルマリン、グランスラムアスク、テリオスベル、プリティーチャンスが出走。地方勢は、ネーロルチェンテ(北海道)らが迎え撃ちます。門別競馬場2000mで行われる牝馬限定のJpnIII戦です。このレースは勝負度C(自信度★★★★☆ 妙味度★★☆☆☆)を予定しています。

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ブリーダーズゴールドカップ2023の予想です

ブリーダーズゴールドカップは14年から牝馬限定のダートグレード競走として実施。

同レースが牝馬限定戦として行われた14年以降の結果を振り返ると、3連複はほとんど三ケタ配当、3連単も四ケタ配当に収まっており、堅く収まる傾向が強いレースと言える(以下参照)。

◆ブリーダーズゴールドカップの1~3着馬の人気と配当
22年3→2→1番人気 3連複270円 3連単2,140円
21年1→4→3番人気 3連複420円 3連単1,590円
20年2→4→1番人気 3連複670円 3連単4,660円
19年2→1→3番人気 3連複370円 3連単2,050円
18年3→4→1番人気 3連複720円 3連単8,400円
17年6→1→4番人気 3連複2,560円 3連単25,460円
16年1→3→2番人気 3連複220円 3連単790円
15年4→1→2番人気 3連複420円 3連単2,020円
14年2→1→4番人気 3連複260円 3連単2,170円

今年のブリーダーズゴールドカップは地方勢が小粒で、JRA勢5頭の争いになりそう。今年も上位人気勢の取捨がカギを握るレースになるのではないか。それでは予想にいきましょう。本命は…

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プリティーチャンスの巻き返しに期待する

昨年のブリーダーズゴールドカップでは上り最速をマークし、勝ち馬グランブリッジからタイム差なしの2着に好走した馬。近2走は着順の上では大敗しているものの、2走前のマーチステークス、前走マリーンステークスともに4コーナー5番手以内の馬が4頭も掲示板に入る完全な前残り決着で、後方追走の本馬には出番がないレースだった。それでも終いはしっかりと差を詰めていたので、決して調子が落ちているわけではないだろう。今回は実績のある舞台で、事実上の5頭立ての少頭数なら末脚を余すことはなさそうで、ここは巻き返し必至と見ていいはずだ。

相手はテリオスベルが有力だろう

JpnIを除くダートグレードでは【1.4.2.1】(馬券圏外に敗れたのは23年TCK女王盃4着のみ)と無類の強さを誇っており、昨年のブリーダーズゴールドカップではマクリ切れない厳しい展開の中、3着に粘り込み。今年はメンバー的に道中でハナに立つ競馬に持ち込めそうで(スタート後はパライバトルマリンがハナに立つと見ているが、鞍上が戸崎騎手ならテリオスベルの強引な逃げに付き合わないはず)、持ち前のしぶとさを発揮して粘り込むのではないか。

3番手は前走で本命に推したカラフルキューブ

前走ポプラステークスは展開の後押しがあっての勝利も、牡馬混合の3勝クラスを勝ち上がったのは素直に評価していいだろう。牝馬限定のダートグレードは一般的に3勝クラス勝ちがあれば、通用するのが定説なので、このメンバーなら能力的にそん色はないだろう。勝ち切るのは難しくても、馬券圏内ならチャンスは十分にある。

ここは印を絞って馬券で勝負したい一戦だ。

ブリーダーズゴールドカップ2023の印です

◎⑦プリティーチャンス
〇⑥テリオスベル
▲①カラフルキューブ

2番パライバトルマリン…ブリーダーズゴールドカップが牝馬限定戦になった14年以降、JRA所属の3歳馬成績は以下の通り。

21年1着グランブリッジ(関東オークス1着、JRA2勝)
20年3着レーヌブランシュ(関東オークス1着、JRA2勝)
19年3着ラインカリーナ(関東オークス1着、JRA2勝)
18年5着ハービンマオ(関東オークス1着、JRA1勝)
17年2着クイーンマンボ(関東オークス1着、JRA2勝)
16年2着タイニーダンサー(関東オークス1着、ダートグレード3勝)
16年3着ビービーバーレル(JRA2勝、大沼ステークス2着)
15年3着ホワイトフーガ(関東オークス1着、JRA3勝)

通算【1.2.4.1】で、「JRA2勝以上」の条件に絞ると【1.2.4.0】。馬券に絡む確率は極めて高いものの、勝ち切れないのもまた事実。1番人気で勝ち切れるかという視点で考えると、勝ち切れない方に張った方が期待値的には正解なのではないか。ちなみに関東オークスの勝ち時計は時計がかかる馬場だったのもあるが、同レースが2100mに変更された98年以降、最も遅く、レースレベル自体にも疑問が残る。

3番ルージュジャドール…JRA1勝クラスで勝ち切れず、北海道に移籍するも、未だに勝ち星がない。ここは対北海道勢で考えても、優位と言える存在ではない。

4番ウワサノシブコ…前走ノースクイーンカップで2着に入るも、勝ち馬はJRA1勝クラスで勝ち切れなかったレスペディーザ。このメンバーではさすがに荷が重いだろう。

5番グランスラムアスク…初ダートなので未知数ではあるが、一連の走りからダートで良さが出るとは思えず。未知の魅力でそこそこ売れるなら、嫌って妙味なのでは。

8番ネーロルチェンテ…前走ノースクイーンカップではJRA1勝クラスを勝ち切れなかったレスペディーザに完敗。ここはウワサノシブコと地元勢の最先着を争うレースになりそう。

ブリーダーズゴールドカップ2023の買い目です

ここは黒潮盃同様に印上位2頭が堅実駆けと見ているので、その2頭の組み合わせを中心に勝負します。

【参考買い目】

ワイド:◎ー〇(1点)

馬連:◎ー〇(1点)

馬単:◎→〇(1点)

3連複:◎ー〇ー▲(1点)

3連単:◎〇→◎〇→▲(2点)

馬券はワイド中心に馬連、馬単を押さえつつ、ボーナス的に3連複1点、3連単2点を買います。

以上、ブリーダーズゴールドカップ2023の予想でした。