朝日杯フューチュリティステークス2015予想参考でリオンディーズの取捨

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朝日杯フューチュリティステークス2015の予想参考です。

本日は、エアスピネルと人気を分け合いそうなリオンディーズの取捨について考えてみたいと思います。

全日本2歳優駿は現地観戦してきました!予想はレースが終わったので無料公開しています。

◎トロヴァオ(7番人気4着)○アンサンブルライフ(5番人気3着)のワイドがメインの勝負だったのであと一歩でした。JRA勢から入るつもりはなかったですし、狙いどころとしては悪くなかったので仕方ないです。来週は名古屋グランプリ、兵庫ジュニアグランプリとダートグレードが2つあるのでまたご期待ください。

リオンディーズの血統の弱点とは!?

まずはリオンディーズの血統を見ていきましょう。本馬はあの名牝シーザリオの仔。きょうだいには、菊花賞とジャパンカップを制したエピファネイアがいます。父はキングカメハメハ。まあ説明するまでもなく、超良血ですね(笑)。

ただこの血統には明らかな弱点があります。それは体質の弱さ。エピファネイアがまさに順調に使えなかったタイプで、最後も怪我で引退しましたよね。そしてほかのきょうだいを見ても、

クローディオ【1.0.3.5】※現役
ロザリンド【1.0.3.5】
ヴァイオラ【未出走】
トゥエルフスナイト【1.0.0.0】

と明らかにキャリアの浅いまま引退しています。

リオンディーズも息の長い競走生活を送るというより、エピファネイアのように本当に輝けるレースは少ない気がします。

2歳重賞で1戦1勝の人気馬は疑おう

何度も書いていることですが、2歳重賞における1戦1勝の人気馬は基本的に買ってはいけません。

これは「底を見せていない人気馬を買ってはいけない」のと同じで、期待込みのオッズになりやすいからです。

今年の2歳重賞で上記が象徴的に表れたのは東京スポーツ杯2歳ステークスのアグレアーブルでしょうか。

1戦1勝のキャリアながら単勝5.2倍の3番人気。新馬戦も超スローペースで全く評価できず、期待が上乗せされたオッズだったのは明らかでした。

アグレアーブルに限れず、2歳重賞には1戦1勝の人気馬がゴロゴロいます。そしてよく飛びます。データで集計しても期待値は明らかに低いんですよね。リオンディーズもいくら新馬戦のパフォーマンスが派手だったといえ、長期的な視点で考えるなら安易に飛びつかないほうがいいでしょう。

2歳G1における1戦1勝馬の成績は?

上で述べたように結論としては「リオンディーズはあまり買いたくない」わけですが(笑)、2歳G1に1戦1勝で出走した馬の成績が気になったので調べてみました(データはtargetで調べることができる86年以降)。

151216

阪神ジュベナイルフィリーズは複穴なら買えますが、朝日杯フューチュリティステークスは悲惨な成績ですね。

ちなみに朝日杯フューチュリティステークスで馬券に絡んだのは88年4番人気2着スクラムトライ。当時、9頭立てのレースだったので、馬券になりやすい年でした。その後は93年2番人気6着エイシンワシントンなど、苦戦続きです。

そもそも阪神ジュベナイルフィリーズを合わせても勝ち馬は1頭だけ(11年ジョワドヴィーヴル)。

データを盲目的に信用するのは禁物ですが、どうせ人気になるなら積極的に買う理由は何一つないと思います。

朝日杯フューチュリティステークス2015に出走予定のリオンディーズの取捨でした。